有名シューズブランドManolo Blahnikが、Centricの製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションを導入し、生産性と業務効率を大きく向上しました。Centricは、ファッション、小売り、フットウェア、ラグジュアリーブランド、アウトドア、コンシューマグッズ業界のお客様が、デジタルトランスフォーメーションを実現し戦略的ゴールを達成するための、革新的なソリューションをご提供しています。
伝説のシューズデザイナーManolo Blahnik氏は、1970年初頭にロンドンで靴作りと販売を始めました。その後50年に渡ってキャリアを積み、現在では世界に影響力を持つシューズブランドへと成長をとげました。世界的なブランドとなった今でも、創業当初と同じく、各シューズのデザインはManolo Blahnik氏自らが手書きしており、木型とヒールは彼自身の手で仕上げを行っています。商品は、世界40ヶ国のショップやデパートで販売されており、主力製品のレディースシューズに加え、バッグ・ベルト・ソックス・その他アクセサリ・メンズシューズも取り扱っています。
Manolo Blahnikのデジタル&ロジスティクス部門ディレクターBruno Oghittu氏は「短期間で会社が大きく成長する中で、社内の経理ソフトやPIMシステム、在庫管理システム、卸売発注システムなど既存のシステムとシームレスにつながるPLMを求めていました。PLMはさらに、プロセスを自動化して、データ入力の重複をなくし、サプライヤと効率的にデータを共有するためのサポートをしてくれます」と話します。
Manolo Blahnikは2016年にCentricを導入を決定し、Centric 8 PLMの主要モジュールを導入しました。
Oghittu氏は「柔軟性の高さが、Centricを選んだ決め手です。プログラミングが不要で、ニーズに合わせて構成することができるので、アップデートする際も大きな問題が発生することもありません。プロジェクトをスタートして以来、Centricから”それはできません”と言われたことは、まだ1度もありません。ラグジュアリーブランドを含む多くのシューズブランドでの導入実績があるので、Centricは業界のことをよく理解してくれていると確信していました」と続けます。
Manolo Blahnikでは、従来とは逆の順番で、商品開発やデザイン部門より先に、生産部門とサプライヤからPLMの導入を開始しました。
「Centricは、当社のニーズに合わせて導入を進めてくれました。また、当社の要望に対応してツールも作成してくれたので、工場でPLMのサプライヤーポータルにログインしてオーダ情報を確認したり、リンクをクリックして、そのオーダ用のバーコードが付いたレポートを自動で作成し、印刷して使うこともできます。プロセスを自動化できたことで、作業時間を大幅に削減し、オーダに正確に対応できるようになりました。さらに、Centricにサポートしてもらってカラー管理を合理化し、パントーンのカラーライブラリを利用できるようになりました」
PLM導入から18ヶ月たった現在では、データの手入力や重複をなくし、サプライヤとの連携を強化して、精度の高い商品データを活用することで、プロセスを最適化することができました。
Oghittu氏は「今では、同じ情報を複数のシステムに何度も入力する必要はありません。PLMに一度データを入力してしまえば、必要な部門に自動で共有されます。商品のデザインから販売まで、一連のプロセスで使用する様々なシステムをCentric PLMがつなげてくれるので、業務全体でデジタルトランスフォーメーションを実現することができました」と話します。
「当社のニーズにしっかりと対応したソリューションを提供してくれたCentricに、大きな信頼を寄せています。Centricのメンバーは、ベンダーというより同僚のような存在になっています。今後は、サプライヤ―ポータルをフル活用したり、デジタルカタログ用の画像を自動でアップロードしたりと、PLMをさらに活用することを計画しています。Centricとは生産性の高い関係を築いており、協力してプロジェクトに取り組めます」とOghittu氏は締めくくります。
Centricの代表取締役兼CEO、Chris Grovesは「Manolo BlahnikにCentric PLMの導入を決定いただいた際は、大変うれしく思いました。その後PLMの導入で良い結果を出し、PLMの利用をさらに拡大していただいたことを誇りに思います。今後も成長を続けるManolo Blahnikを、パートナーとしてサポートしていきます」とコメントしています。
Manolo Blahnik
http://www.manoloblahnik.com
45年のキャリアを持ち、世界中の人々を魅了してきたManolo Blahnikは、世界で最も影響力のあるシューズデザイナーの一人です。卓越した職人でもあるManolo Blahnikは、創業から現在に至るまで、毎シーズンミラノの工房に自ら赴き、数週間かけてコレクションを完成させてきました。現在でも彼自身が手書きしたスケッチに基づいてサンプルを作っており、その洗練された木型とヒールは、自らの手で仕上げを行っています。
Manolo Blahnikの作品は、多くの国で称賛されており、大英帝国勲章名誉コマンダーを受章しています。また書籍も出版しており、2015年にはFleeting Gestures and Obsessionsを発売しました。直近では、SS17コレクションが、フットウェアニュースからCollaboration of the Year アワードを受賞しています。
Manolo Blahnikは、バッグを含むレディース向けのラインに加えて、メンズのコレクションも発表しています。直営店14店舗とオンラインショップmanoloblahnik.comと併せて、世界40ヶ国の318店舗で商品を販売しています。
Centric Software
http://www.centricsoftware.com/ja/
シリコンバレーを拠点とし、世界にオフィスを展開しているCentricは、ファッション、小売り、フットウェア、ラグジュアリーブランド、アウトドア、コンシューマグッズ業界の多くの企業のデジタルトランスフォーメーションをサポートしています。マルチデバイスでタッチ操作できるデジタルボードCentric Visual Innovation Platform (Centric VIP) は、商品戦略の策定やアイデア作成の作業をデジタル化し、クリエイティブな商品をスピーディにマーケットに投入するサポートをします。そして、代表的な製品ライフサイクル管理 (PLM) ソリューションCentric8は、変化の激しいお客様の環境に合わせた販売計画、商品開発、調達、事業計画、品質管理、コレクション管理の機能を備えています。中小企業向けにも、革新的なテクノロジーと業界の専門知識に基づいて設計されたPLMソリューション Centric SMBを提供しております。さらに、Centricは世界初となるPLM用モバイルアプリを開発しました。
また、Centricは2012年のFrost & Sullivan Global Product Differentiation Excellence Awardのファッション・アパレル業界向けPLM部門、2016年のFrost & Sullivan Global Product Differentiation Excellence Awardのファッション・アパレル業界向けPLM部門をはじめ、業界のアワードを数多く受賞しており、米Red Herring社が世界で最も革新的なテクノロジーベンチャー企業に贈るRed Herring Top100 Globalを2013年、2015年、2016年の3度に渡って受賞しています。
CentricはCentric Software社の登録商標です。また他のブランド名や商品名は各ブランドの商標登録である場合があります。
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