文京学院大学(学長:櫻井隆)は、コロナ禍における国際交流の一環として、2020年10月より絵葉書を通じたコミュニケーション「EHAGAKI PROJECT」を実施しています。手作りの絵葉書を通じて交流を深めたアルファラビカザフ国立大学(カザフスタン)と、2021年2月26日に初のオンライン交流を実施したことをお知らせいたします。
「EHAGAKI PROJECT」概要とオンライン交流実施の経緯
本学では、3年に一度学生がユーラシア大陸諸国を訪問し、各国の大学との様々な交流活動を行う「新・文明の旅」プログラムを実施しています。訪問大学とは帰国後も交換留学などの交流を続けてきましたが、新型コロナウイルス感染拡大により活動の自粛、渡航制限がかかり、今までのような国際交流が難しい状況になりました。本学ではこのような状況下での新しい国際交流の形を模索し、カタチに残すことが出来る“絵葉書”を活用した交流「EHAGAKI PROJECT」を2020年10月から開始しました。
第1弾の「EHAGAKI PROJECT」では、本学学生のメッセージや日本の様子がわかる写真が入った、オリジナリティ溢れる学生手作りの絵葉書を、ブルガリア、ウズベキスタン、カザフスタンの3カ国の協定校の学生たちに送りました。これに対し返事が届き、この環境下において心の交流が実現したことで、さらに双方の大学からオンラインでの交流を希望する声が高まり今回の実施にいたりました。
2月26日は、カザフスタンのアルファラビカザフ国立大学東洋学部の学生14名と、本学学生13名がオンラインで初顔合わせをしました。当日は絵葉書でやり取りをした学生同士での自己紹介や、お互いの国や大学についての紹介など1時間半にわたりオンラインで交流をしました。
絵葉書で交流をしたブルガリア、ウズベキスタンの大学からもオンラインでの交流希望があり、今回のアルファラビカザフ国立大学学生との交流を皮切りに、今後もコロナ禍における新しい国際交流を実施していきます。
■オンライン交流概要
・実施日程:2021年2月26日 Zoomにて実施
・参加学生:本学13名(外国語学部9名、経営学部1名、人間学部3名)
アルファラビカザフ国立大学 東洋学部14名
・実施内容:自己・他己紹介、国・大学紹介、留学プログラムの紹介、写真撮影
<オンライン交流に参加した本学学生からのコメント>
手紙のやり取りは中学生の頃以来で、最近は書くことも、もらうこともありませんでした。そのため、異国の会ったこともない方から送られてくる絵葉書を受け取った時は不思議な感覚でした。今回は絵葉書で交流を図った相手とオンライン上で会う初の機会でしたが、アルファラビカザフ国立大学の学生全員が日本語でコミュニケーションを取ろうとする意欲がとても強く、良い刺激を受けました。このような機会を今後も活かし、外国の方と積極的に交流を図っていきたいです。 (外国語学部 尾崎慶太郎)
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