~和楽器に用いられる桐素材と彫りの技法で自然で豊かな音を再現~
オンキヨー&パイオニア株式会社(所在地:東京都墨田区、代表取締役社長:宮城 謙二)は、クラウドファンディングで先行販売をおこないご好評いただいた、和楽器に用いられる 「桐」 素材と 「彫り」 の技法を採用した、オンキヨーブランドの密閉型ダイナミックステレオヘッドホン(以下、桐ヘッドホン)の一般販売を開始します。
品名:密閉型ダイナミックステレオヘッドホン
型番 :SN-1(BR)
希望小売価格:オープン価格
発売予定時期:12月下旬
ハウジングに高級和楽器にも用いられる会津桐を採用、和楽器の筝の内部に施される「綾杉彫り」 を施すことで、ハウジング内部の定在波を防ぎ、桐素材の響きを活かします。さらに自然素材由来のセルロースナノファイバーを世界で初めて*1100%使用した振動板を採用した大口径φ50mmドライバーを搭載。クリアな広帯域再生を実現しました。自然素材が奏でる豊かな音をご堪能いただけます。
【主な特長】
1) ハウジングに高級和楽器にも用いられる会津桐を採用し、不要な反射を防ぎ音の響きを良くする「綾杉彫り」を彫刻
ハウジングの素材として福島県会津地方産で日本有数の桐材である会津桐を採用しています。会津桐は強くて美しい桐であることが特長で古くから高級な筝にも使われています。また、箏内部に施される伝統技法「綾杉彫り」をハウジング内部のドライバー背面に施すことで、ハウジング内部の定在波を防ぎハウジング全体がより均一に応答し、桐素材本来の響きを活かしました。
2) 世界初*1、振動板にセルロースナノファイバーを100%使用した新規開発φ50mmドライバーを搭載
軽量でありながら高強度の特性を持つセルロースナノファイバーを100%使用した振動板を世界で初めて採用しました。ホームオーディオ用のスピーカーユニットと同様のフリーエッジ構造を採用。エッジにはリニアリティーが高く、不要な共振の少ないエラストマーを採用しました。振動板とエッジにそれぞれ最適な材料を選定することで、ハイレゾ音源に対応した10Hz~80kHzの広帯域再生だけでなく、クリアな音像と広い音場を実現します。
3) ベースにマグネシウム合金を採用し、不要な共振を抑制
ベースに剛性の高いマグネシウム合金を採用することで、ドライバーの振動による不要な共振を最小限に抑制しており、クリアで締まりのある低音と音源に忠実な空間描写を実現しています。
4) 不要共振を抑制するフルバスケット方式と、不要共振の伝搬を遮断するフローティング構造を採用
ドライバーを背面から抱え込み、ベースに強固に固定する構造を採用することで不要な共振を低減するフルバスケット方式と、ハウジングとハンガーの連結部にゴム部材を挟むことでL側とR側の相互の音の干渉を防止し、筐体の不要な共振を低減するフローティング構造を採用しています。
5) ワイドヘッドバンドとイヤーパッドにアルカンターラ(R)を使用し、快適な装着感を実現
軽量化と快適性を考慮した設計のワイドヘッドバンドと、最適なフィット感が得られる立体形状のイヤーパッドには高級車のシート等に使われるハイテク高級素材アルカンターラ(R)を使用。肌ざわりが良く、包み込まれるような装着感を実現しました。
6) コード着脱式で、付属コードの付け替えによりバランス接続にも対応可能にし、分離に優れた音場感を実現
独自のツイストを加えた両出し着脱式(本機接続側:φ3.5mm 3極ミニプラグ)のコードにより、ノイズの発生を低減し、音源の持つ情報を可能な限りそのまま伝送し再生します。 φ2.5mm4極ステレオ超ミニプラグ(バランス)を装備したコードに付け替えれば、対応のバランス端子を持つ様々なオーディオ機器と接続でき、LチャンネルとRチャンネルの信号の分離に優れ音場感が際立つ音を楽しめます。
7) 製品一台一台にシリアルナンバーの刻印と桐箱
高い品質とお客様が手にする喜びの証として、製品一台一台にレーザー加工でシリアルナンバーの刻印、桐の箱をご用意しています。
*1 ヘッドホン用振動板として。2018年7月31日時点、当社調べ。
* アルカンターラ(R) とは:メイド・イン・イタリアのハイテク高級素材のアルカンターラ(R)は、アルカンターラ社の登録商標で、独自技術により生み出され、優れた技術性、感覚性、外観の美しさを備えた、画期的な高級素材です。
* 他(アルカンターラ(R)を除く)のトレードマークおよび商号は、各所有権者が所有する財産です。
* 記載されているその他(アルカンターラ(R)を除く)の会社名および製品・技術名・役務名等は、各社の登録商標または商標です。
* 仕様・イメージ図および外観は予告なく変更することがあります。
* 当社は、日本オーディオ協会が推進している“ハイレゾリューション・オーディオ(サウンド)認知拡大の取り組み”に賛同しており、同協会推奨ロゴマークを使用することで、ハイレゾの普及、認知拡大に努めてまいります。ロゴは登録商標です。
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