例年、7~8月にかけて発症のピークをむかえる「熱中症」。立秋が過ぎ気温も和らいできましたが、これから迎える9月に入ってもまだまだ油断はできません。熱中症による夏季の緊急搬送者が4万人前後(参照:環境省熱中症予防情報サイト)で推移しており、増加傾向にあります。熱中症予防において一番多く耳にするのは、「水分補給」を行うことではないでしょうか。昨今、「熱中症」に関連するニュースや情報が多く流れており、やはり夏本番になると水分を摂取することをこれまで以上に意識し、体内吸収率が良い飲料を選ぶ人も増加しています。
さて、その飲料の元となる“お水”。2011年3月の東日本大震災以降はこれまで以上に“お水”の安心・安全性を求める意識が高まり、水道水だけを使うのではなく「お水を購入する」ことがあたり前のようになりつつあります。体に入れる“お水”に安心・安全性を求め、多種にわたる“お水”の中から1つの商品を選ぶために成分や採水エリアを気にかけるなど、こだわりを持つ人も多くみられます。コンビニやスーパーなどの飲料コーナーに“お水”専用の販売コーナーができていることからも、その背景が読み取れます。“お水”を買うことが習慣になってきている方が増えてきていると同時に、「ウォーターサーバー」も選択肢の一つとして、家庭に導入する人も増えてきました。安心・安全なお水は購入する時代へ突入しています。
【意外と知らない“お水”のはなし】
一言で“お水”と言ってもその種類は豊富で、日々の生活に欠かせない飲料水においても種類が分かれています。飲料水と聞いた際に「ミネラルウォーター」という言葉をイメージされる方が多いのではないでしょうか。実はこの「ミネラルウォーター」にも種類があり、ウォーターサーバーと一緒に使用しているお水にも違いがあるのです。
◆ミネラルウォーターって何?
一般的に「ミネラルウォーター」として販売されているお水には、大きく分けて4種類あり、農林水産省による「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」で規定されています。ウォーターサーバーの水には、主にナチュラルミネラルウォーターとRO水があります。ナチュラルミネラルウォーターは、自然のミネラル成分を含んだ天然水です。しかしRO水は、ピュアウォーターとも呼ばれる純水に人工的にミネラル成分を添加したもので、水道水からも手軽に製造できます。
◆ミネラルウォーターの分類
〈ナチュラルウォーター〉
特定の水源から採水した地下水で、沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理をしていないもの。ミネラル成分の溶解が少ないお水です。
〈ナチュラルミネラルウォーター〉
ナチュラルウォーターのうち、地中でミネラル成分が溶解した地下水を原水とし、処理方法など一定の基準を満たしたものだけが「ナチュラルミネラルウォーター」と呼ばれます。
〈ミネラルウォーター〉
採水した地下水を、品質を安定させたりするために、沈殿・ろ過・加熱殺菌、オゾン殺菌・紫外線殺菌・ミネラル分調整・ブレンドなどの処理を行ったものです。
〈ボトルドウォーター〉
3種類以外のもので、処理方法に限定はありません。飲用の水、純水、蒸留水、河川の水、水道水などが含まれます。後から人工的にミネラル成分を添加したRO水もボトルドウォーターです。
【宅配水市場の動向】
◆お水を購入する時代へ
日本では、水道水の安全性も高くそのまま飲用できることは通常のことですが、一方で東日本大震災の影響を受け、より安心なお水を飲みたいという傾向もあらわれ「お水を購入する」という消費者が増えています。コンビニなどでの飲料コーナーにお水専用のコーナーができていることからも、お水を購入する消費者が増加してきていることが見て取れます。
◆宅配水市場について
矢野経済研究所によると、国内の宅配水市場は安定して堅調に増加しており1,000億円の市場にまで成長しています。また、ウォーターサーバーの設置数においては、社団法人日本宅配水&サーバー協会のまとめによれば「338万台(2014年調べ)」との調査発表が行われています。市場拡大の大きなきっかけとなったのは2011年3月の東日本大震災。ライフラインとしての生活水確保にウォーターサーバーを導入した家庭が一気に増えました。現在は、ウォーターサーバーを利用し“生活水”としてお水を使うことが日常的に根付いてきており、今後も市場拡大が進んでいくと考えられます。
