山口県下関市唐戸にある水族館「下関市立しものせき水族館 海響館(かいきょうかん)」は、海の生き物たちの生態をより多くの人に知ってもらおうと、鳴き声や泳ぐ音など、水族館内で飼育している海の生き物たちが奏でる声や音を録音して、一つの”Jazz Music”作品とした「Swimmin’Jazz ~Sessions with Animals of Sea~」を公開しました。
○●○ 動画はコチラ→https://youtu.be/BBUTD325JZQ ●○●
[動画: http://www.youtube.com/watch?v=BBUTD325JZQ ]
すべて生き物たちの音だけ!!未だ誰も聞いたことの無いアニマル楽団!
これまでも「水の世界を旅しよう」をコンセプトに、ペンギンが水中を泳ぐ姿を幻想的に撮らえた映像で、福岡広告協会賞やFCC賞などを受賞した海響館。新たな試みとして制作に挑んだのが今作「Swimmin’Jazz ~Sessions with Animals of Sea~」です。海の生き物の出す音だけで音楽が作れるのか。そんな驚きのアイディアに挑戦して生まれたJazz Music。聴く人によっては普通のBGMとして認識してしまうかもしれないハイクオリティな、前代未聞の音楽を是非ともお楽しみ下さい。
<見どころ>
◆鳴くまで待った!!出演生物総勢30種以上!録音に丸3日をかけた超大作。
今作に“出演”している海の生き物たちは、海響館が誇る名音楽家ペンギンやイルカ、アシカにヤドカリ、ピラルクーにカワハギ、そして下関でおなじみのフグなど、種類別でいうと総勢30種類!もちろん、彼らは“気難しい一流の音楽家”だけに、こちらの思い通りには中々演奏してくれる訳もなく、鳴くまでひたすら待ち続け、理想のテイクが出るまで丸3日を録音に費やしました。
◆世界的大ヒットの「森の木琴」を手がけたサウンドデザイナー清川進也氏の挑戦。
世界最大級の国際広告際である「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」で、2つの金を含む3部門で賞に輝いた作品「森の木琴」。森林の中、木琴がわりに間伐材を使用して、バッハの名曲『主よ人の望みの喜びよ』を奏でるという、世界が驚いたアイディアを見事実現させたサウンドデザイナーの清川進也(きよかわ しんや)氏が今回のサウンドデザインを担当。
<制作苦労秘話(清川氏談)>
◆マイク選び:「いきものによって奏でる音量が異なるためマイク選びが重要でした。また日頃聞くことのできないミクロな世界の音(トビハゼの移動など)を収録するために、防水加工を施した超指向性マイクを使用するなど趣向を凝らしています。」
◆生き物たちとのコミュニケーション:「1テイクも無駄にできない収録スケジュールでしたので、ベストテイクを引き出すための配慮を入念に行いました。特にデリケートな生き物に対しては、収録機材を極力目立たせない、必要最低限の人員で収録に挑む、収録前にスキンシップを十分に取るなどして、生き物たちとの距離を詰めました。」
▼清川 進也プロフィール
音楽監督/作曲家/サウンドデザイナー/プロデューサー/コーディネーター/invisible designs lab所属
自ら作曲家・サウンドデザイナーとして作品制作に携わる一方、幅広い行動範囲と人脈を活かし多岐に渡るプロジェクトを取り仕切るコーディネーターとしての一面を兼ね備えた音楽監督。主な最近の作品にNTTドコモ「森の木琴」、Sony「Water Rock」、江崎グリコ「Crisp Concert」など。
~下関市立しものせき水族館 海響館について~
日本最大級のペンギン展示施設「ペンギン村」やイルカとアシカが共演する「アクアシアター」、「スナメリのプレイングタイム」などの通常イベントのほか、ペンギンやイルカに触れて学べる体験型イベントも実施(当日先着予約順、季節により実施内容変更あり)。関門海峡の潮流を再現した水槽や、世界中のフグの仲間を常時100種類以上展示するなど下関ならではの展示も見どころ。
■住所:〒750-0036 下関市あるかぽーと6番1号 ■TEL: 083-228-1100 ■FAX: 083-228-1139
■開館時間:9:30~17:30(最終入館:17:00) ■定休日:無休 ■公式HP:http://www.kaikyokan.com/
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