【特許の概要】
特許の名称 :ファイアウォール装置
特許番号 :特許第6375047号
特許取得日 :平成30年7月27日
特許の内容 :
本特許は、クラウド型WAFにおける外部からの攻撃に対する防御ルールに関連する特許となります。弊社が運営するWAF(Web Application Firewall)は外部からの攻撃方法を解析しルールを作成することにより、サイバー攻撃かどうかを判別しています。そのルールをシグネチャと呼びます。WafCharm(ワフチャーム)においてはAWS(Amazon Web Services)が運営するAWS WAFにおいて、シグネチャを自動運用するサービスですが、お客様のWebサイトによって、既に運営するWebサイトはもちろん、まだ未公開のWebサイトなど様々な環境に対して最適なシグネチャを選定する必要がありました。
そこで今回の特許では、最適なシグネチャを選定するための2つの「処理技術」を開発しました。
・Webアプリケーションへの攻撃状況が類似するWebサイトの状況からシグネチャを推薦する技術
・Webアプリケーションの構造をアクセス情報から類推する技術
新たに開発した2つの技術を組み合わせることで、Webアプリケーションの構造情報を入手することなく、Webアプリケーションの構造に適したシグネチャをレコメンドすることが可能となります。
今後はクラウド型WAFにおけるリーディングカンパニーとして、日々蓄積される膨大なデータを活かした技術開発を推進し、よりお客様に満足度の高いサービス作りに活かしてまいります。
【今後の展望】
当社は「Webセキュリティを当たり前にする」という目標を掲げており、その実現にはユーザーのWebセキュリティサービス導入や運用の負荷を最小限にすることが重要であると考えます。本特許はそれを実現する技術であり、クラウド世界市場シェア51.8%を持つAWS※1向けに本特許の技術を提供することで、世界中のユーザーにサービスが提供可能となります。
今後はクラウド型WAFにおけるリーディングカンパニーとして、日々蓄積される膨大なデータを活かした技術開発を推進し、世界規模における「WEBセキュリティが当たり前の社会」の実現に向け努めてまいります。
【対象製品】
■AWS WAF自動運用サービスWafCharm(ワフチャーム)
https://www.wafcharm.com/
「WafCharm(ワフチャーム)」はAIによってAWS WAFのルールを最適化させるWAF自動運用サービスです。累計導入サイト数・導入社数 国内No.1※2の実績を持つ「攻撃遮断くん」で培った数千億件のビッグデータをもとに、AIがお客様のシステム構成やアクセス状況によって最適なシグネチャを判別し、自動運用いたします。また、国内トップクラスの開発エンジニアによる24時間365日※3の技術サポートや個別カスタマイズにも対応しており、お客様の要望に合わせた柔軟なサービスをご提供いたします。
※ 記載されている会社名および商品名は、それぞれ各社の商標および登録商標です。
※1出典:Worldwide IaaS Public Cloud Services Market Share, 2016-2017 (Millions of U.S. Dollars)。Source: Gartner (August 2018)
※2 出典:「クラウド型WAFサービス」に関する市場調査(2017年8月25日現在)<ESP総研調べ>(2017年8月調査)
※3 一部プランのみ対象となります。
■AWS WAFについて
AWS WAF は、お客様のウェブアプリケーションを、アプリケーションの可用性、セキュリティの侵害、リソースの過剰な消費などに影響を与えかねない一般的なウェブの弱点から保護するウェブアプリケーションファイアウォールです。
AWS WAF を使用すると、カスタマイズ可能なウェブセキュリティルールを指定することによって、どのトラフィックをウェブアプリケーションに許可またはブロックするかを制御できます。
■株式会社サイバーセキュリティクラウドについて
会社名 :株式会社サイバーセキュリティクラウド
所在地 :〒150-0011 東京都渋谷区東3-9-19 VORT恵比寿maxim3階
代表者 :代表取締役 大野 暉
設立 :2010年(平成22年)8月
URL :https://www.cscloud.co.jp/
https://www.wafcharm.com/
「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」この理念を掲げ、サイバーセキュリティクラウドでは、自社で一貫してWebセキュリティサービスの開発・運用・保守・販売を行っています。全ての企業様が安心安全に利用できるサービスを開発し、情報革命の推進に貢献するために私たちは挑戦し続けます。
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