■シリーズ誕生と本格展開の背景
技術書の制作現場では、執筆中や編集工程中に、対象のソフトウェアのバージョンが変わってしまうことがしばしば起こりました。また、雑誌やWebサイト等の既存コンテンツをまとめて書籍にする際の変換コストも課題でした。そうした状況のなか、Think ITではよりスピーディーかつ簡単にコンテンツをワンソース・マルチユースで利活用できるシステム※1を構築いたしました。このシステムで原稿を一元管理することで、Webサイト用のHTML形式のみならず、電子書籍用のEPUB形式や紙書籍用のPDF形式のファイルをコマンド1つで自動的に出し分けられるようになりました。
また流通・販売面においては、インプレスグループが積み重ねてきたプリント・オン・デマンド(以降、POD)※2の経験を活かし、少部数印刷でありながらリーズナブルな価格での紙書籍版の販売が可能になりました。弊社では、これまでもAmazonによるPODサービスを活用して、Think IT Booksの紙書籍版を販売してまいりました※3が、このたびのシリーズ本格展開によって、大手書店の実店舗やAmazon以外のオンライン書店でも、より手軽に紙書籍版をお買い求めいただけるようになります。タイトルリストなど、詳しくはThink IT Booksの公式ページをご確認ください。
Think IT Books―Web連載がそのまま書籍に!
https://thinkit.co.jp/tibooks
Think ITでは、インプレスが掲げる“One impress”のビジョンのもと、これまでのWebサイトのみだったサービスに、インプレスの主力事業である出版の要素を追加しThink IT Booksを実現しました。今後も、読者のみならず、著者、書店、広告クライアントといった多くの関係者のニーズにお応えするメディア展開に挑戦して参ります。
■実店舗での取り扱い店リスト
ジュンク堂書店 池袋本店(東京都豊島区)
紀伊國屋書店 新宿本店(東京都新宿区)
紀伊國屋書店 新宿南店(渋谷区千駄ヶ谷)
丸善 丸の内本店(東京都千代田区)
書泉ブックタワー(東京都千代田区)
三省堂書店 神保町本店(東京都千代田区)
八重洲ブックセンター 本店(東京都中央区)
丸善 日本橋店(東京都中央区)
ジュンク堂書店 大阪本店(大阪府大阪市北区)
ジュンク堂書店 三宮店(兵庫県神戸市中央区)
ジュンク堂書店 三宮駅前店(兵庫県神戸市中央区)
東京大学生協 本郷書籍部(東京都文京区)
※このほかオンライン書店でも販売しています。
■シリーズ最新刊のご案内
MySQL Clusterによる高可用システム運用ガイド(Think IT Books)
著者:山崎 由章
価格:2,200円+税
発売日:2016年3月25日
ページ数:110ページ(PDF換算)
ISBN:978-4-8443-8010-8
Windows 10ユニバーサルアプリ開発【Windows 10 Mobile 対応】(Think IT Books)
著者:薬師寺 国安
価格:1,800円+税
発売日:2016年2月26日
ページ数:132ページ(PDF換算)
ISBN:978-4-8443-8011-5
Unity 5ゲーム開発はじめの一歩(Think IT Books)
著者:古波倉 正隆
価格:1,800円+税
発売日:2016年2月26日
ページ数:140ページ(PDF換算)
ISBN:978-4-8443-8012-2
SoftLayer詳細解説ガイド(Think IT Books)
著者: 安田 智有/安田 忍/畑 大作/山本 直哉/玉川 雄一/佐々木 敦守/木村 了
価格:2,200円+税
発売日:2016年2月26日
ページ数:164ページ(PDF換算)
ISBN:978-4-8443-3986-1
■Think IT Booksシリーズの特長
Think IT Booksは、他の技術解説サイトにはない独自のサービスとして、2014年末のβ版開始以来、多くの皆さまから評価を得てきました。具体的には以下のようなメリットが挙げられます。
◎通常の紙書籍の出版に比べ、低コストかつスピーディーに発行できる
→ 書籍化が難しかったテーマの出版機会の拡大に繋がります
◎Web連載へのフィードバックを書籍化の際にコンテンツに反映できる
→ Web連載のアクセス状況やソーシャルでの反応をもとに改善できます
◎Web連載の原稿料のほか、書籍販売による印税収入が見込める
→ 著者の皆様にとって収入アップに繋がります
◎Webブラウザの他に専用端末や紙などの最適な環境でコンテンツを閲覧できる
→ ネットワークに繋げることなくオフライン環境でも閲覧できるようになります
◎企業やコミュニティ等の宣伝ツール等にも活用できる
→ ※受注制作となり別途費用が発生します、詳細はお問い合わせください
※1 本システムでは「Re:VIEW」や「Git」、「Ruby」、「TeX Live」を始めとする数多くのオープンソースソフトウェアを活用しています。この場を借りてコミッター、コントリビューターならびにコミュニティの皆様の活動に深く感謝申し上げます。
※2 一冊単位で印刷・製本する新しいタイプの出版方式です。大量の在庫を抱えることなく必要な部数を印刷し販売できるため、出版社や書店等を中心に近年注目されています。
※3 今回発売する4タイトルを含め、シリーズ累計で18タイトルを発刊。既刊の一部には電子書籍版のみのものがございます。また、既刊の紙書籍版は、多くはAmazonによるPODサービスのみとなります。
以上
【株式会社インプレス】 http://www.impress.co.jp/
シリーズ累計7,000万部突破のパソコン解説書「できる」シリーズ、「デジタルカメラマガジン」等の定期雑誌、IT関連の専門メディアとして国内最大級のアクセスを誇るデジタル総合ニュースサービス「Impress Watch」等のコンシューマ向けメディア、「IT Leaders」、「SmartGridニューズレター」、「Web担当者Forum」等の企業向けIT関連メディアブランドを総合的に展開、運営する事業会社です。IT関連出版メディア事業、及びデジタルメディア&サービス事業を幅広く展開しています。
【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