海外・国内のベンチャー系ニュースサイト | TECHABLE

TECHABLE

Release ボッシュ、CEATEC JAPAN 2018に出展

Release

ボッシュ、CEATEC JAPAN 2018に出展

SHARE ON

このエントリーをはてなブックマークに追加
モビリティ、インダストリー、リビングの3分野でIoTソリューションを展示

グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーであるボッシュは、10月16日(火)から19日(金)まで幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2018に出展します。CEATECでは、「Simply.Connected」をテーマにモビリティ(交通)、インダストリー(産業)、リビング(生活)のIoTを支える下記のソリューションを展示します。ボッシュのブースは、ホール2のA063です。


コネクテッド リビング:センサーの強みを生かしたIoTソリューション
コネクテッド モビリティ:コネクテッドサービスのコンセプト車両とビッグデータ解析を用いた車載サイバーセキュリティ
コネクテッド インダストリー:クラウドからエッジまで幅広いポートフォリオによりワンストップで産業のIoT化をサポート
ボッシュのブース:ホール2、A063



画像1:

コネクテッド リビング
【世界初出展】インタラクティブ レーザー プロジェクション用高精度MEMSマイクロスキャナー:ボッシュの高精度MEMSスキャナー「BML100PI」は、家電、タブレット、ロボットなどの製品に埋込型プロジェクターとして搭載することが可能なコンパクトなレーザーMEMSスキャナーです。BML100PIは、ビデオプロセッサ、制御回路、レーザードライバ、レーザーモジュール、電源管理ICなどがコンパクトなワンパッケージに搭載されているため、搭載スペースや電力制限があるデバイスに最適です。また、フォトダイオードで反射光強度を測定することができるため、映像を映し出すだけでなく、ユーザーが操作することができるインタラクティブなアプリケーションを開発することができます。例えば、家具や家電製品にBML100PIを搭載して映し出される映像をインターフェースに、オンラインショッピングをしたり、製品やレシピの情報をSNSでシェアしたり、映像を新たなユーザーインターフェースとして活用できる様々なアプリケーションを実現することが可能になります。


画像2:


環境MEMSセンサー:ボッシュの環境MEMSセンサー「BME680」は、わずか3.0×3.0mm2のコンパクトなパッケージの中に、室内空気質、大気圧、湿度、温度を計測する4つのセンサーが組み込まれています。BME680のガスセンサーは、揮発性有機化合物(ホルムアルデヒドなど)をはじめとする様々なガスを検知し、室内空気質を測定することができます。高精度、低消費電力、コンパクトなパッケージを特徴とするBME680は正確な環境測定を可能にし、ホームオートメーションやスポットごとの気象観測など様々なIoTアプリケーションに活用することができます。

IPカメラ、MIC IPシリーズ:ボッシュのMIC IPシリーズは、厳しい環境でも作動するネットワーク接続に対応した監視カメラです。高い耐衝撃性と断続的な振動への耐性を備えており、さらに気温マイナス40度から65度までの温度変化に対応できるため、MIC IPシリーズは作業者の立ち入りを極力避ける必要がある過酷な環境下でも安定した映像解析を実現します。また、ワイパーによる洗浄機能を備えており、カメラの至近距離まで赴くことなくメンテナンスをすることもできます。シリーズのハイエンド機種「MIC IP fusion 9000i」は、可視光とサーマル映像両方の動体情報を重ね合わせて表示するデータフュージョン機能を搭載しているため、視認性の悪い環境でも動体を捉えることができます。近年、IPカメラはIoTソリューションを構築するために必要なビッグデータを収集するセンサーの1つとして注目されています。MIC IPシリーズは、ネットワーク接続に対応しているだけでなく、カメラ本体が映像解析機能を備えているため、クラウドではなくエッジ側での映像解析が可能です。

コネクテッド モビリティ
コネクテッド サービス デモンストレーター:市場調査会社Gartnerによると、コネクテッドカーの数は2020年までに全世界で2億5,000万台に達し、コネクテッドカー向けのサービスが重要な役割を果たすようになると考えられています。ボッシュでも自動車向けの様々なコネクテッドサービスを開発しており、そのコンセプトを体験いただけるのが、デモンストレーション車両「コネクテッド デモンストレーター」です。本展示では、ボッシュが考えるコネクテッドサービスと車両内部のコンポーネントとクラウドの関係を車両前に設置した移動式ディスプレイを通してビジュアルでご覧頂けます。

