1.背景
当社がターゲットとしている北米ならびに欧州メーカーの多くは、展示会等で自社ブランドイメージに合う中国や台湾メーカーの製品を見つけてODM(※1)又はOEM(※2)することで製品の生産を行っています。日本で流通しているジェネリック家電についても、同様の商流で生産されることが主流となっています。
そのため、中国や台湾のODM/OEMメーカーは、過剰な機能をそぎ落とした低価格な製品を実現しようとする一方で、少しでも多くの欧米、日本のメーカーに採用してもらえるよう、IoT化による自社製品の差別化や付加価値向上を検討しています。
2.内容
当社は、数多くの欧米及び日本メーカーに対してOEM/ODMを提供しているDynasty社に対して、彼らが製造・生産する製品のIoT化を支援するとともに、フィルターの利用状況を通知するアプリケーションや、クラウドを含めたIoTソリューションを提供してまいります。
当社では、今後の急成長が予想されるIoT市場において、ODM/OEMメーカーとの協業体制を構築することにより、当社のIoTソリューションの販路が拡大するともに、欧米・日本市場における製品投入サイクルが早まるものと考えております。
3.今後の見通し
本件に関しましては、当社グループの連結予想数値に反映済みであり、通期業績予想数値の変更はありません。 なお、業績に与える影響が大きくなることが確認された場合には、速やかに開示いたします。
※1:Original Design Manufacturing、委託者のブランドで製品を設計・生産
※2:Original Equipment Manufacturer、 委託者のブランドで製品を生産
以上
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