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Release ALSI、ファイル自動暗号化ソフトの新製品「InterSafe FileProtection」を販売開始

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ALSI、ファイル自動暗号化ソフトの新製品「InterSafe FileProtection」を販売開始

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-大規模ストレージなど幅広い環境への対応、暗号化処理の高速化を実現-

アルプス システム インテグレーション株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:永倉 仁哉、以下ALSI〔アルシー〕)は、ファイル自動暗号化ソフトの新製品「InterSafe FileProtection」(インターセーフ ファイルプロテクション)を2018年9月25日より販売開始することを発表いたします。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/25498/table/37_1.jpg ]


■市場背景
2017年5月の「改正個人情報保護法」施行により、改正前は規制の対象外となっていた個人情報の取扱い件数5,000件以下の要件が撤廃され、アクセス制御や漏洩防止等の安全管理措置が義務化されました。2018年5月に施行された「欧州連合(EU)一般データ保護規則(GDPR[※1])では、EUを含む欧州経済領域(EEA)内における個人データの処理と移転に関するルールが規定されました。適用対象となる日本企業はGDPRに沿った対応を行う必要があります。

高度化する脅威・内部不正に対応するため各省庁や業界団体よりガイドライン発行の動きも進んでおり、文部科学省が2017年10月に発行した「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」では、ファイル暗号化による安全管理措置が推奨されています。

また、モバイル端末の普及による働き方の変化にともない組織のIT環境が多様化し、大規模ストレージの利用や、それらを管理するセキュリティ製品が浸透してきています。

このような市場の動きに対応するため、ALSIは外部への情報流出時にデータを保護するためのソリューションとして従来提供してきたファイル自動暗号化製品を刷新し、より使いやすく、幅広い環境でのセキュリティ強化を実現する新たなファイル自動暗号化ソフトとして「InterSafe FileProtection」を販売開始いたします。

■「InterSafe FileProtection」の概要
画像1:

ALSIは、2003年よりファイル自動暗号化製品を提供しております。2010年には、「情報の持ち出し制御」から「持ち出し後の安全性担保」までを一元管理できるシリーズ製品群「InterSafe ILP」を販売開始し、シリーズ製品の1つとして、2012年1月にファイル自動暗号化ソフト「InterSafe IRM」を追加いたしました。

この度販売を開始する「InterSafe FileProtection」は、多様化するお客様環境に対応するため従来の暗号ドライバを刷新し、新しいアーキテクチャの暗号化エンジンを搭載いたします。

これにより、多様な大規模ストレージや資産管理製品導入環境との親和性を向上したほか、ファイルの暗号化処理速度を従来製品の2倍に高速化し、パフォーマンスも向上いたします。幅広い環境において、利便性を向上しながらセキュリティ対策を強化することができることから、よりお客様のニーズに対応できるものと考えております。

なお、「InterSafe FileProtection」の販売開始にあわせ、「InterSafe ILP」もバージョンアップし、「InterSafe ILP Ver. 6.0」として提供いたします。


■「InterSafe FileProtection」の特長
「InterSafe FileProtection」は、ファイルの操作性を損なうことなく自動暗号化、アクセス管理を実現することができるファイル自動暗号化ソフトです。新たな暗号化エンジンの開発により、高速化および多様な大規模ストレージや資産管理製品導入環境との親和性を向上しました。

(1)独自開発の新暗号化エンジンで高速処理・マルチプラットフォームを実現
多様なプラットフォーム(OSやファイルエンジン)に対応するため、独自開発した新暗号化エンジンを搭載いたします。
Windowsの機能を利用することなく、独自のフィルターモジュール内でオリジナルデータ、暗号ファイルデータを分離して管理・処理を行うことができるため、マルチプラットフォームを実現します。
暗号化は、従来製品で採用していたWindows標準のLFS形式から独自形式に変更。暗号化後の処理がシンプルかつ高速化され、パフォーマンスが向上します。

(2)場所を問わず、通常のファイル操作で暗号化を実現
作成されたファイルは、保存した時点で自動的に暗号化することができます。権限が付与されている場合、暗号化されたファイルは、内部環境(同一組織内)であればダブルクリックをするだけでファイルを閲覧することができ、「InterSafe FileProtection」のない外部環境では、閲覧することができません。万が一ファイルが外部に流出してしまった場合でも、高度な暗号化技術により情報漏洩を防ぐことができます。利用者は暗号化や閲覧時に特別な操作をする必要がなく、拡張子(アイコン)も変わらないため、利便性を損なうことなくファイルを使用することができます。

(3)使いやすさを保ったままセキュリティ向上を実現
ファイルの閲覧や編集、コピー、印刷など、必要な人に必要な権限を設定できます。閲覧可能期間を端末側で設定することも可能です。このほか、セキュリティフォルダへの自動バックアップ(ランサムウェア対策)や、暗号化ファイルのウイルススキャン対応、フォルダ単位での暗号化/非暗号化設定など、使いやすさとセキュリティ向上を両立する機能を多数搭載しています。
画像2:

<Webセミナーを開催>
「InterSafe FileProtection」の販売開始にあたり、「ファイル暗号化の選び方」をテーマとしたWebセミナーを開催いたします。
当社ホームページにて、本日よりお申込み受付を開始いたします。
・開催日時 : 2018年9月27日(木)16:00~16:50
・開催形式 : オンライン【全国】
・参加費 : 無料
・申込フォーム : https://alsi-iss.jp/security/seminar/20180927/

※掲載されている会社名及び商品名は各社の商標または登録商標です。 ※1:GDPR;General Data Protection Regulation。欧州連合(EU)の一般データ保護規則。

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