侵入検知・阻止ソリューションIDPS:ボッシュのグループ会社で車載サイバーセキュリティのリーディングプロバイダーであるESCRYPT(エスクリプト)が提供する侵入検知・阻止ソリューションIDPS(Intrusion Detection and Prevention Solution)は、車両へのサイバー攻撃をデータベース化し、ビックデータを解析するハッキング対策です。IDPSは、車両のデータ通信を常時監視し、サイバー攻撃による異常を検知します。異常を検知すると、攻撃に関する情報をバックエンドに送信します。これらの攻撃に関する情報はデータベースに蓄積され、ビッグデータ解析の技術により自動で攻撃のパターンが解析されます。ESCRYPTのセキュリティエキスパートは、この解析結果をもとに攻撃へのサイバーセキュリティ対策を決定します。対策はOTA(無線更新)により車両にインストールさせることができるため、車両は常に最新の状態に保たれます。

コネクテッド インダストリー
IoTゲートウェイ:製造のネットワーク化がもたらす利益を享受するためには、ビッグデータの集約が欠かせません。ボッシュ レックスロスのIoTゲートウェイは、製造ラインの生産工程や製品の状態をモニタリングしている複数のセンサーから集められたデータを集約し、一元管理をするための状態監視データ収集装置です。これにより、それぞれのデータの関連性を見出すことができると、予知保全など生産効率を向上させるための施策を考案することができるようになります。

ActiveCockpit: ActiveCockpitは、製造業向けに開発されたソフトウェアです。製造を効率よく進めるには、製造工程の監視、障害や生産計画とのずれの管理が必須です。そのためには、各工程に関わる広範囲のデータへアクセスする必要があります。ActiveCockpitは、リアルタイムのプロセスデータにアクセスすることを可能にし、迅速な問題解決に貢献します。また、顧客のニーズに基づいて開発される効率を高めるための様々なツールも提供しています。

フレキシブル トランスポート システム(FTS: Flexible Transport System):「FTS」は、高速で高精度な操作が可能なマグネット式リニア搬送システムです。マグネットの磁力を動力に稼働するため、インバータ駆動などによる従来の搬送システムと比較して搬送速度と精度が高いだけでなく、製品を搬送するパレット毎に搬送の方向やスピードを設定することができます。そのため、必要な作業にあわせて各パレットを任意の場所に停止させることが可能です。また、搬送ルートや構造を設備に合わせて、水平・垂直・横行方向に配置する事も可能です。さらに、FTSは各パレットをIDで管理しているので、パレット上の製品の特定、管理が容易です。IDにより収集されたデータは、発注システムやパレットのメンテナンスなどビッグデータをベースにしたIoTソリューションを構築するための基礎となり、製造のIoT化をサポートします。

ボッシュIoT データ マネジメント: 2020年までに500億個のモノがインターネットに接続すると予測されています。ネットワーク接続に対応したモノからは膨大なデータを収集することができますが、データを適切に管理しなくては、ビッグデータをもとにした意義のあるIoTソリューションを構築することはできません。「ボッシュIoTデータ マネジメント」は、クラウドに接続しているモノからデータを収集、精査、可視化するためのデータ管理ソリューションです。ただ雑然と存在するデータをボッシュIoTデータマネジメントで適切に管理することで、データの持つ意味を知ることができます。例えば、データを通じて製品がどのように使用されているかユーザーのニーズを把握したり、ユーザーの使用状況を把握することで次の製品開発に役立てたり、製品の予知保全が可能になります。

インテリジェント トランスポート マネジメント ソリューション(iTRaMS: Intelligent Transport Management Solution):iTRaMSは、コネクテッドカーの土台となる自動車のテレマティックエコシステムをワンストップで実現するためのプラットフォームです。ボッシュのiTRaMSには、車載ハードウェアからソフトウェア、ビッグデータの収集・統合、アプリケーションの開発までエコシステムを構築するための全ての要素が含まれています。通信面では、最大2つのCANの回線をサポートしており、4G LTE、Wi-Fi、Bluetooth、車載イーサネットなど様々な通信規格に対応しています。iTRaMSによりコネクテッドカーを実現するための環境が整えば、車載機能の無線アップデートや車両の予知保全やフリートマネジメントなど様々なサービスを開発することができます。

CEATEC JAPAN 2018

開催期間:2018年10月16日(火)~19日(金)
開催場所:幕張メッセ
ボッシュのブース:ホール2、A063


企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
Techableの最新情報をお届けします。
前の記事

WHAT'S NEW

最新情報