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Start Up カクテルの自販機!?完全自動の飲料ディスペンサー「TendedBar」が面白い

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カクテルの自販機!?完全自動の飲料ディスペンサー「TendedBar」が面白い

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薄暗い照明とムードあるBGM。カウンターの前で、シャカシャカとなるシェーカーの音……。カクテルと言えば、思い出すのはそんな場所。けだるく、アダルトな雰囲気のあるバーで味わうのが定石だ。

デートや密談が目的なら、こういう店で過ごすのもいいだろう。しかし、気取らず、純粋にカクテルだけを楽しみたいときもある。それなら、「TendedBar」にお任せ。バーテンダーもシェーカーも不要。ボタン1つで、お好みのお酒があっという間にできあがる、カクテルの自動販売機だ。

・ドリンクの組み合わせは100以上


「TendedBar」は、100以上のドリンクの組み合わせを実現する、タッチスクリーン対応の飲料ディスペンサー。活用範囲は、実に広い。例えば、野外フェスなどのイベント。1つの飲み物を作るのにかかる時間は15秒なので、数千人規模の要望にも十分対応できる。支払いは、専用のリストバンドから。タッチスクリーンに近づけるだけで、自身の口座がある銀行にリンク。後日、自動で引き落とされる仕組みだ。

ホテルの室内に、ミニバーとして組み込むのも面白い。部屋のキーでアクセスし、好みのお酒を選択。支払いは、チェックアウト時にまとめて行う。客は施設内のバーに、わざわざ出かけなくていいし、従業員も冷蔵庫の在庫に気をもまずに済む。

・ナッシュビルのバーと契約済み


価格は、一番ベーシックなタイプで約2万ドル(約220万円)。一見高額だが、その分、メンテナンスコストが低いというメリットがある。何よりありがたいのは、経費と時間の節約をかなえるところ。企業にとって、これに勝る利点はないだろう。

すでに、ナッシュビルのバー“Honky Tonk Central”と契約済み。年末までに、最大12か所の導入をめざすという。インスタントバーの時代が、すぐそこに迫っている!?

TendedBar

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