正岡子規をはじめ著名な俳人を数多く輩出する俳句のまち・愛媛県松山市では、2015年8月21日(金)~23日(日)の3日間にわたり、高校生がお互いの俳句の出来や鑑賞力を競い合う「第18回俳句甲子園 全国高等学校俳句選手権大会」が開催されます。
全国20都市28会場にて開催された地方大会と投句審査に、32都道府県・95校127チームがエントリー。開催都市、会場数、都道府県数、学校数、チーム数の全てが過去最多となっています。地方大会を勝ち抜いた28チームと厳正な投句審査で選ばれた8チームの計36チームが、日本一を目指し、熱い「ことばのバトル」を繰り広げます。
『第18回俳句甲子園 全国高等学校俳句選手権大会』 開催概要
2015年8月21日(金)~23日(日)
主催:NPO法人俳句甲子園実行委員会 共催:松山市・愛媛県
【21日(金)】 18:20~ ウェルカムパーティー・抽選会(松山大学カルフールホール)
【22日(土)】 8:50~ 開会式、予選リーグ、決勝トーナメント1・2回戦(大街道商店街特設会場)
【23日(日)】 8:45~ 敗者復活戦、準決勝、決勝、表彰式(松山市総合コミュニティセンター・キャメリアホール)
<対戦方法>
5人1組のチームによる対抗戦で、それぞれ制限時間内に句の披露と質疑応答を行います。両方の句に対して議論が終了したのち、複数の審判員が旗を揚げ判定を行い、勝敗を決めます。判定は、それぞれの俳句の作品ポイント(10点満点)と、互いの俳句に対する鑑賞ポイント(最大3点の加点)の合計ポイントで決まります。
松山市は、「ことばのちから」によるまちづくりに取り組んでおり、市内各所での「ことば」の掲示、展覧会やシンポジウムの開催をする「街はことばのミュージアム」事業を行っています。また、昨年「俳句甲子園」が第17回大会という、俳句の”17音”にちなんだ節目を迎えた事を記念し、「俳都松山宣言」を発表するなど、「俳都松山」を市内外に発信しています。
第18回俳句甲子園全国高等学校俳句選手権大会出場チーム一覧
◆32都道府県・95校127チームがエントリーし、地方大会は全国20都市28会場で開催。(都道府県数、学校数、チーム数、開催都市数、会場数の全て過去最多)
◆23都道府県・34校36チームが全国大会に出場。(うち、8校8チームが初出場)
「俳都松山」の取り組み
●俳句ポスト/俳句投稿サイト「俳句の街まつやま俳句ポスト365」
誰でも気軽に投句することができるポストを、主要観光地や四国八十八ヶ所など90ヶ所以上に設置。平成22年からは県外にも10ヶ所以上設置。平成24年には、EU(欧州連合)の首都・ブリュッセルにも設置されました。2013年からは、インターネットを通じて、毎週お題を設定し、気軽に投句ができる俳句投稿サイトの運営を開始。自治体による運営は全国初の取組みです。
●「俳都松山」のPRロゴ
松山市は、平成27年6月17日に「俳都松山」をPRするためのロゴマークを発表しました。1音1音の光り輝くことばが1つにまとまり、17音の俳句として調和するイメージを形にし、カラフルな色彩は、俳句の多様性と明るく楽天的でユーモアあふれる正岡子規を表現。「都」には赤い光をあしらい、光り輝くことばと共に歩む日本のまち、「俳都松山」のイメージをデザインしています。今後、松山市の俳句文化振興に向けた取組みのシンボルとして、幅広く活用していきます。
●スマートフォンアプリ「スマイル松山ハイク&安心ナビ」
松山市は平成25年10月24日に、スマートフォンアプリ「スマイル松山ハイク&安心ナビ」をリリースしました。本アプリは、ICTを活用したウォーキング(街歩き)により、市民が健康で住みやすく、観光客に魅力ある街を目指す「スマイル松山プロジェクト」の一環で制作されました。市内の観光情報や人気観光ルートを見ることができる他、俳句の作成・投句ができ、マップ上の好きな場所に自分だけのオリジナル句碑を建てることができる松山市ならではのアプリです。街歩きをしながら「俳都松山」を楽しむことができます。また、災害時には避難所の表示や安否確認を行える防災支援アプリとして機能します。
■ダウンロード方法
AppStoreまたはGooglePlayで「スマイル松山」と検索
AppStore https://itunes.apple.com/us/app/sumairu‐song‐shan‐haiku‐xinnabi/id716442034?l=ja&ls=1&mt=8
GooglePlay https://play.google.com/store/apps/details?id=smile.matsuyama&hl=ja
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