そしてこのほど発表された「Graava」は、撮影したビデオのハイライトを抜き出し、ユーザーが指定する長さに自動編集してくれる機能を持つというもの。これを使えば、次々に撮影してすぐに「作品」の鑑賞・シェアが楽しめそうだ。
・動きやGPSを解析
開発の背景には、ビデオ編集は手間がかかるという現実がある。撮影したビデオが長くなればなるほど、コレというシーンを抜き出してつなぎ合わせる、という作業は大変なものになる。
これを自動化してしまったのがGraava。ユーザーは仕上がりの時間を設定するだけで、あとはアプリが映像内の動きや、音、加速度計、GPS、(もし使用していれば)心拍計などのデータを分析し、ハイライトを抽出する。
撮影時に「ここはハイライト」というシーンがわかっていれば「Graava!」と叫ぶと、必ず取り込まれるという機能もある。もちろん、マニュアルで編集することも可能だ。
・連続3時間の撮影可能
もう一つ、Graavaが優れているのは、バッテリー容量が1100ミリアンペアあり、連続3時間撮影できることだろう。
その他の撮影機能は標準的で、動画の場合は1080p/30f、写真だと8メガピクセル。画角は130度となっている。
自転車・バイクのハンドルやヘルメットなどに取り付けて撮影できるというのも他のカメラと変わらない。
つまり、Graavaは「アクションを撮影したいけど編集が苦手」という人のためのカメラ。
すでにサイトで予約受付を開始していて、予定小売価格399ドルのところプレオーダーは249ドルとなっている。興味のある人は要チェックだ。
Graava