本事案は、2014年11月10日頃から同月28日にかけて、BSA加盟企業であるマイクロソフトコーポレーションの「Office Standard 2010」の海賊版をヤフオク!で販売するとともに、同社が商標登録を受けている「MICROSOFT OFFICE」と類似する商標を掲載して「Microsoft Office Professional Plus 2010」のプロダクトキー販売に関する広告を大手通信事業者が管理するサーバに記録して利用者に閲覧させたとするものです。BSAは海賊版の鑑定等を通じて捜査協力を進めていました。
今回の逮捕を受けBSA日本担当共同事務局長の松尾早苗は、「ヤフオク!などのオークションサイトへの海賊盤やプロダクトキーなどのシリアル番号の出品は、現在も後を絶ちません。BSA加盟企業はオークション事業者に対してこれらの出品の削除を要請していますが、なおイタチごっこの事態は改善されていない状況にあります。この犯罪について、20代という若い世代に対し刑事罰を科する今回の判決は、オークションサイトへの出品をあらゆる世代に対して抑制するものとして評価できます」とコメントしています。
リリース本文は以下URLからご覧ください。
http://bsa.or.jp/news-and-events/news/bsa20151215/
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