三菱電機株式会社のFAサイトでは、モノづくりに携る方々の“発想の指針”としていただくことを目的とした特設ページ「FA羅針盤」を展開しています。
(FA:Factory Automation)
なかでも注目は、各ジャンルの第一人者が自らの知見と経験から導き出した成功への道標、エッセンスを余すところなくお話しいただく「ビジネスコラム」。最新号は、セビリア万博やリスボン万博の日本政府館をはじめ、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う平野暁臣さんのご登場です。空間というスケールの大きなモノづくりにおいてチームをまとめ、牽引する同氏の言葉から、プロジェクトを成功に導くためのヒントを紐解きます。
▽第1回:刷り込まれた記憶が新しい発想を阻む最大の敵
従来の常識を覆す演出により、大きな反響を呼んだ岡本太郎氏の葬儀「岡本太郎と語る広場」。その独創的なアイデアの源は、決して「新しいモノをつくりたい」という欲望ではないといいます。はたして、次々と斬新な“空間”を世に送り出す平野さんのアイデア源とは──。前述の葬儀演出に秘められた想い、さらに、モノ・コトの本質を捉えながら“これまでにないもの”を生み出していくための視点について、詳しくお話しいただきます。
▽第2回:リーダーに求められる「3つの要素」とは
2008年に渋谷駅に設置され大きな話題となった壁画「明日の神話」。2003年にメキシコで発見されたそれは、7分割されたパネル1枚の寸法が4.5m×5.5mもあり、日本へ持ち帰ることは不可能にさえ思えたとのこと。そんな局面を打開したのは、平野さんの“常識にとらわれない逆転の発想”でした。時に大胆な決断が求められるリーダーという立場。これまでに数多くのプロジェクトを牽引してきた平野さんが、リーターに求められる3つの要素を語ります。
▽第3回:「管理者」ではなく「統率者」であるために
私たちに最も身近なリーダーといえば、課長・部長といった組織の管理職。しかし、そのような役職だけでは「管理者」になることはできても「統率者」になることは難しいといいます。統率者になることで、初めてリーダーと呼ぶことができるという平野さん。役職の有無にかかわらず、組織のなかでリーダーシップを発揮するための心がけについて持論を展開していただきます。プロジェクトメンバーに対する“リーダーとしての接し方”も必見です。
▽第4回:スペックを語るモノづくりはもはや通用しない
シリーズ最終回は、モノづくりに対する平野さんの想いを語っていただきます。「ユーザーに提供するのはモノではなく出来事である」「モノは手段であって目的ではないと考える」「新しい価値で勝負するなら、打ち出すべきはスペックではなく世界観でありビジョンです」など、モノづくりに携る人間であるならば常に心に留めておきたい言葉が随所に散りばめられています。最後の読者の方々へ向けたメッセージからは、きっと大きな勇気をもらえることでしょう。
▽平野暁臣氏 プロフィール
1959年東京都出身。岡本太郎が創設した現代芸術研究所を主宰し、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う。セビリア万博やリスボン万博の日本政府館をはじめ日本文化を世界に伝える数々のプロジェクトを手掛け、川崎市岡本太郎美術館や六本木ヒルズアリーナなどの斬新なコンセプトでも話題になった。2005年には岡本太郎記念館館長に就任。『明日の神話』再生プロジェクトや岡本太郎生誕百年事業を率いた。『世界に売るということ』(プレジデント社)、『才能だけではつくれない』(美術出版社)、『大阪万博—20世紀が夢見た21世紀』(小学館)、『プロデュース100の心得。』(イースト・プレス)ほか著書多数。
▽公開先(三菱電機FAサイト)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/compass/business/column10/index.html?ref=press150704
▽関連リンク
三菱電機FAサイト「FA羅針盤」
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