【ウォーターサーバーの導入のきっかけや、求めるものは?】
ウォーターサーバーにもお水にも同じく求められているのは「安全性」ーー
家庭にウォーターサーバーを導入したきっかけを調査すると、結果は下図(左図)となりました。上位は、「お水の安全性」「お水を買いに行くのが大変で届けてくれる宅配水を」と、毎日使用するお水だからこそ、より安心に・便利に使いたいという回答が多いようです。また東日本大震災などをきっかけに「災害時対策の備蓄水」として利用される人も増えており、備蓄水に対する意識の高まりがみられます。そして、「子供が生まれたこと」や「妊娠をきっかけに」ウォーターサーバーの利用をスタートしたなど、ライフスタイルの変化がウォーターサーバーの利用のきっかけにもなっているようです。また宅配水に求めるものを調査した結果、下図(右図)のようになりました。こちらも同様に、「お水の安全性」を求めている人が約50%と圧倒的な割合を占めています。毎日使用するお水だからこそ、「安全性」はもちろん、安定したお水の「供給」と「おいしさ」が求められているのです。
■導入のきっかけは何ですか? (n=1,466)
■宅配水に求めるものは何ですか? (n=1,466)
出典:株式会社ライフメディア 「宅配水に関する調査」より抜粋
(実施期間:2014年12月17日~2015年1月15日)
ウォーターサーバーのお水はそのまま飲むことはもちろん、温かいお湯がすぐ使用できる利便性からお茶やコーヒーなどを淹れたり、お料理に使用したりと日常生活において利用頻度が高くなってきています。クリティアを利用しているお客様からも、「クリティアが我が家に来てからポットの出番がなくなり、時短&手間なしの快適生活がはじまりました。小さな子供がいるので時間と手間はなるべく少ない方がいいので、本当に助かっています。」と、利便性も評価されています。
【ウォーターダイレクトについて】 http://www.waterdirect.co.jp/
体にやさしい安心・安全なお水が、どんなときも途切れることなく手元に届くこと、そしてお客様の心をつかむ独自の商品・サービスを生み出していくこと。ウォーターダイレクトは、自社で商品の開発からお客様のアフターサービスまでを行う事業の特性を活かし、宅配水のあり方の一歩先を見つめています。「良いお水を飲む」という行為がごく当たり前のこととして、毎日の暮らしに溶け込んでいくために、お客様が求める健康的なライフスタイルに寄り添う、それがウォーターダイレクトです。
◆会社概要
2006年10月設立。株式会社ウォーターダイレクト(本社:東京都品川区/代表取締役 執行役員社長:
樋口宣人)は、今年2015年の秋に設立10年目を迎えます。2013年3月に東京証券取引所マザーズ市場に上場、翌2014年4月には東京証券取引所市場二部へ市場変更いたしました。宅配水ビジネスを専業としている企業において、ウォーターダイレクトは唯一上場している企業となります。
【クリティアについて】 http://www.clytia.jp/
◆安心・安全
クリティアの天然水は、長い年月をかけて自然がろ過してつくった軟水です。古くから日本人が慣れ親しんできた軟水のお水は、ミルクに使用しても未発達な赤ちゃんに負担をかけないといわれています。赤ちゃんにもママにも安心でやさしい軟水の天然水です。また、環境の整ったクリーンルームでお水のボトル充填を行い、異物混入検査に加え放射線チェックを行い品質を管理しています。検査結果はクリティアのWEBサイトで公開し、消費者の方に品質を確認していただくことができます。
◆おいしさ・安定供給
クリティアの天然水は厳選された3つの地域から採水し、豊富なミネラルを含んだ天然水を「非加熱処理」をすることで“天然そのままのおいしさ”をお客様の元へお届けしています。『富士山のお水』に加え、2014年より『金城のお水』『阿蘇のお水』2つの地域の天然水を新たに追加し3つの天然水から選べる楽しさを、そしてこれまで以上にお水の安定供給を実現しています。
