英国・米国で人気のベッティングスタイル、「インプレイ(R)ベッティング(試合と連動したプレイ予測)」の特許取得のお知らせ
ジャングルX株式会社(本社:東京都港区、Founder & CEO:直江文忠、以下 「ジャングル」)は、この度、スポーツの試合展開や状況に合わせた最適なタイミングで、適切なインプレイ(R)ベッティング(以下「インプレイ(R)」)を提供する配信技術において、必須特許を取得したことをお知らせいたします。
■インプレイ(R)について
欧米でのスポーツビジネスにおいて、スポーツベッティングはスポーツ文化を発展させ、経済的な循環をもたらすことから、各国リーグや協会が積極的に取り組むことが潮流となってきております。実際、NBAではコミッショナーが公の場で「スポーツベッティングは、新たなファンを獲得することや試合を最後まで観戦することの動機になる」と発言し、スポーツの放映価値、それに伴うスポンサー収入、そしてリーグを支える選手を含めた関係者への価値の還元に繋がるものとして全面支持を表明しております。※1
NFLにおいても、世界最大のベッティング事業者に試合のライヴ配信を公式提供し、同サーヴィスのアカウントの保有者は試合映像を観ながらベッティングする(Watch & Bet)環境が整ってきております。※2
その中でも特に、試合中にベッティングすることができるインプレイ(R)は主流となってきており、英国ではスポーツベッティングに対してインプレイ(R)が全体の75%を占めるまでになりました。それを受け、2018年にスポーツベッティングが合法化された米国でも現在の10%から今後3年以内に75%までインプレイ(R)の比率が高まるとの予測もあり※3、市場を牽引するドライヴァーとして期待されています。インプレイ(R)に特化した自動化、アルゴリズム、機械学習などを手掛けるスタートアップを大手のベッティング事業会社が提携、買収する動きも出始めてきており、データを中心にした新たな市場として活性化してきています。さらに、データの利活用やデータがもたらす新たな付加価値として、スポーツベッティングに特化した映像番組をリーグ主導で行う取り組みもNBAでは始まっており、オッズの動きや専門家の見解を伝える番組がテクノロジーを駆使した形で提供されています。※4
このようなインプレイ(R)へシフトする流れは、結果を早く確定させたいという普遍的な人間心理からくるものであり、英国、米国、日本※5と同じ流れが来ている状況です。試合中に上限なくタッチポイントを設けられることも、スポーツに対する視聴の長さや頻度に好影響を与えていることも報告されています。
また、米国では5G(超高速・大容量、低遅延・超低遅延、多接続・多数端末接続)時代に備えストリーミングサーヴィス事業者がベッティング企業を買収する事例も発生してきており、プロの投資家の見解としても、試合展開に応じたベッティングを提供することによって受動的な体験から能動的な体験に変化が生じてくることが指摘されています。※6
(※1)前NBAコミッショナー デビッド・スターン氏、現NBAコミッショナー アダム・シルヴァー氏の両名が共にコロナ禍以前から支持を表明
(※2)NFLの2020-21シーズンにおける世界最大のベッティング事業者 英国bet365社との取り組み
(※3)米国PointsBet社のCEOのCNBCでのインタヴューより
(※4)NBA League Pass(米国)の会員向けのNBABet Stream
(※5)スポーツ振興くじにおいてバスケットボールで全試合的中から単一試合的中が採用された流れ
(※6)2021年1月にGreenlight Capital社が投資家向けに投資先のFuboTVの今後の成長可能性について述べたレターより
■開発の背景
インプレイ(R)は最も顧客体験を高め試合中のファンとのタッチポイントを高めることが可能なコンテンツです。しかしながら、顧客体験を高めたままインプレイ(R)を提供することにおいて、拡張性、公平性を確保しつつ最適化、自動化することは課題となっておりました。
今回特許取得した弊社の独自技術を用いる事で、競技毎やリーグ毎のルールや特性を踏まえた上で、試合の展開や試合中の事象に合わせ、ファンがより没入感を得られるインプレイ(R)を提供することが可能となり、試合毎に専属スタッフを配置することや人為的なミスを発生しない体制を構築することを実現します。
これはリアルマネーを取り扱う本場のスポーツベッティングでは勿論のこと、日本においてもインプレイ(R)の本質的な価値であるインタラクティヴな体験は、どのようなスポーツにおいてもファンのアクティヴェイトに資するものとなっています。
■特許の概要
特許番号:特願2019-130124
発明の概要:試合展開や状況に合わせた最適なタイミングで適切なインプレイ(R)を配信するための装置、方法及びそのためのプログラム
出願日:2019年06月06日
■顧客の声
インプレイ(R)の体験は利用者の85%の人が試合の中で楽しさを実感し、さらに70%の人が他の人にも勧めたい意向であること、さらにコロナ禍後においては課金意向が80%に上昇していること(コロナ禍前は15%)が弊社の調査※7により明らかになっております。新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、スポーツの興行における観客動員数や応援方法が制限され、従来のスポーツの楽しみ方が損なわれているなか、スポーツ団体・事業会社にとって、タッチポイントを増やしファンの体験を高めることはより重要となっています。
(※7)調査対象:インプレイ(R)体験者 約300名/調査
期間:2021年3月14日
調査方法:Web上のアンケートフォームで回収/調査主体:ジャングル
■3x3. EXE PREMIER 競技ディレクター 北村正揮様からのコメント
2021年3月14日に開催された、3x3.EXE PREMIERのワールドツアー出場をかけた特別大会で初めてインプレイ(R)と連携させていただきました。3x3は1試合10分で同日に複数の試合を開催します。その競技の特性から、この試合、次の試合で、どのような展開になるのかを予測するなど、観戦するだけではない新しい参加型の体験をファンの皆様に提供することができました。今後、3x3の価値をどう高めていくのか、また新しい視点で今後の発展性、可能性を感じれた素晴らしい取り組みとなりました。
■ジャングルについて
日本初のスポーツベッティング・カンパニー
- 代表略暦
Founder & CEO:直江文忠
創業経営者。バイオヴェンチャーと葬儀会社の創業・売却を経て、2016年より当社代表取締役。
- 会社概要
会社名:ジャングルX株式会社.
代表者:Founder & CEO 直江文忠
設立:2016年7月5日
事業内容:スポーツベッティング事業
所在地:東京都港区六本木1-4-5-16F アークヒルズサウスタワー WeWork Ark Hills South
URL:https://junglejp.xyz
Product URL:
iOS | App Store
https://jngl.jp/appstore
Android | Google Play Store
https://jngl.jp/googleplay
- 本件に関する報道関係者のお問合せ先
下記のフォームからお問い合わせをお願いいたします。
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