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Release 【調査リリース】今年の10月21日(日)は「孫の日」/シニア女性に聞いた「祖母と孫の関係」に関する実態調査/孫がいるシニア女性の約7割が「孫との関わりを増やしたくない」

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【調査リリース】今年の10月21日(日)は「孫の日」/シニア女性に聞いた「祖母と孫の関係」に関する実態調査/孫がいるシニア女性の約7割が「孫との関わりを増やしたくない」

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孫離れを意識する「孫の5歳11歳の壁」にまつわる6つの要因とは?

販売部数16万部を誇るシニア女性誌部数No.1(※)の「ハルメク」を発行する株式会社ハルメク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮澤孝夫)は、読者(55~84歳のシニア女性)311名を対象に、「祖母と孫の関係」に関するwebアンケート調査を実施いたしました。
(※)一般社団法人ABC協会・ABCレポート16万部(2017年7月~2017年12月)

【調査サマリ】
■55歳以上の女性で孫がいる割合は約6割。65歳以上で7割を超える。
⇒ 全体では「孫あり」は62.7%(195人)、「孫なし」は37.3%(116人)。
孫のいる女性は、64歳以下では5割に満たないが、65歳以上では7割超え。

■約9割が孫との関係に満足。その一方で約7割が孫との関わりを増やしたくないと回答
⇒ 孫との関係に、91.8%(179人)が「とても満足」「やや満足」と回答。
しかし、今後の孫とのコミュニケーション頻度の増減については、「増やしたい」が31.3%(61人)、「どちらでもない」「減らしたい」が68.7%(134人)。

■孫の年齢によって、「孫に会いたい」と思う最適な頻度は移り変わる。
孫に会えば会うほど、さらに会いたくなるのは乳・幼児まで。
⇒孫が乳・幼児の場合は接触頻度が多いほど「会いたい意向」も高いが、
小学生以上は接触頻度が多いからといって「会いたい意向」が高いわけではない。

■孫離れを意識するのは、孫が5歳と11歳のとき。
⇒「会いたい意向」の山は5歳と11歳の2つ。小学校と中学校の入学直前にガクッと下がる。
「子供世代への遠慮」「自分の体力の心配」「自分の時間が制限される」
「過干渉の自粛意識」「孫のおばあちゃん離れ」「受験タイミング」が孫離れの6つの要因。

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【調査結果】
55歳以上の女性で孫がいる割合は約6割。65歳以上で7割を超える。

全体では「孫あり」は62.7%(195人)、「孫なし」は37.3%(116人)。
孫のいる女性は、64歳以下では5割に満たないが、65歳以上では7割超え。
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約9割が孫との関係に満足。その一方で、約7割が孫との関わりを増やしたくないと回答。

孫との関係に、91.8%(179人)が「とても満足」「やや満足」と回答。
しかし、今後の孫とのコミュニケーション頻度の増減意向※でみると、「増やしたい」と積極的な態度を示した比率は31.3%(61人)、「どちらでもない」「減らしたい」が68.7%(134人)。

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画像3:



孫の年齢によって、「孫に会いたい」と思う最適な頻度は移り変わる
孫に会えば会うほど、さらに会いたくなるのは乳・幼児まで

「孫の年齢(横軸)」が上がるに従い「現在の孫との接触頻度(縦軸)」が少なくなる人の割合が多い。
画像4:



「孫の年齢」×「孫に会いたい意向度」は負の相関関係が生じる

「孫の年齢」ごとに「孫に会いたい意向度」をみると、「孫の年齢」×「孫に会いたい意向度」は負の相関が生じる。孫が乳・幼児の場合は接触頻度が多いほど「孫に会いたい意向度」も高いが、小学生以上は接触頻度が多いからといって「孫に会いたい意向度」が高いわけではない。
画像5:



孫離れを意識するのは、孫が5歳と11歳のとき
「孫に会いたい意向度」が上昇する山は2つ。5歳(小学校に上がる前)と11歳※1(中学校に上がる前)がピークとなっており、入学直前にガクッと下がる。


画像6:



「孫離れ」6つの要因

フリーアンサーより孫離れの6つの要因が明らかになった。
「子供世代への遠慮」「自分の体力の心配」「自分の時間が制限される」
「過干渉の自粛意識(孫が成長したら過干渉になってはいけないという意識)」「孫のおばあちゃん離れ」「受験タイミング」
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【専門家の見解】
株式会社ハルメク 生きかた上手研究所 所長 梅津 順江(うめづ ゆきえ)
2016年3月から現職。主に年間約700人の50歳以上のシニア女性を
対象にインタビューや取材、ワークショップを実施


画像8:


~「孫は来てよし、帰ってよし」の真相に迫る~

孫のいる読者と接していると「孫はかわいい」とおっしゃいますが、「でもね・・ごにょごにょ」と歯切れが悪い感じです。座談会などでは、「孫は来てよし、帰ってよしだわ~」「そうそう」という話題で盛り上がることが一度や二度ではありません。

決定的だったのが、研究所メンバーが足の治療に行ったときに高齢女性二人が待合室でしていたおしゃべり。「明日孫がくるのよ~」「あ~面倒ね」「なんかいい言い訳ないかしら~」という会話が聞こえてきたようです。歓迎したくないわけではないし、良い関係を崩したくもない、けれど、気乗りしない様子が伺えます。

これらの真相をつきとめるべく、実施したのが、今回の調査です。「手放しでかわいい。何度でも会いたい」時期が乳・幼児までで、孫との関係の節目が5歳と11歳という特定の年齢だとはっきりしました。また、孫離れに関しては「体力の心配」「時間が制限される」など自分事情だけではなく、「子供世代への遠慮」「孫の受験」など子供・孫世代の事情も影響していることが明らかになりました。子供や孫とは適度な距離感をもって付き合っていくことがお互いの幸せにつながるのでしょう。


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【調査背景】
シニア女性誌部数No.1の「ハルメク」は、長年にわたりシニア女性のインサイトについて調査・分析を行ってまいりました。子供世代の晩婚化・晩産化により、孫がいるシニア女性は高齢化に直面しています。

人生100年時代と言われる今、悠々自適な老後とはならず、老体に鞭を打ち、孫育てに時間を費やさざるを得ないケースは珍しくありません。ハルメク読者から頻繁に聞こえてくる「孫は来てよし、帰ってよし」の真相はいったいどんなことでしょうか。今回は、シニア女性の孫に対する意識調査を実施いたしました。

※調査主体の「(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所」所長への取材、コメント提供も可能です。

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【調査概要】

調査の方法:webアンケート方式
調査の対象:ハルメク読者 55~84歳のシニア女性
有効回答数:311名
調査実施日:2018年7月23日~26日
調査主体:(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所

※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」と明記をお願いいたします。

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