◆cado × CLYTIA ウォーターサーバー
生活家電ブランド“cado (カドー)※”とコンセプト作りの段階から、設計、製造までを共同で行い、「使いやすさ・安全性」と「操作性・機能性」を実現したウォーターサーバーです。
キッチンやリビングに華やかさを与える、品格を備えた凛々しい佇まいに、屈まずにお水を注ぐことができる機能的なデザイン、女性や年配の方でも安全にお水をセットできる下置きスタイル、小さなお子様がいるご家庭でも安全なチャイルドロックスイッチを搭載するなど、使う人のことを第一に考え作り上げました。 スペシャルWEBサイトではcado × CLYTIA ウォーターサーバーの開発ストーリーを公開しました。(http://www.clytia.jp/special/cado/story/)「ウォーターサーバーの、あたらしい基準」を提案いたします。
※cado:高い技術と普遍的な美しさを追求する生活家電ブランド。商品が置かれた空間品格を与えるようなモノづくりをコンセプトとする。
<商品概要>
販売価格: 43,200円(税込 46,656円)
カラー: ホワイト、ブラック、ボルドー
発売日: 2015年4月24日
【補足資料:クリティアだからいいこと】
「ウォーターサーバーは便利だから、ずっと長く使いたい。でもメンテナンスが大変。」「長く使うと、ウォーターサーバーの衛生面が不安。」ウォーターサーバーの利用率が高くなってきているのとともに、こういった消費者の声もあがっています。最近では外の空気がウォーターサーバー内部に混入しづらい商品や、クリーニング機能が搭載されているものも登場しました。セルフクリーニングを行うだけではなく、このような機能を持ったウォーターサーバーを選ぶことも重要です。クリティアのウォーターサーバーでも、おいしくて安全なお水を安心して飲んでいただくために、独自の技術による徹底的なこだわりをもった取り組みをご紹介します。
おいしい“天然水”にこだわりました
お水は毎日の生活に欠かせないものです。だからこそおいしく安全なものを気軽に楽しんでいただきたいと考えます。そんな思いで、お水の風味や品質の管理はもちろん、配送システムやボトルの構造にまでクリティアはこだわりました。
(1)安心・安全を約束する検査・管理体制
品質の維持・向上のため、製造と並行して厳重な検査を行っています。例えば富士吉田工場では、クリーンベンチという極めて衛生度の高い環境で、3項目の微生物検査、原水の状態に変化がないかを調べる理化学検査、さらに実際に水を飲んで味や臭いに異常がないかを確かめる官能検査を実施。検査基準値は、一般の公的基準値よりさらに厳しい自社基準値を設けています。原水の放射線量チェックも毎日欠かしません。
(2)つぶれるPET素材のボトルで快適で衛生的に
クリティアのお水のボトルは、使い切りタイプのつぶれるPET素材を採用。使用済みのボトルはPET素材として資源リサイクルが可能です。さらに一回切りの使い捨てなので、空きボトルがお家に溜まることもなく、衛生的です。
(3)外気が入りにくい独自の安心構造
冷水タンクには、外気を取り込みにくい構造を採用。さらに独自のPET素材のボトルもお水が減るごとに収縮する為、外気が入りにくく空気中の雑菌による汚染の心配を軽減。最後まで新鮮なお水を飲むことができます。
※イメージ画像はcado×CLYTIAウォーターサーバーです。
(4)お水のタンク内を衛生的に保つ加熱クリーンシステム※
水のタンク内を衛生的に保つ加熱クリーンシステムを導入。
温水タンクの水を冷水タンクに循環させ、タンク内を熱殺菌します。
作業中は、冷水・温水ともに利用することができず、
4時間程度の時間が必要なため外出中に利用される方が多いです。
※cado×CLYTIAウォーターサーバー、amadana×CLYTIAウォーターサーバー搭載機能
※イメージ画像はcado×CLYTIAウォーターサーバーです。
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