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Release ACCESS、セイコー、サカイシルクスクリーン、PLAYWORKSの4社で世界初※1の「薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック」を共同開発

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ACCESS、セイコー、サカイシルクスクリーン、PLAYWORKSの4社で世界初※1の「薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック」を共同開発

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- 持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現をIoT技術で支援 -

 株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:大石 清恭、以下、ACCESS)、セイコーホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長 兼 グループCEO 兼 グループCCO: 服部 真二、以下、セイコー)、株式会社サカイシルクスクリーン(本社:福井県吉田郡、代表取締役社長:谷口 祥治、以下、サカイシルクスクリーン)、PLAYWORKS株式会社(本社:埼玉県富士見市、代表取締役社長:瀧澤 啓太、以下、PLAYWORKS)の4社は、世界初※1となる、「薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック」を共同で開発、ACCESSを通じて、鉄道、空港、公共施設などを対象にプロトタイプの提供、実証実験を開始することを、本日、点字ブロックの日※2に発表いたします。

 「薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック」は、視覚障がい者を安全に誘導するよう床面に敷設される薄型点字ブロックに、世界で初めてソーラー発電型のBLE(Bluetooth(R) Low Energy)ビーコンを搭載した製品です。この点字ブロックを駅や空港の構内などに敷くことで、視覚障がい者のスマートフォンへBLE電波を発信し、道案内や施設案内をすることが可能になります。スマートフォンに接続したイヤホンを耳に装着しておけば、スマートフォンをカバンやポケットからわざわざ取り出すことなく、道案内などの情報を音声で確認することができます。
画像1:

 「薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック」が発信したBLE電波をスマートフォンが受信。
 スマートフォンからの音声による道案内情報を、ハンズフリーで確認

 本点字ブロックは、耐候性ポリウレタンを使用したシートタイプで、ソーラー発電型ビーコンを内蔵しながらも厚さ7mm(突起高5mm、シート厚2mm)と薄型化を実現、裏面がアルミ粘着シートになっているので、どんな床材でも手軽に設置することが出来ます。また、既設の点字ブロックについても簡単に貼り変え可能です。高効率なソーラー発電及び省電力制御技術により室内照明程度の明るさがあれば十分駆動するため、電池交換などのメンテナンスは不要です。さらに点字ブロック本体に自由に印刷することが可能なので、健常者向けの視覚的な道案内としても活用することが出来ます。まさに、持続可能で多様性と包摂性のある社会を目指すSDGs時代の街づくりに最適な製品です。

 本点字ブロックは、セイコーホールディングスグループが開発した小型、低消費電力のBLE通信モジュール及びソーラパネルを、サカイシルクスクリーンの薄型特殊シートに実装する構造を確立いたしました。(特許出願済み)。さらに、視覚障がい者向けの道案内などに使用するスマートフォン向けアプリケーション開発には、ACCESSのソフトウェア開発力に、PLAYWORKSの視覚障がい者が抱える課題やニーズの把握、ならびにサービスデザイン力を融合して実現しています。本ビーコンの営業・販売促進及び実装サポートは、ACCESSが担当します。

 ACCESS、セイコー、サカイシルクスクリーン、PLAYWORKSの4社は、鉄道、空港をはじめとする社会インフラを構築する事業者のSDGs達成に向けたサービス開発・提供を支援してまいります。

※1 ソーラー発電型ビーコンと薄型点字ブロックの組合せにおいて。(2021年3月18日現在、セイコーおよびサカイシルクスクリーン調べ)
※2 1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校の近くにある交差点に世界で初めて点字ブロックが敷設されたことを記念して、社会福祉法人・岡山県視覚障害者協会が制定した。

■ユースケース 駅での施設案内

画像2:



■「薄型ソーラービーコン内蔵点字ブロック」の主な仕様

画像3:



※筐体と仕様は試作機のため予告なく変更する場合がございます。

本製品に関する詳細は製品サイトをご覧ください。
https://wavee-plus.com/solar-beacon-in-tactile-paving/

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