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Release 今後切手の買取相場はどうなる?切手買取に関する調査結果をプロが解説

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今後切手の買取相場はどうなる?切手買取に関する調査結果をプロが解説

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ウリドキ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:木暮康雄)は、切手の買取における認知度や疑問について男女100人にアンケートを行いましたので、調査の結果を発表いたします。


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また、切手買取に関するアンケートをもとに、切手買取専門店「福助さん。」(https://www.fukusuke-san.jp/ )の査定士・竹野氏に解説していただきました。

Q1. 切手を持っていますか?

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アンケートに回答した、7割が切手を持っている結果に。電話やメール、SNSでの連絡手段が活発でありながらも、多くの家に切手があることがわかります。

「切手は意外と、どこの家庭にもあるものです。特に50代以上の方は昭和40~50年代に起きた『切手収集ブーム』を体験した世代で、その世代が集めた切手が自宅に眠っていることが要因と思います。」(竹野氏)

Q2. 切手は買取できると知っていますか?

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過半数が切手は買取に出せることを知っていますが、知らなかったという回答も見受けられました。

「ここ十数年で、大手フランチャイズの買取店が全国に展開しています。それまでは切手が売れることを知らなかったり、売りたいと思ってもどこに売っていいかわからず、換金するにも質屋や金券ショップしか選択肢がありませんでした。

買取店の存在が一般的になってきたことによって、切手の売り先が増え、買取に出すこと自体は以前よりも身近になっていると感じています。」(竹野氏)

Q3. 額面の50~60%の買取相場は妥当だと思いますか?

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買取相場は安いと思っている方が大半でした。では実際、その買取相場は本当に安いのでしょうか?竹野氏に詳しくご解説いただきました。

「切手の買取相場は、1955年(昭和30年)がひとつの区切りとなります。明治・大正・昭和30年までに発行された切手はプレミア切手として査定可能です。昭和31年~現在までに発行された切手は、シートやバラ、形状にもよりますがおよそ額面の50~60%、高くて70%が一般的な買取相場になっています。

なぜ昭和30年で区切られるのかというと、『切手収集ブーム』があったから。巷では記念切手が投機目的で売買され、今後値上がりが期待できると郵便局がどんどん切手を売り出し、新しい記念切手の発売日にはデパートや郵便局に大行列ができるほどみんなこぞって切手を買いました。刷ればするほど売れるので、発行枚数がどんどん増えます。昭和31年から現在までの記念切手は市場に溢れかえっているので、価値としてはありません。そのため買取の場合は額面が割れてしまいます。また、額面と同額で買取してくれると考えている人も多いようですが、現実は違います。

一方で明治・大正・昭和30年まではそういう切手収集のブームがなく、日本はまだ貧しい時代でした。実際に貼って使う通信用に刷っていたので、発行枚数が多くありません。さらに、切手が収集されるものになると想定されておらず、残存している枚数も少くなります。そのため、これらはプレミア切手と呼ばれるものになり、現存枚数も少なくマニアに人気のある切手は高価査定になるのです。もちろん、保存状態(コンディション)によって査定額は変動します。」(竹野氏)

Q4. いらない切手があったら買取に出したいですか?


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「買取に出したい人」と「買取に出したくない人」の割合は約半数。買取に出したくないと回答した方の理由を見てみると、買取に対する疑問も見えてきました。

「買取に出したい」と回答した人の理由

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出したい理由として一番多かったのは、使用する機会がないことでした。スマートフォンや携帯電話の普及により、手紙の需要が大きく下がっているため、日常で切手を使う場面がかなり減っていることがうかがえます。特に若年層はその傾向が顕著に出ているでしょう。

「20~30代の若年層による依頼のほとんどは、祖父や祖母、両親のコレクションで残していたものでしたが、依頼者自身があまり切手に興味がなく、『捨てるくらいなら少しでもお金にしたい』と売りに出すケースが多いです。」(竹野氏)

「買取に出したくない」と回答した人の理由

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対して、今後も切手を使う予定があると回答した方も数多くいました。手紙や郵送を身近に利用する人も多いこともわかります。また、自分がコレクションしていた切手だと思い入れが強く、なかなか手放せないという意見もありました。

「コレクションしていた本人が査定に持ってくる場合、買取に出すかどうかお店で悩む人もいます。大切にしていたコレクションだからこそ思い入れが強く、自分の思っていた買取価格と実際に提示された買取価格の差がかけ離れてしまうことが多くあります。そのため当店では『今すぐにでもお金がほしい』という方には買取をおススメしますが、そうでない場合は、踏ん切りがつくまで焦って売らずに手元に持っていただく方がいいとアドバイスさせていただいております。

額面割れでの売却で納得いただけないお客様には、『切手は額面通り使えるので、お客様にとって使っていただくのがいちばん得です。お持ちの切手を今後すべてが使いきれないのであれば、使う分だけを手元に残しておいて、あとは買取に出したらどうですか?』と選択肢を提案します。」(竹野氏)

Q5. どうやって切手を売りたいですか?

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切手を実店舗に直接持っていき、査定してもらう「店頭買取」のニーズがいちばん高い結果となりました。

「弊社でも店頭買取での依頼がいちばん多いです。お持ち込みの切手が大量の場合や、未整理の状態の場合、検品や計算、査定にも時間がかかってしまうので、一度お預かり証を発行し、お客様にはお買い物などで自由に時間をすごしてもらいます。査定完了時にあらためてご連絡し、ご来店いただいています。

プレミア切手や価値のある切手は目の前で説明しますが、ご依頼の7~8割は額面割れの切手なので、待ち時間は好きに過ごしていただいています。ご自身で仕分けなどをされて計算しやすい状態でお持ち込みいただくと検品もスムーズで待ち時間も少なく済みます。実際に仕分けや計算は大変なものです、当店の専門スタッフなら切手の取扱いに慣れているので、コレクションのままや未整理の状態で持ってきていただいても全く問題ありません。お気軽にお任せください。」(竹野氏)

Q6. 切手買取でもっとも気になることは?

