海外・国内のベンチャー系ニュースサイト | TECHABLE

TECHABLE

Release 監査業務に携わる方、約100名に聞きました!監査対象書類、「電子化希望の声」約9割

Release

監査業務に携わる方、約100名に聞きました!監査対象書類、「電子化希望の声」約9割

SHARE ON

このエントリーをはてなブックマークに追加


~一方で書類の電子化は「サーバーダウンが起きたら支障がある」、「昔ながらの紙のやり方を変えたくない」など反対の声も~

 ペーパーロジック株式会社(本社: 東京都品川区、代表取締役:横山 公一)は、コロナ禍でより加速するペーパーレス化の流れに伴い、東京在住で税理士・会計士・監査法人社員・内部監査担当・コンプライアンス担当96名を対象に、監査業務における電子化の実態調査を実施しました。


調査概要 https://paperlogic.co.jp/news_20210318

調査概要:監査業務における電子化の実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年3月10日~2021年3月12日
有効回答:東京在住で税理士・会計士・監査法人社員・内部監査担当・コンプライアンス担当96名


監査業務もしくは監査対応業務で確認・使用する資料、電子化されている割合は「50%~59%」が15.6%で最多、次に「30%~39%」が13.5%

 「Q1.監査業務もしくは監査対応業務で確認・使用する資料について、どの程度電子化されていましたか。(複数ある場合は直近の事例を教えてください)」(n=96)と質問したところ、「50%~59%」が15.6%、「30%~39%」が13.5%、「20%~29%」が11.5%という回答となり、対象資料の50%以上が電子化されていた割合は全体の約4割となりました。

画像1:

・100%(全て電子化):2.1%
・90%~99%:7.3%
・80%~89%:5.2%
・70%~79%:6.2%
・60%~69%:3.1%
・50%~59%:15.6%
・40%~49%:8.3%
・30%~39%:13.5%
・20%~29%:11.5%
・10%~19%:9.4%
・1%~9%:6.2%
・0%(全て紙):6.2%
・わからない:5.4%


監査業務の書類、「電子化を希望する声」約9割

 Q1で「0%~99%」と回答した方に、「Q2.監査業務で使用する資料について電子化されて欲しいと思いますか。」(n=89)と質問したところ、「とても思う」が49.5%、「思う」が38.2%という回答となりました。

画像2:

・とても思う:49.5%
・思う:38.2%
・あまり思わない:11.2%
・全く思わない:1.1%


電子化を希望する理由、「資料を探す手間がなくなるため」が64.1%、「業務量が削減されるため」が56.4%など

 Q2で「とても思う・思う」と回答した方に、「Q3.その理由を教えてください。(複数回答)」(n=78)と質問したところ、「資料を探す手間がなくなるため」が64.1%、「業務量が削減されるため」が56.4%、「業務スピードが向上するため」が56.4%という回答となりました。

画像3:

・資料を探す手間がなくなるため:64.1%
・業務量が削減されるため:56.4%
・業務スピードが向上するため:56.4%
・資料ごとの整合性を確認しやすいため:33.3%
・その他:2.6%


「資料作成が楽になる」や「情報漏洩防止」などの声も

 Q2で「とても思う・思う」と回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外で理由があれば、自由に教えてください。」(n=78)と質問したところ、「資料作成が楽になる」や「情報漏洩防止」など28の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・50歳:データのまま資料が作成できる。
・56歳:リモートで確認できる作業が増えるから。
・49歳:保管場所を取らないから。
・47歳:情報漏洩防止の観点から。
・38歳:特定の人しか知らないという状況がなくなる。
・55歳:書面の紛失等のリスクが軽減される。
・50歳:資料作成が楽になる。


電子化されて効率化が進んだ書類、「稟議書」「契約書」同率43.5%

 Q1で「0%(全て紙)」「わからない」と回答した以外の方に、「Q5.電子化されていて監査工数が減った・効率化したという書類があれば教えてください。(複数回答)」(n=85)と質問したところ、「稟議書」と「契約書」が同率で43.5%、「請求書」が42.4%という回答となりました。

画像4:

・稟議書:43.5%
・契約書:43.5%
・請求書:42.4%
・見積書:34.1%
・領収書:34.1%
・注文書:30.6%
・検収書:23.5%
・納品書:22.4%
・注文請書:20.0%
・特にない:15.3%
・その他:3.5%


電子化が進んだ場合、効率化が進む書類は「契約書」で47.0%

  Q1で「0%(全て紙)」「わからない」と回答した以外の方に、「Q6.仮に電子化された場合に、監査工数が減る・効率的になるという書類があれば教えてください。(複数回答)」(n=85)と質問したところ、「契約書」が47.0%、「領収書」が41.0%、「稟議書」が39.8%、「請求書」が39.8%という回答となりました。

画像5:

・契約書:47.0%
・領収書:41.0%
・稟議書:39.8%
・請求書:39.8%
・検収書:31.3%
・見積書:28.9%
・注文書:28.9%
・納品書:28.9%
・注文請書:20.5%
・特にない:14.5%
・その他:2.4%


まとめ

 今回は、東京在住で税理士・会計士・監査法人社員・内部監査担当・コンプライアンス担当を対象に、監査業務における電子化の実態調査を行いました。

 結果として、現在監査業務もしくは監査対応業務で確認・使用する資料が電子化されている割合は「50%~59%」が15.6%で最多、次に「30%~39%」が13.5%となり、対象資料の50%以上が電子化されていたのは全体の約4割と電子化が進んでいるケースもありますが、監査対応業務での電子化は、まだまだ浸透していない実態が明らかになりました。

 また、監査業務書類の電子化を希望する人は約9割おり、「資料を探す手間がなくなるため」や、「業務量が削減されるため」「情報漏洩防止」などの声もを理由に挙げています。

 一方で、約1割存在する「電子化反対派」の意見としては「紙の業務に慣れているため」など、従来のやり方を変更することに抵抗が示されたほか、「サーバーダウンが起きたら支障がある」など電子化ならではの課題も見られました。

 テレワークが日常化し、業務のオンライン化はより一層進行しています。アンケートでも、電子化を導入している事業者からは「稟議書」「契約書」をはじめとする様々な書類において効率化が進んだとの回答も出ているように、既存のやり方に固執することなく一番効率よく無駄のない電子化アプローチを検討されてはいかがでしょうか。


会社概要

会社名 :ペーパーロジック株式会社(https://paperlogic.co.jp/
所在地 :東京都品川区東五反田一丁目6番3号 いちご東五反田ビル3階
代表  :代表取締役 横山 公一
設立  :2011年4月27日
資本金 :9億7,727万5千円(2019年6月18日現在)
事業内容:経理・総務・法務の領域で、法律で原本保管を義務付ける書類を完全にペーパーレス化(紙原本廃棄)
     するクラウドソリューションを提供しています。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
Techableの最新情報をお届けします。
前の記事

WHAT'S NEW

最新情報