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Release ファーウェイ、ドコモと5G 中核技術の共同実験実施で合意

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ファーウェイ、ドコモと5G 中核技術の共同実験実施で合意

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ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、本日、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と新たな無線インターフェース技術を含む第5世代携帯電話技術(5G)に関するフィールド・トライアルの開始について合意したことを発表しました。フィールド・トライアルは中国および日本において屋外で行われ、5G無線ネットワークの基盤となる無線アクセス技術の検証を目的とします。今回のドコモとの合意は世界のリーディング企業各社とのオープンなコラボレーションを通じて5G技術のイノベーションを牽引するファーウェイの取り組みをさらに強化するものとなります。

2020年の商用化が目指されている5Gは、これまでのモバイル産業のあり方を変えるプラットフォームになると考えられています。LTEネットワークの約1,000倍の容量と100倍の通信速度、さらに1,000億ものデバイスがネットワークにつながる巨大なコネクティビティを実現する5Gは、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)や産業の自動化を実現するうえで重要なステップとなると見られています。2020年に東京オリンピック・パラリンピックを控える日本は、5Gを先行して導入する計画を掲げる国のひとつであり、ファーウェイ・ジャパンは昨年9月に設立された第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)に参画し、産官学との連携に努めています。


今回の合意について、ドコモ取締役常務執行役員である尾上 誠蔵氏は次のように述べています。

「NTTドコモはお客様に最良のユーザー・エクスペリエンスを提供するため、継続的に中核技術の発展に取り組んでいます。こうした観点から、ファーウェイとのイノベーション・パートナーシップを5G分野にまで広げることができ、嬉しく思います。これまで同社はこの分野において、いくつものブレークスルーを成し遂げてきました。今後数か月にわたり、ファーウェイとともに中国そして日本で実施するフィールド・トライアルで、5G無線アクセス技術におけるブレークスルーを実現できることを楽しみにしています」


また、ファーウェイ専務取締役兼プロダクト・ソリューション・グループ プレジデント 丁耘(ライアン・ディン)は次のように述べています。「5Gはより“つながった”世界を築き、私たちの生活や仕事のあり方を今後数十年間にわたり変革する土台となります。5Gの商用化を実現するためには、業界とエコシステム全体での協力が不可欠です。今回、5G技術を築く初期の段階で、ドコモと協働できることを嬉しく思います。両社が力を合わせれば、5G技術が持つ多くの潜在価値をお客様に提供することができるでしょう」


これまでにファーウェイは世界各国で5Gのビジョンを定義し、推進する役割を担ってきました。また、同社は 2018年までに5G技術の研究開発に少なくとも6億米ドル(約714億9,000万円※)を投資する計画を発表しています。


ファーウェイとドコモは、フィールド・トライアルにおいて6GHz以下の周波数帯に重点を置き、幅広い周波数帯に適用可能な無線インターフェース技術に関するテストを行います。具体的には、テスト用機器を用いて、周波数に依存しない無線アクセス技術をMassive MIMO(Multiple-Input Multiple-Output:多入力・多出力)と先進的なアルゴリズムとともにテストし、エンド・ユーザーの通信速度を検証します。


ファーウェイの5G技術 研究開発におけるこれまでの取り組み

2009年: 5G研究をスタート

2011、 2012年: Mobile World Congressにおいて、5G技術を用いた次世代基地局プロトタイプ
「Ultra-Node 」を出展し、会場で実施したデモで50ギガビット/秒の通信速度を達成

2013年: 自社研究施設で5Gミリ波技術を用い、115ギガビット/秒の通信速度を達成2018年までに5G技術の
研究開発に6億米ドルを投資することを発表

2014年: 欧州5G-PPPの民間部門を代表する組織である欧州5Gインフラストラクチャ協会のボード・メンバーに
     就任
英サリー大学5Gイノベーション・センター(5GIC)との世界初の5Gテストベッド構築プロジェクト
計画を発表
ロシアの大手移動体通信事業者であるメガフォンと5Gサービスの早期導入について合意
アラブ首長国連邦に本社を置く中東の大手通信事業者エティサラートと、ドバイで2020年に開催される     万国博覧会で5G技術の展示を行うことで合意
韓国・LGユープラスと5G技術の共同イノベーションで合意
シンガポール・テレコムと5G技術の研究開発に関する共同イノベーション・プログラム実施について
合意


現在、ファーウェイでは約300人のエキスパートが5G技術の研究開発に携わる。また、METIS(欧州)、5G-PPP(欧州)、5GIC(英国)、IMT-2020(中国)、ワイヤレス・ジョイント・イノベーション(米ニューヨーク大学)、5GMF(日本)などの主要メンバーとして5G技術を取り巻くエコシステムの発展に積極的に貢献している。


※1米ドル=119.15円で換算(2015年2月27日現在)


【ファーウェイについて】

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、世界有数のICTソリューション・プロバイダーであり、1987年に中国・深圳(シンセン)に設立された従業員持株制による民間企業です。「通信技術を通じて人々の生活を豊かにする」というビジョンのもと、お客様志向のイノベーションとパートナーシップにより、通信・企業ネットワーク、端末、クラウド分野にわたり、お客様の競争優位性を高めるエンド・ツー・エンドのICTソリューション・ポートフォリオを確立しています。ファーウェイの17万人におよぶ従業員は通信事業者、企業、消費者の皆様へ最大の価値を提供すべく尽力しており、競争力の高いソリューションとサービスを170か国以上で提供し、世界人口の3分の1にもおよぶ人々のICTソリューション・ニーズに応えています。


日本法人(ファーウェイ・ジャパン)は2005年に設立され、日本市場のニーズに応えるべく幅広い製品ならびにサービスを提供しています。詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/、フェイスブック:www.facebook.com/HUAWEI.JAPAN、ツイッター:twitter.com/HUAWEI_Japan_PR、LINE:‘ファーウェイ’で検索、YouTube:http://www.youtube.com/user/HuaweiDeviceJPをご覧ください。

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