クラウドファンディングを行う"場所"となるプラットフォームの数も、ジャンルを問わない総合的なものから地域やビジネス、アートなど特定のジャンルに特化したものなど数十サイトまでにのぼる。
そんな盛り上がってきているクラウドファンディングの分野についに大手新聞社が参入した。今回紹介する「A-port」は朝日新聞が手がける"発信力"に期待の高まるクラウドファンディングサイトだ。
・社内新規事業コンテストからスタート
「A-port」は社内新規事業コンテストからスタートし、昨日満を持してローンチされたサービス。
少しずつ広がってきているとはいえ、"認知度の低さ""発信力の低さ"などはまだまだ課題といえる国内のクラウドファンディング。
そういった課題を解決し、プロジェクトの達成はもちろんクラウドファンディング全体の認知度を広めていくために今回サービスを開始するに至ったという。
・特徴はなんといってもその"発信力"
「A-port」の特徴はなんといっても自社媒体を活かした発信力だ。この点に関して担当者の方に伺ったところ、以下の様な回答を頂いた。
25日朝刊のように全面紙面をつかっての編集特集を組んだり、ソーシャルに力を入れているハフィントンポストで、ブログの形で情報を発信し、多くのユーザーにリーチしていくようにしたいと思っています。他には、With Newsなどにも掲載される可能性はあるかもしれません。
特に紙面を使った特集などは、これまではリーチできなかった層の人達にも情報を届けられる可能性を秘めており非常に興味深い。
その他の基本的なサービスの仕組み自体は従来のものと同様で、クラウドファンディングサイトを見たことがある人には馴染みやすいもの。
クラウドファンディングに挑戦したいけど、自分の発信力に自信がなく躊躇しているという方がいれば、是非チェックしてみて欲しい。
A-port