災害が発生して一時的にライフラインや物流が寸断された状況下でも“生き抜く”ために、普段からどのような備えが必要であるか、避難生活が長期化してもいかに普段と変わらない温かい食事を確保し心身の健康を保つかについて「食」を切り口として考えていただきたいという思いで制作しました。
「もしも」の時をイメージし、自分や家族にあった方法で乗り切ることができるよう、高齢者や乳幼児等にも配慮した「自助力」の向上にお役立ていただければ幸いです。
防災レシピ冊子の紹介
タイトル:こころとおうちに備えて安心『日々のごはん と もしものごはん』
(1)大地震発生!その時、どう身を守る?
(2)災害時、火や水を効率よく使うには?
※レシピの開発・監修は防災士・災害食専門員 今泉マユ子氏
(3)ローリングストックって何のこと?
※レシピの提供は東京ガス(株)「食」情報センター
(4)介助や介護を必要とする高齢者や障がい者のための“もしも”に役立つ準備とは?
※医学博士 河瀬聡一朗氏監修、レシピ提供は管理栄養士 佐藤真由美氏
(5)こんな時、ガスをどうする?
災害時に役立つ調理方法(お湯ポチャ調理&即食)レシピ例
ローリングストック(日常備蓄)レシピ例
本冊子の発行に合わせ、東京ガス都市生活研究所は「非常食」の実態と意識に関する調査を行い、都市生活レポート『日常の中で災害に備える工夫を~ローリングストックで備蓄し、美味しく楽しく食べる~』を発行しました。都市生活研究所のホームページから無料でダウンロードできます。(http://www.toshiken.com/report/eco03.html)
都市生活レポートの紹介
タイトル:日常の中で災害に備える工夫を~ローリングストックで備蓄し、美味しく楽しく食べる~
つい見直しを忘れて賞味期限切れになってしまうことの多い「非常食」。非常食を「定期的に見直したいが忘れてしまう」(図1)、「賞味期限が切れていたことがある」(図2)という人がそれぞれ6割近くいました。
賞味期限切れを防ぐために有効な「ローリングストック(日常備蓄)」は、備蓄した食料を普段の食事で消費します。「非常食」をおいしく食べる調理法を知りたいと思っている人は半数以上で、備蓄した食料の調理法に対するニーズがあることがわかりました(図3)。
都市生活研究所では、いざという時の備えを学ぶ「災育※」の工夫として、日常の中で災害時を想定したサバイバルを疑似体験する“サバイバルナイト”を提案しています。
※「災育」とは災害について知り、いざという時の備えを学ぶことで、生き抜くための力をつける取り組みです。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