田中は1974年に株式会社日経BPに入社してメディア編集者としてのキャリアをスタートし、日経バイト編集長、日経コミュニケーション編集長を経て、1998年に同社常務取締役に就任。2006年にはグリー株式会社の常勤監査役となり2012年の任期満了まで東京証券取引所マザーズ市場への新規上場やモバイルソーシャルゲームの発展を経験しました。また2004年から現在に至るまで個人ブログ「メディア・パブ」を運営し、世界のオンラインメディアを調査、分析し続けています。
雑誌からデジタルまで幅広く約40年に亘ってメディア事業に携わり、メディア環境の潮流変化を肌で感じてきた田中を迎えることで、コーポレート・ガバナンスの強化に加え、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」のサービス拡充や当社子会社が運営するニュースメディアの価値向上などに貢献することを期待しています。
田中 善一郎
1968年に大阪大学工学部卒業後、同年コンピュータメーカーに入社。その後1974年に株式会社日経BPに入社し、日経バイト編集長、日経コミュニケーション編集長などを歴任し、1998年に同社常務取締役に就任。2006年4月に同社を退社し、同年7月にグリー株式会社の常勤監査役に就任。2012年任期満了にて退任後、2015年8月、株式会社PR TIMESの社外取締役に就任し、現在に至る。オンラインメディア情報ブログ「メディア・パブ」主宰(http://zen.seesaa.net/)。
【田中善一郎 コメント】
メデイアが激動の時代を迎えています。デジタルが主舞台になってきたメディア産業は、ソーシャル化とモバイル化が加速化する中で、今まさに大変革の真っただ中にあります。
私がメディア産業にかかわるようになった70年代は、新聞、雑誌、テレビのいわゆる伝統マスメディアの全盛時代でした。提供者主導で情報を一方向に発信すればよかった時代です。ところが、90年代初頭に始まった商業インターネットサービスがメディア産業に新たな旋風を吹き込みました。最初、ネットメディアは安い流通コストでリーチを拡大できる手段として、伝統メディアを後押する順風であると歓迎されました。でも21世紀に入ると風向きが変わりました。ブログに代表される消費者発信型メディアが台頭し、さらにソーシャルメディアが爆発的に浸透し、誰もが手軽にメディアになれるようになりました。提供者主導から消費者主導へと、マスメディアのあり方が様変わりしたのです。
ネット化の流れに乗って、企業(ブランド)のPR活動も変わってきました。企業のメディア化が本格化し、ここでも提供者(企業)主導から消費者主導へと風向きが変わりました。マスメディア向けのPR活動だけではなくて、インフルエンサーブロガーの活用やソーシャルメディア対応も重要になっています。米国発で始まったデジタルメディア革命が日本にも上陸し、新しい挑戦が繰り広げられています。この動きと同期して、デジタルPR革命の挑戦も始まっています。
企業のメディア化を含むPR活動を支援するPR TIMESでは、いろんなデジタルPRの挑戦をしていくでしょう。若い挑戦者たちと一緒にデジタルPRの発展に取り組めることを楽しみにしており、第3者の立場で新風を吹き込んでいきたいです。
【会社概要】
■株式会社PR TIMES 概要
会社名 : 株式会社PR TIMES
所在地 : 東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ 13F
設立 : 2005年12月
代表取締役 : 山口 拓己
事業内容 :
プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
オンライン上で話題化を図るデジタルPRの戦略立案・実施
WEBクリッピングサービス(http://webclipping.jp/)の提供
ソーシャルメディアユーザーのためのモニターサービス「conecc」(https://conecc.jp/)の運営
ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」(https://blogtimes.jp/)の運営
カスタマーリレーションサービス「Tayori」(http://tayori.com/)の運営
URL : http://prtimes.co.jp/
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