▲「DMP for O2O」のサービス提供イメージ
■「DMP for O2O」について
「DMP for O2O」は、オンラインデータ(アプリやWebサイトのトランザクションデータ、アクションデータなど)とオフラインデータ(実店舗での購買・行動データ、顧客属性データなど)を統合的にマネジメントし、常に変化するユーザーの行動シチュエーションに合わせたプッシュ通知や広告、オウンドメディアでのレコメンドなどといった、パーソナライズされたマーケティング施策を可能にするサービスです。
このたびの連携にあたり、両社は、電通ダイレクトフォースの強みであるダイレクトマーケティングのノウハウと、ビッグデータ分析およびその関連サービスのパイオニア企業であるブレインパッドの機械学習/予測・最適化技術をもとに、オムニチャネル領域の戦略立案、コミュニケーションデザイン、オペレーション、分析までのトータルサポートを強化してまいります。
■DMP for O2Oの活用例
1.特定のユーザーセグメント(*2)への位置情報を加味したプッシュ配信
「Rtoaster」のユーザーセグメント機能と「App Scale Manager」の位置情報を連動したプッシュ通知配信機能を活用し、特定のユーザーセグメントへの位置情報を加味したプッシュ配信が可能となります。
例えば、「Rtoaster」で「クーポンに反応しやすいユーザーセグメント」を分析・作成し、「App Scale Manager」の位置情報から対象者が実店舗に来店したことを把握し、リアルタイムにクーポンをプッシュ通知するなど、プッシュ通知(クーポン配布)の最適化を行うことが可能です。
2.「App Scale Manager」で取得したユーザー情報を元にした、オムニチャネルでのアクション
「App Scale Manager」にて取得した「プッシュ通知の配信結果」、「ユーザーの位置情報」などを「Rtoaster」に連携し、「実店舗に来店したが、商品を購入しなかったユーザー」を対象に、オンライン店舗でのキャンペーン情報をプッシュ通知するといった施策が可能となります。
また、「プッシュ通知を開封しないユーザー」には、デジタル広告やメール等の施策を実施するなど、オムニチャネルでの施策が実現できます。
■App Scale Managerの今後について
IoT(Internet of Things、*3)時代が到来し、ウェアラブル端末やネット家電の普及が進むことで、今まで以上に膨大なデータの蓄積が進み、マーケティングアクションもさらに複雑化していきます。そのような時代を見据え、ビッグデータの分析からクリエイティブなアクションまでをリアルタイムで実行するオートメーション化に向けて、今後も開発に取り組んでまいります。
■初期導入キャンペーンについて
このたびの「DMP for O2O」のリリースに際して、初期導入キャンペーンを実施いたします。2015年11月末までに、お申し込みいただいた広告主様限定で、「DMP for O2O」の初期導入費用と月額費用をキャンペーン価格にてご提供いたします。詳しいキャンペーン内容につきましては、お問い合わせください。
(*1)DMP for O2Oを利用する場合には、RtoasterおよびApp Scale Managerの双方の契約が必要です。
(*2)セグメントとは、同じニーズや性質を持つ顧客層のこと。
(*3)「Internet of Things(モノのインターネット)」の略。コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在するさまざまなモノに通信機能を持たせ、インターネットあるいは相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。
■ご参考情報
●App Scale Manager(アップスケールマネージャー)について
http://www.ddf.dentsu.co.jp/service/asm/
App Scale Managerは、既存のスマートデバイスアプリにSDKを組み込むだけで、待受画面にプッシュ通知でメッセージ配信できるO2Oソリューションです。Bluetooth Low Energyに対応した近距離通信技術のBeaconやGPS、Wi-Fiを利用して、ロケーションに応じた位置情報連動配信や、ソーシャルメディア上のポストデータを分析し、ユーザーのシチュエーションに応じた情報配信、広告主が保有する会員データと連携することで、顧客情報に基づいたパーソナライズな情報をポップアップさせます。
●Rtoaster(アールトースター)について http://www.rtoaster.com/
Rtoasterは、ブレインパッドが開発・提供する最先端のレコメンドエンジンが搭載されたプライベートDMPです。データの蓄積・管理から、スマートフォンアプリ/ウェブサイト/デジタル広告/メールなどの多様な顧客接点におけるパーソナライズアプローチ、行動ターゲティング/レコメンドといったアクションまで、デジタルマーケティングを強力にサポートします。複数のチャネルを横断した最適な顧客コミュニケーションを高度かつ精緻に行うことが可能な、国内最大規模のプライベートDMPとして、150社以上のさまざまな企業に導入・活用いただいております。
●株式会社電通ダイレクトフォースについて
http://www.ddf.dentsu.co.jp
本社所在地:東京都中央区築地5-6-10 浜離宮パークサイドプレイス17F
設立:2007年6月
代表者:代表取締役社長 白鳥 敏博
資本金:150百万円(2015年7月1日現在)
株主:株式会社電通(100%出資)
従業員数:102名(2015年7月1日現在)
事業内容:ダイレクトマーケティング・ソリューションの提供、デジタルマーケティング・ソリューションの提供
●株式会社ブレインパッドについて
http://www.brainpad.co.jp
(東京証券取引所 市場第一部:証券コード 3655)
本社所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 佐藤 清之輔
資本金:331百万円(2015年6月30日現在)
従業員数:166名(連結、2015年6月30日現在)
事業内容:アナリティクス事業/ソリューション事業/マーケティングプラットフォーム事業
*本ニュースリリースに掲載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
*本発表は、株式会社電通ダイレクトフォースおよび株式会社ブレインパッドの両社で行っております。重複してニュースリリースが配信されることもありますので、ご了承願います。
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