株式会社バニーホップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:澤 規仁、以下 バニーホップ)は、戸田建設株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:今井雅則)と共に、「ビルメディカルシステム」として建物の揺れを検出・分析する地震センサ「ユレかんち(※1)」を製作したことを発表します。
「ユレかんち」は、バニーホップが提供する「IoT for SENSE(※2)」を採用しています。地震発生時の加速度データを、リアルタイムでクラウド上に送信し、クラウド上で建物の健全性を分析します。クラウドにデータを集約することで、地震発生直後でも、遠隔で建物の震度情報を含む被災状況を把握できます。
製品基盤はRaspberry Pi(※3)を利用し、小ロットのオリジナル製品でもローコストでの製品化が可能となりました。
(※1)http://www.toda.co.jp/news/2016/20160318.html
(※2)IoT for SENSEは、株式会社バニーホップが提供する、高精度なセンシングとクラウドを接続するプラットフォームです。Raspberry Pi向けに、「センシング」に特化したOSを開発しており、高精度のセンシングを実現しました。
▼プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000011283.html
▼IoT for SENSE紹介サイト
https://www.bunnyhop.jp/biz/#iotforsense
(※3)元々は教育現場でプログラミングやデバイス制御などの学習のために開発された名刺サイズの小型コンピューターです
ビルメディカルシステム「ユレかんち」の特徴
1. 感震器である「ユレかんち」は、Raspberry Pi上に加速度センサー基板を搭載し、ローコストを実現しています。
2. 加速度データはリアルタイムにクラウドへ送信され、クラウド上で建物の健全性を分析します。各建物からの加速度データはクラウドに集約されますので、地震発生直後でも、遠隔のスマートフォンやタブレット上で、多箇所の建物の被災状況を把握できます。
IoTプラットフォームの利点(監視とアップデート)
1.「ユレかんち」端末の動作状況(リソース、プロセス起動、ログなど)は全てクラウドから監視出来、異常時は即座に関係者に通知を行います。
2. 「ユレかんち」上で動作する全てのソフトウェアは、クラウドを通してアップデートでき、バグ改修や機能追加は、いつでもリモートで可能です。
今後の見通し
1.戸田建設では「ユレかんち」を、3月末までに自社施設での検証を終え、4月以降に戸田建設が施工する建物への提供を開始するとしています。また建物以外に、社会基盤である道路や橋梁への設置を視野に入れた営業展開を予定しています。
2.バニーホップは「IoT for SENSE」を、研究機関や建設業界、電機業界、農業など、様々な分野に導入を進めたいと考えています。
■株式会社バニーホップについて
バニーホップでは、Raspberry PiやArduinoなどのオープンソースハードウェア、を商用利用可能にするプラットフォーム群を提供し、ローコスト&ハイスピードで、IoT製品開発、IoTサービス運用を行います。
■本リリースに関するお問い合わせ
○「ユレかんち」に関するお問合せ
戸田建設株式会社 価値創造推進室 担当:矢吹
【TEL】03-3535-2401
【住所】〒104-8388 東京都中央区京橋1-7-1
【公式サイト】http://www.toda.co.jp/
○「IoT for SENSE」に関するお問合せ
株式会社バニーホップ 担当:末武
【TEL】03-6407-1866 【E-mail】info@bunnyhop.jp
【住所】〒151-0053 東京都渋谷区代々木5-67-1 Jビル B2
【公式サイト】 http://www.bunnyhop.jp/
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