-中国の先進的なフィンテック企業に投資-
株式会社マーキュリアインベストメント(以下「当社」といいます。)は、2018年6月22日発表のプレスリリースにおいて、中国でフィンテックを駆使した総合金融サービスを展開する、北京中関村科金技術有限公司(以下「中科金社」といいます。)への出資を実行したことをお伝えしましたが、この度、中科金社への投資を目的としたファンドChina Fintech L.P.(以下「当ファンド」といいます。)を組成しましたので、お知らせいたします。
中科金社は、先進的技術を有する中国のフィンテック企業で、「Newリテール金融」を標榜し、独自技術を駆使した個人向け総合金融サービスを展開しております。サービスに必要な、集客、与信、回収、生体認証、ビッグデータ解析等に関するシステムを全て自社グループ内で開発し、AIを活用することで最短3秒での貸出審査や条件提示を可能とするなどの画期的なサービスで消費者のニーズに対応しています。中国国内でもライセンス数が限定される全国レベルの消費者金融ライセンスを自社グループ内で取得しており、その結果、サービスローンチ以来2年で登録ユーザー数は約4,000万人、契約者数は約1,500万人の水準まで拡大し、2017年の貸し出し実行額は701億人民元(約1.2兆円)に上りました。その他AIを活用したオートファイナンス事業や保険事業の立ち上げも進められており、幅広い消費シーンに対応したオンライン型の金融サービスの展開が可能となっています。今後益々拡大し裾野が広がると考えられる中国国内での少額融資ニーズやリテール向け金融・保健サービスに対して、中科金社はテクノロジーとライセンスの両方を兼ね備えた企業として更なる成長を遂げると期待されます。
当社は中科金社に対して、自己資金による先行投資を行っていましたが、今回同投資をファンド化し、株式会社あおぞら銀行を投資家として迎えることとなりました。当社では、本件の出資並びに当ファンド組成を通じて日本国内及び海外市場における中科金社の戦略パートナーとして、アジア諸国におけるフィンテックの可能性を追求して参りたいと考えております。
なお、本件が当社の2018年12月期連結業績に与える影響は軽微でありますが、今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
【株式会社あおぞら銀行の概要】
会社名:株式会社あおぞら銀行
代表者:代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO):馬場 信輔
本店所在地 :東京都千代田区
【中科金社の概要】
会社名:北京中関村科金技術有限公司
代表者:董事長 趙国慶
所在地:中国北京市
【当ファンドの概要】
名称 : China Fintech L.P.
組成日 : 2018 年10 月3 日
ファンド総額 : 13.5 億円
General Partner : CF Focus Limited (当社100%出資子会社)
Limited Partner : 株式会社マーキュリアインベストメント
株式会社あおぞら銀行
期間 : 存続期間10 年(必要に応じて延⾧を行うこともあります)
以上
私たちは、既存の枠組みや国境を越える「クロスボーダー」をコンセプトに投資を行っています。
※本リリースに関するお問い合わせ先:
株式会社マーキュリアインベストメント
営業IR部
Tel : 03-3500-9870
Mail : info@mercuria.jp
HP:http://mercuria.jp/
【リスクについて】
当社の行う投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言業務及び適格機関投資家等特例業務で取り扱う金融商品にはリスクがあり、金融商品市場における株式等相場、為替相場、金利水準、その他指標に係る変動等、証券等の発行体の経営及び財務状況の変動並びに信用力の低下、流動性の消失又は国内外の政治情勢の変化等により、損失を生じ投資元本を割り込むことがあります。これらの手数料等及びそれらの合計については、金融商品毎に異なり、また運用の状況次第で変動するため、あらかじめ金額、上限額又は計算方法を示すことができません。
【ご注意】
本書は記者発表文であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