ニューヨーク 2016年6月9日 人工知能や拡張現実を用いたビジュアルディスカバリーブラウザーを構築するBlippar, Inc.は、本日、Blipparsphereをスタートしました。これは独自の新しいナレッジグラフテクノロジーで、現在Blipparアプリ内で動作しています。当社既存の機械学習やコンピュータービジョンを利用して、ユーザーを取り巻く物理的環境の情報をより深めることができます。このようにして、Blipparアプリを通じ、真のビジュアルディスカバリーブラウザーを提供します。
この度のナレッジグラフの追加とその他のアップグレードは、言語や教育水準によらず、日々人々が自分たちを取り巻く環境についての無限の知識にアクセスすることで力づけられる世界という、当社のビジョンをさらに推進するものです。Blipparsphereは現在、iOSとAndroidのBlipparアプリ内で動作しています。
「Blipparsphereの開発は、検索の次の革命であるビジュアルディスカバリーにとって、大きなブレークスルーとなります」とBlipparの共同創業者でCEOのアンバリッシュ・ミトラは語っています。「ナレッジグラフとコンピュータービジョンテクノロジーを組み合わせれば、私たちがこれまでに拡張現実で実現してきたことをさらに大きく推し進めることができます。また、日々の生活の中で遭遇する画像や対象物を私たちがより素早く正確に認識できるようになり、カスタマイズされた内容を配信することもできるようになります。」
Blipparsphereの導入により、Blipparアプリでは従来の検索とは異なった新しい「ディスカバリー」が可能になります。検索はキーワードに基づく特定のクエリによってなされるものですが、「ディスカバリー」は現実世界においてユーザーの目の前にある何かに対する自発的好奇心に基づくものです。
「私たちが本日のアップデートを通じて推し進める新しい『ディスカバリー』は、人間の自然な思考パターンにマッチするものです」とミトラはさらにコメントしています。「あなたが何かをブリップすると、そこから新しいモノの発見につながり、そして元の画像や対象物が他のモノとどのように関連しているのかを示す情報へとつながります。これにより、例えば飲み物のグラスといったありふれたものに対する自発的な好奇心から『ディスカバリー』がスタートし、Blipparsphereで関連したエンティティの間をジャンプし、最終的にオバマ大統領のブリップにたどり着くといったことが可能になります。身の周りの世界について学ぶ方法として、これは楽しいものであり、ありふれたものをブリップして意外な事実や物語を発見するきっかけにもなります。
[動画: http://www.youtube.com/watch?v=byGdr7tV2sY ]
利用方法
対象物をブリップすることで、それに関連するシームレスな「light web」検索や、ブランドコンテンツ、パブリッシャーや広告主からの拡張現実体験が配信されます。その後、ユーザーは身の周りや個人的な興味に関連した付加的なトピックへと導かれます。そして、簡単でパワフルな新しい方法による学習、体験、共有の配信プラットフォームを提供することにつがなります。
Blipparについて
Blippar, Inc.は、拡張現実や人工知能、コンピュータービジョンを専門とするトップテクノロジー企業です。Blipparアプリは最高クラスの独自テクノロジーを活用した拡張現実とビジュアルサーチの先進的アプリで、身の周りの世界について、より多くのことを瞬時に発見することができます。興味を持った対象物をブリップ(「かざすこと」)することで、人々は楽しく役立つコンテンツを得ることができます。2011年のイギリスでのスタート以降、最大かつ最高にエキサイティングな世界中のメディアオーナーやブランドと提携しながら、Blipparは急速に拡大してきました。提携先には、ネスレ、コンデナスト、ハインツ、ユニバーサル・ピクチャーズ、コカ・コーラ、ペプシ、ディズニー、ジャガー、ロレアル、ハースト婦人画報社、レッドブル、ハイネケン、ジャガーが含まれます。Blippar, Inc.はまた、当社の革新の中心である研究開発部門Blippar Labや、教育分野に注力するBlippar Educationを有しています。2015年5月、BlipparはCNBC Disruptor 50にリスト入りしました。
Blipparの詳細については、https://blippar.com/ja/をご覧ください。
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