■アクセス数の変動が激しい「Jリーグ.jp」のオンプレミス運用における課題
Jリーグ公式サイトである「Jリーグ.jp」は、Jリーグの試合速報や順位表など、Jリーグに関する最新情報を集めた公式サイトです。もともとオンプレミスで運用を行っていました。試合開催日は、数万人が一斉にアクセスして試合速報等を閲覧するというアクセス特性があり、「試合開催日と非開催日で、アクセス数が大きく異なり、非開催日はサーバーリソースに余剰が発生してしまう」といった課題がありました。
また、ユーザー向けにコンテンツの拡充を行うとアクセス数は増え、サイトの負荷が高くなり、サービスが落ちる懸念をぬぐえないことも課題でした。公式情報を常に発信しているため、サイトのパフォーマンスを落とさないことは重要なポイントでした。
■AWS+cloudpackによる解決策と導入効果
Jリーグ公式サイトの抱える課題に対し、cloudpackはAWSの活用で解決へと導きました。
試合前に、アクセス数の増減に影響する要因(対戦カード、各試合の開始時間・ハーフタイム・終了時間・天候等)から精度の高いアクセス予測を行い、インフラの拡大・縮小を計画的に実行し、さらに試合中も常にサーバーのパフォーマンスを監視することで、コストの削減と安定した運用を実現しました。試合終了後にも実際のアクセス傾向や、サーバー性能の利用率等の結果を可視化して報告し、よりレスポンスやコスト面での改善できる点を提案しています。
また、日本プロサッカーリーグとcloudpackが、密なコミュニケーションを行い、追加コンテンツがサーバーに与える影響を事前・事後ともに共有し、構成の改善点などを協議することで解決しています。
フルマネージド型の運用サービスは「監視アラートが上がってから調査・対応を行う」ことが一般的ですが、cloudpackはお客様のシステムの特性を理解した熟練のエンジニアが、監視アラートが上がる前に必要な対策を講じることで障害の未然防止を行い、お客様の求めるサービスレベルを達成することに尽力しています。
cloudpackを用いた「Jリーグ.jp」のAWSを活用した導入事例は、下記に公開されています。
URL:http://cloudpack.jp/casestudy/103.html
cloudpackは、今後もAWS上での顧客の新規アプリケーションの設計、移行、構築を支援するプロフェッショナルサービス企業として、ユーザー企業の強力なサポーターまたアドバイザーとなるべく、サービスの更なる品質向上を目指し、取り組んでまいります。
以上
【cloudpackについて】
cloudpackは、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)やAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)をはじめとするAWSの各種プロダクトを利用する際の、導入・設計から運用保守を含んだフルマネージドのサービスを提供し、バックアップや24時間365日の監視/障害対応、技術的な問い合わせに対するサポートなどを行っております。2013年6月4日には、AWSパートナーネットワーク(APN)(※1)において、日本初のAPNプレミア コンサルティングパートナーの1社として認定されたのをはじめ、その後3年連続で認定されています(※2)。
運営会名:アイレット株式会社 http://www.iret.co.jp/
所在地:東京都港区虎ノ門1丁目23-1虎ノ門ヒルズ森タワー7階
資本金:7,000万円
事業内容:クラウド導入事業、Androidアプリ開発事業、システム開発、システム運用・保守事業、
サーバーハウジング・ホスティング事業
※1 AWS パートナーネットワーク(APN)とは、AWSのエコシステムを支える重要な独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、SaaSベンダー、PaaSベンダー、開発者用ツールベンダー、管理/セキュリティベンダーやシステムインテグレーター(SI)、戦略コンサルタント、リセラー、代理店、VARによって構成されております。
※2 日本初の3年連続での認定は日本企業ではアイレット株式会社と株式会社野村総合研究所のみとなります。
アマゾン ウェブ サービス、AWS、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)およびAmazon Web Services ロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。cloudpack、クラウドパックの名称は、アイレット株式会社の登録商標です。
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