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切手を買取に出す際に、買取してくれる状態や、買取価格に関するところが気になるという意見が目立ちました。

「昭和31年~の額面割れの切手の場合、額面が読み取りができないくらいに汚れていると、汚損品として買取できません。また、角が少しきれていたり、避けていると郵便局側が『消印があったのに破れたのでは?』と使用に支障が出てしまうので、破損品として買取が難しくなります。郵便用に使える切手であれば、曲がっていたり、多少の折れや汚れ、シミ、焼けがあったとしても買取価格に影響しません。使用済みの切手は基本買取できませんが、明治時代の『手彫切手』など、コレクション用として値段がつけられる価値の高いものも存在します。

昭和30年以前に発行されたプレミア切手においては、状態が査定額に影響します。表面だけでなく、裏面の糊の状態も重要です。表面がきれいでも裏面の糊が飛んでいたり、焼けやシミ、ヒンジ跡などがみられると査定額が下がってしまう可能性もあります。

買い叩かれや買取相場が不安であれば、複数店舗で比較していただくことがオススメです。相場や買取できる種類、枚数は特に決められているものではなく、各買取店によって異なります。その場で即決するのではなくて複数店舗で見積もりし、比較すると納得して買取に出せるでしょう。」(竹野氏)

◼︎ 切手の買取相場、今後の動向は?

竹野氏によると、この先切手の価値がプレミアとして上がっていくとは考えにくいそうです。理由としては『発行枚数が多いこと』『切手の収集家が減っていること』『郵便局で大口の切手別納がでできなくなったこと』の3つが挙げられます。

郵便局側の料金支払い方法の変更により「2019年1月1日」より一部の郵便料金を切手で支払うことが出来なくなりました。それまでは企業が額面割れした中古の切手を購入し、料金別納の支払い用に充てていました。郵便物を大量に差し出す企業であれば支払う郵便料金も数百万円~数千万円になる場合があるので、少しでも安く切手を購入できればそれだけ企業側もコスト削減ができました。ところがこれが全て現金に限り受付に変更されてしまったので、2019年以降は額面割れ切手を求める需要、ニーズは一気に減り、市場が大幅に縮小しました。

また、『赤猿』をはじめとする中国切手に関しても、経済影響を受けて2011年をピークに相場が下がっています。

切手専門店なら知識も豊富ですし、市場の動向も考慮しながら価値を誠実に査定してくれます。自分では価値がわからないような切手のコレクションも、まずは相談してみるのが得策です。

◼︎ 監修者紹介

切手買取専門店「福助さん。」査定士
竹野 氏

兵庫県神戸市で展開する、切手買取の専門店です。

現在、記念切手シート(額面50円以上限定)は額面の80%、記念切手シート(額面50円未満)・バラ切手・小型シートなら額面の70%、普通切手シート(額面50円以上)は85%での買取保証と業界トップクラスの高レートで明瞭に査定。店舗での店頭買取のほか、宅配買取や出張買取を受け付けています。

切手を専門に扱っているので、面倒な仕分けや査定額の算出もスピーディーに対応。プレミア切手や価値のある切手も丁寧に見極めます。

過去には芦屋にある一軒家(地上3階建て+地下室)に切手が敷き詰められているほどの大量のコレクションを買取した経験もあり、大口の査定依頼も大歓迎。国際切手展でラージゴールドを受賞され手彫切手研究家でもあった神戸出身の故二宮久氏の貴重なコレクションも買取した実績があり、安心して相談できる買取店です。

会社名:株式会社Y’s
住所:〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通2丁目31-46
ウェブサイト:https://www.fukusuke-san.jp/

◼︎ 関連記事

・『切手・コイン高額買取してくれるオススメ店2選と高く売るコツ』
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・『【神戸】切手高額買取のオススメ買取店ランキングTOP11【三宮】』
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◼︎ 買取一括査定「ウリドキ」とは

モノを売りたい人とプロの査定士を繋ぐ「ウリドキ」は、全国の買取店へ査定に出せる完全無料の一括査定サービスです。

商品の写真や状態を入力して査定を申し込むと、最大10社から査定額の見積もりが受け取れます。複数店舗に問い合わせることなく、1度の申し込みで買取価格の比較が可能です。

メッセージ機能で査定士と直接やりとりし、「高く売りたい」「素早く売りたい」「信頼できる買取店に売りたい」など目的に合った買取店へ売ることができます。

買取一括査定「ウリドキ」URL:https://uridoki.net/
買取情報メディア「ウリドキプラス」URL:https://uridoki.net/news/

また、ウリドキでは、ご参加していただける買取業者様を広く募集しております。買取にお悩みのある企業様は、お気軽にご相談ください。

問い合わせ先:https://uridoki.net/shop_entries/new

■アンケート概要

調査目的:切手の買取に関する調査
調査方法:インターネットを利用し回答を収集
回答件数:100件
回答者属性:【性別】男女問わず

◼︎ 会社概要

会社名:ウリドキ株式会社
所在地:〒108-0075 東京都港区港南1丁目9番36号 NTT DATA品川ビル 13階
設立:2014年12月
代表者:木暮康雄
URL:https://uridoki.co.jp

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