鍵と一緒にキーホルダーに収まるほどの大きさで、気軽に携帯できる。小型の「GOkey」だが、こう見えて1つで何役もの役割を果たしてくれるのだ。
1つめは、スマートフォンの充電池として使用できる機能。iPhone 5、5s、5c向けのバージョンと、AndroidやWindows Phoneなどに幅広く対応しているmicroUSBバージョンの2つがある。バッテリー充電量は400mAh、およそ2時間分程度しか充電できないため、あくまで臨時バッテリーとして使用するかたちになるが、いざというときのためにあるのとないのとでは安心感が違う。
2つめとしては、スマートフォンをコンピューターなどと接続するケーブルとして使用できること。また、フラッシュメモリーとして用いることもでき、8、16、32GBの容量タイプから選択可能だ。
「GOkey」にはBluetooth通信機能が搭載されているが、3つめはこれを活用した探知機能。よくスマートフォンをどこに置いたか見つからないということがあるが、そのようなときに活躍してくれる。「GOkey」のボタンを押すと、スマートフォンが音を鳴らし、位置を知らせてくれるのだ。逆に、「GOkey」が見つからない場合も、同じように音が鳴って場所を教えてくれるようになっている。
4つめの役割としては、Bluetooth通信を使うことで、スマートフォンのいろいろな機能を作動させるリモコンとして用いることができる。写真や動画を撮影したり、音楽を再生、スキップしたり、電話に出る、あるいは拒否するといったことも思いのまま。
とても便利な機能がぎゅっと詰まった「GOkey」は、現在資金調達プラットフォームIndiegogoでキャンペーンを展開中。すでに目標額4万ドルを大幅に上回る88万ドルの資金を集めている。
GOkey