注1:疾病につながる社会経済的、環境的、行動的要因を予防すること。
「『健康への気づき』を促す空間デザイン・プログラム」の実現
どのプログラムも自由に利用できます。また、利用を通して『健康への気づき』が得られるよう様々な工夫を施しました。
•ステップウォーキング
ー歩幅をチェックするプログラムー
床面に描かれた年代別、身長別の歩幅ラインと、利用者自身の歩幅を比べることにより、楽しみながら、『健康への気づき』を得られます。
•クライムウォーキング
ー記憶や想像力にはたらきかけるプログラムー
身体活動の増加に寄与する屋内階段の利用を促すため、階段に上りたくなる工夫として、効果音や童謡から記憶を呼び起こすプログラムを盛り込んでいます。
•バランスウォーキング
ー歩く速度や姿勢をチェックするプログラムー
歩行年齢測定システムを体験することで、自分の歩行年齢がわかります。速度、姿勢、バランスなど、自分の歩行状態を知ることで、『健康への気づき』につなげます。
利用者層の調査とアンケートによる効果検証
利用者層の調査とアンケートを2018年5月13日、14日に実施し、効果検証しました。
• アンケート回答者の年代は10代:7.4%、20代:23.5%、30代:20.8%、40代:15.4%、50代:14.8%、60代:11.4%、70代以上:5.4%であり、20~30代で44.3%でした。
• 健康無関心層の7割が「プログラムを通じて、自分の体や健康について意識を向けるきっかけになった」と答えていました。そのため、プログラムが健康関心層だけでなく、無関心層にも効果を与えていることがわかりました。
• 全体の4割が「プログラムを利用することは、イオンモール宮崎に来る目的の1つとなっている」と答えていました。
※本プログラムは、千葉大学予防医学センターと株式会社竹中工務店で推進する健康な空間・まちづくりである「健築(R)」と連携しています。
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