「マイパラ!」は、パラスポーツを始めたい人が障がいに応じてどんなスポーツができるか、希望する地域にどんなチームがあるか簡単に探せるウェブサイトです。2018年10月時点で41競技377チームの登録があり、障がいのある人にもない人にもパラスポーツを始めるきっかけを提供しています。リオ2016パラリンピック後、パラスポーツの情報提供を目的として本サイトを開設するためにクラウドファンディングを実施、2017年4月に公開しました。2020年までに1,000チーム登録することを目標とし、パラスポーツの普及に取り組んでいます。
マイパラ!URL
https://www.parasapo.tokyo/mypara/
■グッドデザイン賞 評価コメント
パラスポーツをやりたいが、自分の状況に合ったパラスポーツはどんなものかが分からない、まして通える場所にどんなチームがあるか分からない、という状況に対応するために、簡単な質問に答えるだけで自分に適した競技を推薦してくれる本サイトのマッチングサービスは使い勝手の良く、さらにすぐに各競技の最寄りのチームの情報や連絡先までわかるシンプルなシークエンス設計を評価した。また全国のクラブチームの情報をコツコツと集めて、十分な情報量に達している点も評価した。
■サイト担当者コメント
(日本財団パラリンピックサポートセンター 推進戦略部 プロジェクトリーダー 前田有香)
2020年に向けてパラスポーツの認知度が高まる中、「ちょっと身体を動かしたい」「スポーツをきっかけに新しい友達作りたい」と思う障がいのある方に届く情報が少ないという現状を少しでも改善できたらと思って本サイトを立ち上げ、今日まで運営してきました。こうして受賞できたことを大変嬉しく思います。スポーツをやりたい人はみんなパラリンピックを目指さなければいけないわけではないですし、パラスポーツは障がい者だけのものではありません。私たちがランニングやフットサルを楽しむのと同じように、気軽にパラスポーツに触れられるよう今後もさらに情報を増やしながら一人でも多くの方にパラスポーツを始めるきっかけを提供できるよう尽力していきます。
■参考資料
パラサポ公式サイトにて「マイパラ!」をきっかけにパラスポーツを始めたアスリートのストーリーを紹介しています。
記事タイトル|【パラスポーツ最前線】13歳と23歳、僕たちがパラスポーツを始めたきっかけ
記事URL|https://www.parasapo.tokyo/topics/8433
■グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/
■パラサポについて
日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)は、2015年5月、日本財団の支援により設立されました。東京2020パラリンピック競技大会およびパラリンピックスポーツ環境の発展のため、パラリンピック競技団体の体制整備、パラリンピックスポーツの普及啓発事業、そして、インクルーシブ社会の実現へ向けた事業を展開しています。日本財団ビル4階(東京都港区赤坂)には、パラリンピック競技団体(現在28団体)、関係団体が入居・利用する共同オフィスを設け、団体・競技間のコミュニケーションを促進する垣根のない開かれた場とユニバーサルデザインを徹底した空間を、競技団体、関連団体、スタッフ、パラアスリートと共有しています。パラアスリートとのコミュニケーションから生まれたパラサポのキーメッセージ「i enjoy ! ~楽しむ人は強い~」をテーマに、様々な活動を行っています。
https://www.parasapo.tokyo/parasapo
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