BJITは、バングラデシュに開発拠点を置くBJITグループの日本本社で、バングラデシュでのオフショアのソフトウェア開発や、オンサイト開発を手掛けています。そのため、現地のIT人財やIT人財を育成する大学および専門学校との結びつきも強く、優秀なIT技術者とのハブとなっています。SpringはBJITと業務提携契約を結ぶことで、高い技術力を持つバングラデシュ出身のIT技術者を顧客企業に紹介し、国内企業におけるIT人財不足解消に貢献します。
日本国内ではIT技術者に対する需要が増加を続けています。厚生労働省によると、2017年度の「情報処理・通信技術者」の有効求人倍率は2.48倍であり、5年間で1.10ポイント増加しています(*2)。また、経済産業省は、2030年にIT技術者不足の規模が約59万人に達すると試算しており(*3)、ビジネスにおけるITの重要性がますます高まるなか、IT技術者の不足が企業の成長の足かせとなることが懸念されています。
近年、大きな経済成長を遂げているバングラデシュは、BRICsに次ぐNEXT11のひとつにも挙げられています。同国の政府は、独立50周年にあたる2021年までに中所得国になることを目指し、包括的政策である「ビジョン21」を掲げており、その中心のひとつに、社会のあらゆる分野でIT技術の導入を促進する「デジタル・バングラデシュ」があります。「デジタル・バングラデシュ」推進のため、政府が主導してIT分野における人財育成を積極的に進めており、高い技術力を持ったIT技術者が多く育っています。Springはこういった人財を日本国内の企業へ紹介することで、成長の実現を支援します。
アデコ株式会社人財紹介事業本部長で、Spring転職エージェントの責任者を務める板倉啓一郎は、次のように話しています。「Spring転職エージェントでは、IT技術者の人財紹介を事業の柱のひとつとして位置付けており、専門部署を設けて事業を行っています。この度、BJITと業務提携契約を結び、バングラデシュの優秀な人財を顧客企業に紹介できることをうれしく思います」
株式会社BJIT代表取締役社長の明石康弘は、次のように話しています。「この度、Springと業務提携契約を結ぶことができ、うれしく思います。バングラデシュでは国外での就業を目指すエンジニアも多く、中でも日本の企業は人気の就業先となっています。今後も現地の人財に対し、培ったスキルを発揮できる機会を提案できるよう、事業に取り組んでまいります」
Springは、人財採用のエキスパートとして、今後もさまざまな取り組みを通じて、求職者と企業の双方を支援してまいります。
*1:Staffing Industry Analysts 2017、人財サービス企業売上ランキングより
*2:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」
*3:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」(2016年6月発表)
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