Amazon.co.jp(以下「Amazon」)は、5年前に発災した東日本大震災に纏わる貴重なアーカイブを「記憶の継承」として、3月10日(木)から特設ページ( http://www.amazon.co.jp/kioku)を開設し、公開開始いたします。
Amazon上で、どなたでも以下のアーカイブを無料でご覧いただけます。
【Audible版】
-「16歳の語り部~インタビュー版~」
本年2月1日に発売された「16歳の語り部」(ポプラ社)の朗読(一部分)と同書の監修を務めた小さな命の意味を考える会代表 佐藤敏郎さんのインタビューです。あの日を学びに変えるために立ち上がった当時小学5年生だった三人の高校生。16歳の今しか伝えられない言葉がここにあります。Amazon上で、どなたでも以下のようなアーカイブを無料でご覧いただけます。
-「卒業式を終えたばかりの学校で ~宮城県山元町山下中学校の元校長先生が語る~」
教え子が犠牲となったにも係らず、避難所となった学校で住民の世話役も引き受けられました。震災当日から個人の自治を促す工夫を取り入れられたご経験は、避難所の運営を考える貴重な「語り部」の記録です。
-「福島の海岸線の松林の復活を目指して ~トチギ環境未来基地が活動記録を語る~」
震災で枯れてしまった福島の海岸線の松を復活させるために、苗木を育て、植えて、きちんと育てていく活動を継続されているトチギ環境未来基地さんが思いを語ります。Amazonの社員もボランティアで参加させていただきました。
【Kindle版(Kindleストアで配信)】
-「三陸・広田半島の漁師が伝えたいこと」
震災直後には三陸・広田半島の住民達を精力的に支援し、「広田方式」と呼ばれる復興に向けての独自の取り組みを果敢に行い、他地域にも防災・減災についての警鐘を鳴らされている漁師さんからのメッセージです。
-「会社の枠を越えたウェブサイト復旧支援 ~東日本大震災時にAWSユーザーグループのメンバーはどう行動したか~」
震災後、アクセス集中により次々に利用不能になったウェブサイトを、アマゾンウェブサービス(AWS)のユーザーグループのメンバーが会社の枠を超えて昼夜寝ずにサポートし続けた記憶を語ります。当時、ホームページの閲覧ができなくなった日本赤十字社様へのインタビュー記録もあります。
-「陸前高田市消防団高田分団 震災から3か月後」
自らの家族が犠牲になったにもかかわらず、地域住民のために身を粉にして活動してきた高田分団。その消防団の活動が伝わってくる写真集です。
-「TEAM_SUMITA ボランティアの肖像」
岩手県住田町のボランティア拠点(通称:住田町基地)を訪れてくれた人達を、「ありがとう」の気持ちを込めて撮った、仙台とパリでの写真展で披露された作品です。
-「Amazonの社員は、何故4年間ボランティア活動を継続できたのか」
2011年5月から4年間継続し計41回、のべ1001名の社員有志が、関係の自治体、ボランティア団体、NPO法人の方々のご協力により参加したボランティア活動。様々な活動に参加した社員が、当時のことを思い起こしながら語ります。
Amazonは、東日本大震災発生後に、義援金プログラム、「ほしい物リスト」サービスによる避難所等支援、被災地の出品者支援、クラウドによるITインフラ支援を行うとともに、社員有志が被災地でがれき処理などのボランティア活動を行ってまいりました。3月10日から、東日本大震災の記憶を継承できるように、これまでに好評いただいている既存のコンテンツに加えて、貴重なアーカイブを無料公開させていただきます。今後も自然災害に限らず、後世に残すべき記憶の継承をサポートしてまいります。
Amazonは、コミュニティ活動の一環として、自然災害により被災された方々の支援、被災地の復興支援、そして被災地支援活動をされる方々のサポートを行います。詳しくはAmazonのコミュニティ活動(http://www.amazon.co.jp/community)をご覧ください。
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