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Release 親と同居「したくない」は「したい」の2倍以上!「親の介護が心配」「自分の介護が心配」はほぼ同数 40歳以上の子世代に聞く、敬老の日アンケート

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親と同居「したくない」は「したい」の2倍以上!「親の介護が心配」「自分の介護が心配」はほぼ同数 40歳以上の子世代に聞く、敬老の日アンケート

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9月15日は「老人の日」、21日は「敬老の日」と老後について身近に感じる機会も多くなるのではないでしょうか。『保険クリニック』は、40歳以上の子世代に聞く、親や自分の介護について男女各250人を対象にアンケートを実施しました。

【調査結果概要】
・40歳~60歳の男女500人のうち親が生存している432人に聞くと、親と「同居したくない」が「同居したい」の2倍以上となりました。(Q2)
・親の介護については、「親の介護が心配」または介護経験のある人は51.6%を占め、その大半が費用面の心配を挙げていました。(Q3.4)
・親と、今後について「話し合っていない」が67.8%を占め、どうするかまで決めている人は12.5%でした。(Q5)
・親が介護状態になったら「介護施設に入所させる」(154人、35.6%)「自分で在宅介護をする」(134人、31.0%)が多く、半数以上の人が答えた「自分ができる介護の種類」は、「買い物」「掃除」「洗濯」でした。(Q6.7)
・自分の介護については、「心配」が42.2%と、親の介護を心配する人と割合は差がありませんでした。(Q8)
・自分が介護状態になったら、介護職員に介護してほしい人が36%と最も多い一方、「誰にもしてほしくない」も34%を占めました。(Q9)
・自分が介護状態になった時の準備をしているのは、36.0%にとどまり、その方法は貯蓄が大半でした。(Q10)

【調査結果詳細】
Q1.親の年代はどれですか。
回答者の年代
40代  57.4%
50代  40.2%
60代   2.4%

親の年代
50代   0.2%
60代   9.0%
70代  43.4%
80代  31.4%
90代   2.4%
亡くなっている 13.6%

40歳~60歳までの男女各250人に親の年代を聞いてみたところ、70際~80歳代が74.8%で大半を占めていました。平成26年3月末の介護認定者数は584万人。75歳以上の3人に1人は介護が必要な状況になっています。


Q2.親と同居したいですか。

画像1:

  同居したい    20.1%
  同居したくない  48.9%
  既に同居している 31.0%
親と同居する?反対は賛成の2倍強!
親が生存している432人に親と同居したいかを聞いたところ、「同居したい」が20.1%に対して「同居したくない」が48.9%いることが分かりました。
内閣府の平成26年版高齢社会白書によると、子どもとの同居率は1980年に70%だったのが、1999年には50%を割り、2012年には42.3%と大幅に減少しているそうです。
一人暮らしや高齢者夫婦のみの世帯がどんどん増えていて、2012年は53.6%となっています。


Q3.親の介護について心配はありますか。
画像2:

  心配      42.8%
  心配はない    8.6%
  まだ分からない 39.8%
  既に介護をしている、したことがある 8.8%
約51%は親の介護が心配!
親の介護が心配もしくはすでに介護している人の割合は51.6%(223人)いることが分かりました。40歳代以降になると、親の介護問題が現実味を帯びているのがわかります。


Q4.親の介護について心配な事はなんですか。(いくつでも)
画像3:

  介護にかかる費用   144人
  介護にかかる時間   125人
  家族への負担     111人
  介護施設が見つかるか  72人
  仕事が続けられるか   59人
  自分の体調       58人
  その他          1人
親の介護の心配事は費用と時間!
親の介護が心配と答えた185人に何が心配か聞いたところ、1位は「介護にかかる費用」(144人、77.8%)、2位は「介護にかかる時間」(125人67.6%)、3位は「家族への負担」(60.0%)と続いています。介護にかかる時間は介護認定の程度によってかなり異なります。また、費用に関しても介護認定の程度と自宅介護か施設介護かでかなりの開きがあります。8月に、所得が一定以上の場合、公的介護サービス利用時の負担が2割にアップしたことも、費用面の心配の要因でしょう。


