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Release 【医師アンケート調査】「患者さんやご家族からの暴言・暴行」について、約8割の医師が「暴言もしくは暴行を受けたことがある」と回答

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【医師アンケート調査】「患者さんやご家族からの暴言・暴行」について、約8割の医師が「暴言もしくは暴行を受けたことがある」と回答

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医師の3人に1人が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」(https://medpeer.jp)を運営するメドピア株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:石見 陽)は、会員医師(10万人以上)を対象に「患者さんやご家族からの暴言・暴行」についてのアンケートを実施したところ、3,880件の回答が寄せられました。以下、結果をご報告します。

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「暴言を受けたことがある」と回答したのは、全体の60.0%。暴言を受けた相手としては、「認知症患者」「精神病患者」「酔っ払い」「譫妄状態の患者」といったケースのほか、「混雑し、待ち時間が長かったとき」といった例も挙げられた。すぐに解決できない場合には、「第三者に入ってもらい冷静に会話できる状態で、解決した」「警備員をよんだ」「警察に電話した」といった声が散見される。
「暴言・暴行を受けたことがある」は18.1%で、「精神科をやっていれば必ず遭遇する」「救急外来でアル中に殴られた」「胸ぐらをつかまれた」といったコメントがあった。
「まったくない」は21.9%だった。「クレームはあるが暴言を受けたことはない」「嫌味や苦情・言いがかりはあるが暴言といえるレベルのものは経験がない」といったコメントがみられた。


■回答コメント(一部を抜粋)

「暴言を受けたことがある」  2,327件
・脅迫じみたことをいわれたことがあります。(50代、代謝・内分泌科)
・頻繁ではありませんが、認知症患者からはよく受けます。(20代、一般内科)
・相手が精神科患者なのでできるだけ自分が切れないように冷静になるように心がける。(60代、精神科)
・救急外来だとお互い初見なので、そういうトラブルはたまにあります。向こうが治療法を指定してきて、それを断るとトラブルになるといった内容です。(30代、循環器内科)
・30年以上やってますが、平均年3~4回でしょうか。(30代、一般内科)
・医療安全部ができて、暴言をうけても相談する場所ができたので助かります。(40代、消化器内科)
・ずっと以前の若いころに数回あります。あまりにも客観的に不当な例では警察に訴えた例もあります。他は話し合い合意に至りました。(60代、一般内科)
・ご臨終の宣告のあとで遺族から「人殺し!」と言われたことは2回ありました。甘受しましたが…。(50代、泌尿器科)
・ひるまず、毅然とした態度で対応します。(50代、麻酔科)
・第三者に入ってもらい冷静に会話できる状態で、解決した。(30代、精神科)
・命の危険を感じることもありました。何度か医師を辞めようと思いました。(50代、整形外科・スポーツ医学)
・夜間救急当直中に飲酒、酩酊患者から暴言を受けたことがある。(40代、一般内科)
・患者さんの家族が急変したことで平静を保てずに発したものは仕方がないと諦めています。(50代、一般内科)
・患者本人ではなく、滅多に付き添わない遠方の家族等からは受けたことがあります。基本的には、事務方を介入させて、必要があれば警察へ通報します。(30代、一般内科)

「暴言・暴行を受けたことがある」  704件
・精神科では暴言を浴びることは頻繁です。(40代、精神科)
・飲酒後の方に殴られたことがある。眼鏡が壊れた。(50代、脳神経外科)
・3回ほど、殴られました。(アル中、精神疾患)(40代、小児科)
・救急の経験ある人で、「暴言」受けたことない人なんていないでしょう。(40代、麻酔科)
・20年以上医師をやっていれば経験します。(50代、神経内科)
・ペインクリニックでは患者さんの気分も最悪なので暴言くらいはよくありますが、これは慢性頭痛の症状の一つと考えていますからあまり気になりません。(50代、麻酔科)
・何度もあります。治らない患者を治療している仕事の関係で仕方がないことと考えています。(50代、放射線腫瘍科)
・暴言はいくらでもありますし、酔っ払いに殴られたこともあります。救急外来ではしょうがないですね。(40代、脳神経外科)
・救急の現場では暴言はよくあること。胸ぐらつかまれることもしばしば。(40代、家庭医療)

「まったくない」  849件
・少し文句をうわれたことはあるが、暴言というほどのものはありません。(50代、一般内科)
・注射失敗などで叱咤されることは多々ありますが、暴言/暴行まではありません。(40代、放射線科)
・厳しい口調で言われたことはありますが、暴言に至った経験はないです。(50代、一般内科)
・腹が立つような言葉を受けたことがありますが、人間社会ならどこでも同じでしょう。(70代、腎臓内科・透析)
・暴言では無いですが、心が折れることは度々言われます。(50代、泌尿器科)
・全くないとは言えないかもしれないが、記憶に残る程の暴言は受けていない。(50代、一般外科)
・まず傾聴、気持ちに寄り添うところから入ればそうならないと思って診療しています。(30代、一般内科)

■調査概要
調査期間:2015年6月15日(月) ~ 2015年6月21日(日)
有効回答:3,880人(回答者はすべて、MedPeerに会員登録をする医師)
設問:医師専用コミュニティサイト MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、医師会員からご投稿頂いたテーマをもとに、以下の質問を投げかけました。

<調査フォーム(設問文 抜粋)>
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皆さまは患者さんやそのご家族から「暴言」や「暴行」を受けた経験はありますか。
下記選択肢の中からお選びいただき、コメント欄にはどのような状況で暴言・暴行を受け、どのように対応されたかをお書きください。選択肢「1. まったくない」を選ばれた方は、暴言・暴行を受けそうになったら、どのように対応されるかをお書きください。

1. まったくない
2. 暴言を受けたことがある
3. 暴言・暴行を受けたことがある
===================================================

■記事引用時のお願い
・医師専用コミュニティサイト「MedPeer」調べ、と明記ください。
・WEB上での引用に際しましては、https://medpeer.jpへのリンクをお願い致します。

↓↓過去のMedPeer医師アンケート調査結果はこちらから
https://medpeer.co.jp/press/?cat=2

【メドピア株式会社について】
・社名:メドピア株式会社(https://medpeer.co.jp)
・代表者:代表取締役社長 石見 陽 (医師・医学博士)
・設立:2004年12月
・運営サービス:医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」(https://medpeer.jp

メドピア株式会社は、「Supporting Doctors, Helping Patients.」を理念として、現在10万人以上の医師(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用サイト「MedPeer」を運営しています。医師同士が臨床現場で得た知見を「集合知」として共有する場を提供することで、医師の診療を支援するとともに、MedPeerの医師会員および集合知を源泉として、製薬企業をはじめとした企業に対して医師向けのマーケティング支援サービスを提供しています。

【お問い合わせ先】
メドピア株式会社 広報担当 藤野
電話:03-6447-7961 | メール:pr@medpeer.co.jp

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