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Release 個人情報の預託不要で高セキュリティーな クラウド型帳票電子化サービスを開始

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個人情報の預託不要で高セキュリティーな クラウド型帳票電子化サービスを開始

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-企業の顧客管理システムと連携して電子帳票を生成-

 情報管理ソリューションのトッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)は、企業が管理する顧客の名前や住所など大量の個人情報をお預かりすることなく、個人情報が記載された契約書などの帳票類を電子化する高セキュリティーな新サービスを9月8日より開始します。社内規定により、個人情報を外部委託することができず、帳票電子化サービスをご利用いただけなかった企業や、自社でシステム構築をしていた金融機関なども問題なくご利用いただけます。

 本サービスは、閲覧リクエストに応じて、企業の顧客管理システムから、必要最小限の個人情報が1件ずつ送信され、トッパンフォームズのシステム上で瞬時に電子帳票化します。データ送付が最小限となることに加え、データ変換後も当社システム上へ個人情報が残らない、新しい発想に基づく仕組みとなっており、高度な情報セキュリティーを実現します。
 また、閲覧データは、当社独自のオンデマンドレイアウト技術「WebDolphin/ウェブドルフィン」をコアにしたシステムで、顧客データを起点とする処理を行うため、パソコンやスマートフォン・タブレットなどの閲覧環境に合わせて最適な形式(PDFやHTMLなど)へと変換されます。そのため、エンドユーザーにとって、見やすく、分かりやすい表示が実現できます。

【背景】
 現在、企業は情報セキュリティー強化に取り組み、より安全なサービスを提供することに注力しています。トッパンフォームズは、長年、厳重で万全なセキュリティー体制のもと、お預かりした個人情報を紙の通知物や電子帳票にして、エンドユーザーに配布するアウトソーシングサービスを提供し、お客様から高い信頼をいただいています。個人情報をお預かりする従来のサービスも引き続き提供するとともに、顧客企業の新たな選択肢として、大量の個人情報を預けることなく利用できる今回のサービスを考案しました。

【今後の展開】
 トッパンフォームズは、従来のサービスに加え、今回開発した「顧客企業から大量のデータをお預かりせずに電子帳票を表示する方式」などの、デジタルメッセージングソリューション(DMS)を提案し、このソリューション全体で2015年度に10億円の売上を目指します。また、多様化する企業のニーズや業務要件に応じて、スマートデバイス対応ソリューション、ビジネスフォーム、データ・プリント・サービス(DPS)、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)などと組み合わせることで、高セキュリティーなワンストップソリューションを提供します。

【オンデマンドレイアウト技術「WebDolphin/ウェブドルフィン」について】
 帳票へのデータプリントで行っている大量一括データのレイアウト処理を、Webサービス提供基盤上でリアルタイムに行う技術です。印刷やプリント処理と共通利用するオーバーレイ(版下)を格納し、適用スケジュール管理を行う“CMS”と、レイアウトソフトを複数並列稼働させる“レイアウター”、レイアウターにデータを連携する“コネクター”の3モジュールより構成されています。
 レイアウトソフトをサーバーに格納して処理する単純な構成とは異なり、アクセスの一時的増加に対応するためにレイアウトの同時並列処理を可能としています。

以上

※ 「WebDolphin」「DPS」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。

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