~ ロボット、スマートビルディング、警備業務などへの適用を目指す ~
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)は、AI(人工知能)関連のベンチャー企業への出資を行う「AI特化コーポレートベンチャーキャピタル」(以下 AI-CVC)から、AIを活用した映像解析プラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を提供する株式会社フューチャースタンダード(本社:東京都文京区、代表取締役:鳥海 哲史、以下 FS社)に出資したことを発表します。
FS社は、イメージセンサーと映像処理に特化した様々なソリューションを開発することを目指し、2014年3月に設立された企業です。
TISは、FS社の映像解析プラットフォーム「SCORER」を、ロボット、スマートシティ、スマートビルディング、警備業務や製造現場など様々な分野でニーズが拡大すると想定されるAIによる映像解析に適用することで迅速なサービス提供を目指します。さらに、AI-CVCの既存や今後の出資先となる様々な企業の提供するサービスと「SCORER」を連係させ、オープンイノベーションの実現に貢献していく予定です。
■「SCORER」について
FS社の「SCORER」は、環境構築の必要がなく初期費用ゼロで、ニーズや環境に合わせて自由に組み合わせることができる「安く・早く・ちょうどいい」がコンセプトの映像解析プラットフォームです。
「SCORER」により、リアル店舗の導線トラッキング、警備業界向け通行量測定サービス、工場内の効率化・異常検知や従業員の導線解析などが可能となります。
また、「SCORER」は現場(エッジ)での映像データ収集と解析向けの「SCORER Edge」、クラウドでの映像解析エンジン「SCORER Cloud」の2つで構成され、「SCORER Cloud」はWeb上でアカウント登録するだけで、即日で映像のアップロードからディープラーニング(深層学習)による映像解析、解析データの管理ができます。
<「SCORER Edge」のスターターキット(左)と「SCORER Cloud」の解析画面イメージ(右)>
■ 株式会社フューチャースタンダードの概要
社名:株式会社フューチャースタンダード
所在地:東京都文京区本郷4-37-17 本郷トーセイビル 6階
設立:2014年3月
資本金:1億5,380万円
代表者:代表取締役 鳥海 哲史
事業内容:
カメラからデータ取得まであらゆる画像処理を用いたトータルサービスを提供するプラットフォーム事業
スマホから操作可能なスマートカメラを用いた各種ソリューション
URL:http://www.futurestandard.co.jp/
■TISの「AI特化コーポレートベンチャーキャピタル」について
「AI-CVC」は、TISの既存の「コーポレートベンチャーキャピタル」より出資枠の上限を拡大し、AI分野に特化したベンチャーキャピタルです。出資対象は、アーリーからミドルステージの急成長期にあるAI関連のベンチャー企業を想定し、出資先の発掘から最終決定までの出資判断を、最短1ヶ月程度で行います。
また、AI関連サービスの展開とAIビジネスに興味を持つ顧客基盤や多様なパートナーとのパイプを持つTISのAIサービス事業部が、出資先に多面的な支援を行いながらマーケットにアプローチ出来る点が特長です。
TIS株式会社について
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
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