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Release OKI、「環境」と「経営」の融合を推進

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OKI、「環境」と「経営」の融合を推進

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「環境報告書2018」を公開

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OKIはこのたび、2017年度におけるグループの環境への取り組みをまとめた「環境報告書2018」を公開しました。本報告書は、環境経営の考え方、概要、主要な取り組みやデータを幅広いステークホルダーの皆様にお伝えすることを目的に毎年公開しています。本日正午より当社ホームページ上に掲載します。なお、英語・中国語版公開は11月の予定です。

OKIグループでは、環境経営を環境管理活動と事業経営を統合したものととらえています。国内外のサプライチェーン全体にわたる環境経営を進めており、ライフサイクル※の各段階で環境負荷の低減と事業へのメリットの両立を図っています。

たとえば生産現場では、環境負荷の低減という視点からは省エネルギー/省資源につながり、事業へのメリットという視点からは生産コストの低減に直結します。また、お客様に製品を使用いただく段階では、ATMやプリンターのように待機と起動を繰り返すものと、通信装置のように連続して稼動するものとに大別し、それぞれに応じた対策を進め、お客様の省エネルギーに貢献しています。「環境報告書2018」では、このライフサイクルにわたる環境経営の国内外の事例を数多く取り上げています。

その一例として、中国・深圳でOKIグループのATMなどの製造を行う沖電気実業(深圳)有限公司(OSZ)は、サプライヤーと協力し調達部品の段ボール包装をプラスチック製の通い箱に変更することにより、段ボール使用量を半減させることに成功しました。さらに、通い箱を開梱後、そのまま製造ラインに投入できる収容形態とすることにより、部品管理作業費も削減しました。

OKIグループはこうした取り組みを通じ、業務効率の改善、関連データの可視化および環境法令の順守を進め、さらには製品の環境性能の向上による販売機会の確保を図り、企業価値の向上を推進しています。

本報告書の主な内容は以下のとおりです。

・環境経営の基本姿勢
・「環境」と「経営」の融合
 -日々の改善を環境負荷の低減につなげる
  -拠点特性を踏まえた横断的な環境管理活動
 -全体視点と個別視点から活動推進
 -ライフサイクル視点で実践する環境経営
・海外工場で進む省資源活動
 -調達先と連携 段ボール使用量を半減
 -資源投入を6割効率化 「Katsuスペース」の創出
・拠点特性に応じた温暖化防止活動
 -連続稼動する装置で9割省エネ
 -稼働状況を見える化 モード切り替えで9割省エネ
・化学物質の排出量削減
 -製造方式の革新による化学物質の削減
 -有害化学物質の排出量削減
・環境配慮設計によるお客様の省エネへの貢献
 -ATM:処理速度1.5倍に、電力は半減
・気候変動への適応
 -ゼロエナジー化と無線化で河川の水位監視を実現

リリース関連リンク
「環境報告書2018」紹介サイト
http://www.oki.com/jp/eco/ecoreport/2018/
「環境への取り組み」サイト
http://www.oki.com/jp/eco/

※本報告書における「ライフサイクル」とは、「製品の一生」に相当する一連のプロセスを指しています。これは、「設計開発→原材料や部品の調達→生産→輸送→お客様や利用者による製品使用→使用済み製品の廃棄・リサイクル」など、トータルに環境負荷を考える視点です。


沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部
電話:03-3501-3835
e-mail:press@oki.com

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