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Release 隈研吾氏設計 南三陸町震災伝承施設の上棟式を実施

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隈研吾氏設計 南三陸町震災伝承施設の上棟式を実施

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町民のケーススタディを元にしたラーニングプログラムを提供する「南三陸311メモリアル」

2022年2月2日 南三陸町志津川地区に今秋開設する南三陸町震災伝承施設「南三陸311メモリアル」等の上棟式が設計を担当する隈研吾氏、佐藤南三陸町長をはじめ関係者約65名が参加して執り行われました。

南三陸町震災伝承施設「南三陸311メモリアル」は鉄骨造り一部2階建てで、延べ床面積約1400平方メートルの建物。2022年4月オープンを目指していましたが、新型コロナウイルスにより、建設資材の調達が大幅に遅れ、同じく周辺で整備中の観光交流拠点やバスターミナルとともに今秋10月のオープンに計画変更となりました。

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上棟式には設計を担当する東京大学教授の隈研吾氏をはじめ、佐藤仁南三陸町長や関係者が参加しました。
隈研吾氏は隣接する「南三陸さんさん商店街」や震災祈念公園に渡る「中橋」の設計も行っています。

取材に対して隈研吾氏は
「さんさん商店街や中橋と一体になるようなデザインにしているが建物の構造上だけでなく、人の流れもつながるように意識したデザインである。開設する秋ごろには新型コロナウイルスも収束して、多くの方が訪れてくれることを願っている。南三陸の復興に携わり約9年が経過する。今後も応援していくつもりである」と述べました。

佐藤仁南三陸町長は
「震災の記憶を伝えるだけでなく、これからの自然災害への備え、そして支援をいただいた全国全世界のみなさんに感謝を伝える場でもあります。新型コロナウイルスが収束していると願いを込めて、秋オープンの際には多くの人に訪れてほしいと思っています。隈研吾氏はじめ、建設やソフト機能構築に携わっている皆様に感謝いたします。」と述べました。

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南三陸町震災伝承施設「南三陸311メモリアル」で提供すること

・常設展示:災害の記憶と教訓を伝える
・アート作品:いのちと向き合い、自然や人間、生きることについて思索する
・ラーニングプログラム:震災を自分ごととして考える
東日本大震災の後も世界中で、自然災害が発生して、人命が失われています。
本施設では町民ひとりひとりが震災の時に何を見て、考え、そしてどう行動してのか。町民のケーススタディをもとに「自分だったらどうする?」の問いに向かい合っていただく場にしています。明日やってくるかもしれない自然災害を自分ごと化し、いのちを守ることや普段の備え方をプログラムのなかで考えます。
ラーニングプログラムは45-60分程度の内容で、オープン当初は4本用意され、ケーススタディの視聴や参加者で意見交換するプログラムもあります。

道の駅「さんさん南三陸」について

2021年4月19日に国交省の仙台河川国道事務所から南三陸町に登録証が手渡され、宮城県内では18番目となる「道の駅」として正式に登録されました。2017年本設オープンした「南三陸さんさん商店街」や今秋オープンする南三陸町震災伝承施設「南三陸311メモリアル」、「観光交流拠点施設」、高速バス鉄骨造り一部2階建てで、延べ床面積約1400平方メートル。乗り場やBRT志津川駅機能を有する「交通ターミナル」を含んだエリア一体として道の駅となります。


【プレスリリースに関するお問合せ】
一般社団法人南三陸町観光協会
0226-47-2550( 9:00~18:00)
post@m-kankou.jp

■一般社団法人南三陸町観光協会について<https://www.m-kankou.jp/
一般社団法人南三陸町観光協会は、20009年に設立。南三陸町及びその周辺地域の有する文化的、社会的、経済的特性を活かし、観光客の誘致促進を図ると共に、観光地及び観光物産の紹介宣伝、 観光施設の整備促進、観光関係者の資質の向上を図り、もって地域の生活文化の向上及び産業経済の発展に寄与することを目的とし、その目的を達成するために事業を行っています。

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