米国ボストンに拠点をおくNature Inc(所在地:米国 マサチューセッツ州、CEO:塩出晴海)は、エアコンをスマート化するIoTプロダクト「Nature Remo (ネイチャー リモ)」を発表、2016年5月23日より米国のクラウドファンディングサービスKickstarterでの先行予約を開始いたしました。
KickStarter https://www.kickstarter.com/projects/926103613/nature-remo-make-any-room-air-conditioner-smart
製品ページ http://nature.global/remo-jp
Nature Remoは、コントローラー機能と電源制御機能(パワープラグ)を有するデバイスと、スマートフォンアプリとで構成するIoTプロダクトです。スマートフォンアプリを使えば、インターネットを通じて、どこからでもエアコンを含めた家電のリモコン操作が可能になります。またデバイスには、温度計機能、湿度計機能、人感センサー、照度センサー、ノイズセンサーも搭載し、室内の人やペットを検知したり、過去の操作履歴を学習し、電気代を節約します。
Natureは、Nature Remoのデバイス操作を可能にするAPIを公開いたします。これにより、他のIoTプロダクトとの連携や、Nature Remoを活用するスマートフォンアプリの登場などを促進いたします。具体的には、IFTTT (If This Then That)やAmazon Echoなどとの連携が可能になります。
Nature Remoの正式発売は、2016年8月を予定しています(日米同時)。今般発売のNature Remoには、パワープラグは附属せず、コントローラーにACアダプターが附属します。2016年内にはACアダプターと交換する電源制御機能を搭載したパワープラグの発表を予定し、それにより消費電力の計測とデマンドレスポンス(電力需要抑制システム)への対応も可能になります。
化石燃料が乏しい日本において、ピーク時に活用できる電力供給源の代替としてバーチャルパワープラント(多数の小規模な発電所や、電力の需要抑制システムをひとつの発電所のようにまとめて制御を行うこと)が注目を浴びています。Natureのビジョンは、インターネットとセンサー技術を活用し、バーチャルパワープラントを普及させ、エネルギーを自給自足できる未来をつくることです。
【Nature Remo製品概要】
製品名:Nature Remo (ネイチャー リモ)
アプリ名:Nature Remo (ネイチャー リモ)
価格:Kickstarter通常予約価格$69/早期予約価格 $49(100台限定)
発売予定価格 $119
発売予定:2016年8月
デバイス対応の条件: エアコンを中心とした赤外線対応リモコンの家電商品全般
アプリ対応OS: iOS、Android
【Nature Inc について】
会社名:Nature Inc(ネイチャー)
CEO:塩出 晴海(しおで はるうみ)
URL:http://nature.global/
概要:
米国ボストンにて創業、ハーバード大学発ベンチャーとして同大学のベンチャーインキュベーションプグラムに参加中。海外の数々のビジネスコンペティションで勝ち抜いており、ロンドン・ビジネス・スクールのCleanTech Challengeでは優勝。ハーバード・ビジネス・スクールのNew Venture CompetitionではFinalist、MITのClean Energy Prizeや100KにおいてはSemi-finalistに選ばれています。
Founder 兼 CEOの塩出晴海は、2008年スウェーデン王立工科大学にて情報工学の修士課程を修了後、2014年まで三井物産で東南アジアの電力事業開発に従事。2016年5月、ハーバード・ビジネス・スクールにてMBA課程を修了予定。
Founder 兼 CTOの大塚雅和は、慶應義塾大学を卒業後、2000年にパナソニックに入社。2007年より面白法人カヤックにて、「nakamap」(現lobi)「wonderfl」など多くのWebサービスの企画・開発を担当。2013年に同社から独立し、 WiFi機能の付いたオープンソースの赤外線リモコンデバイス「IRKit」を開発・販売。そのノウハウを活用し、 現在の「Nature Remo」は開発されています。
【このリリースに関する問い合わせ先】
Nature info@nature.global
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