Q5.親と今後について話し合っていますか。

画像4:

  話し合っていて、どうするか決めている   12.5%
  話し合っているが、どうするか決めていない 19.7%
  話し合っていない             67.8%
約67.8%は今後について話していない!
親と今後のことについて話し合っているか聞いたところ、話し合っていてどうするか決めている人は12.5%(54人)、話し合っているけど、決まっていない人が19.7%(85人)いることが分かりました。
67.8%は何も話していないとの結果になりました。
最近では終活という言葉も浸透していますが、なかなか子世代から介護になったらどうする?と親に直接聞くのに抵抗がある人も少なくないと思います。お互いが話しやすくなる場や機会の提供も今後の課題かもしれません。


Q6.親が介護状態になったらどうしますか。

画像5:

  介護施設に入所させる    154人
  自分で在宅介護をする    134人
  親自身でどうにかしてもらう  43人
  他の身内にお願いする     41人
  その他            30人
  すでに介護施設に入っている  16人
  すでに介護している      14人
自分で介護するのは約34%のみ!
親が生存している432人に介護状態になったらどうするか聞いたところ、第1位は「介護施設に入所させる」(154人、35.6%)、第2位は「自分で在宅介護する」(134人、31%)でした。
その他の意見で多かったのは、「まだ分からない」でした。


Q7.自分ができる介護の種類はなんですか。(いくつでも)

画像6:

  買い物      259人
  掃除       235人
  洗濯       234人
  食事の準備    199人
  送り迎え     172人
  食事の介助    164人
  衣類の着脱解除  152人
  何もできない   106人
  トイレの介助    97人
  おむつを替える   77人
  お風呂に入れる   65人
  その他        1人
約4人に1人は何もできない!
自分で出来る介護の種類について聞いたところ、第1位は「買い物」、第2位は「掃除」、第3位は「洗濯」となりました。この3つについては、半数以上の人が「自分でできる」と考えているようです。
一方で、432名中106人(24.5%)は「何もできない」と回答しました。自分では何も介護することができない分、前問で、介護施設や他の人にお願いをする人が多かったのも頷けます。


Q8.自分の介護について心配はありますか。

画像7:

  心配      42.4%
  心配はない    7.6%
  まだ分からない 50.0%
約42%は自分の介護が心配!
40歳~60歳の500人に、自分の介護について心配か聞いたところ、半数は「まだ分からない」でしたが、212人(42.4%)は「心配」と感じていることが分かりました。
Q3で「親の介護が心配」と答えたのが185人(42.8%)と、自身の介護保険料も払い始める40歳以降は、親だけでなく自分の老後や介護についても、考え始める年齢だと言えます。


Q9.自分が介護状態になった時、誰に介護して欲しいですか。(いくつでも)

画像8:

  介護職員       180人
  誰にもしてほしくない 170人
  配偶者        140人
  子ども         75人
  兄弟姉妹・親戚      9人
  その他          1人
自分の介護は介護施設で!
自分が介護状態になった時、誰に介護して欲しいか聞いたところ36%は「介護職員」、34%は「誰にもして欲しくない」との回答でした。
自分が介護状態になった時は家族や身内に迷惑をかけたくないと考えている人が多いことが伺えます。


Q10.自分が介護状態になった時の準備をしていますか。また、何でしていますか。(いくつでも)

画像9:

  している  36.0%
  していない 64.0%

  貯蓄        151人
  株や投資信託で運用  40人
  介護保険       37人
  その他         1人
心配していても準備はまだ!?
自分が介護状態になった時の準備をしているか聞いたところ、42.4%の人が自分が介護状態になった時の事を心配しているのに対して、準備をしている人は36%にとどまっています。少しでも早くから始めれば、少ない金額で多く準備することが可能です。


【調査方法】
サンプル数 : 男女500人(男性250人、女性250人)
年  齢   : 40 歳~60 歳
調査方法  : Web アンケート
調査期間  : 2015 年9月4日~9月7日
※本リリースの調査結果や分析をご利用いただく際は、『保険クリニック調べ』と明記ください。

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