●AEC発足にともない変化するタイ製造拠点の役割 ~製造拠点から製造統括拠点へ~
2015年12月31日に発足したAEC(ASEAN経済共同体)は、ASEAN域内の経済成長を加速させる一方で、これまで日系大手企業の主たる製造拠点であったタイに大きな変化をもたらしました。少子高齢化にともなう人件費上昇の課題を抱える中で国境という障壁が取り払われ、タイよりも賃金が割安な近隣国に人手のかかる一部の生産機能を移す企業が増えています。そこで生産した部品をタイに戻して完成品とするなど、各企業にてASEAN域内での生産機能の再配置が進められています。これまでのタイの「製造拠点」としての役割が薄まり、「域内にある複数の製造拠点の統括拠点」としての役割が求められています。
●IT投資による業務の脱属人化・効率化の必要性
これまでタイで長年蓄積してきた設備投資や人員教育を生かしながら、マンパワーをかけずに「ASEAN域内の製造統括拠点」として高次な役割を担うためには、現地の業務部門・IT部門の属人化を廃し、業務の標準化・システム化を進めてより効率的な業務運用に切り替えることが求められています。
●「製造統括拠点」をサポートする、世界初の人工知能型ERP「HUE」(AI WORKS)
今、タイ現地の製造拠点に求められている業務効率化と国や地域を越えたより高次な会計・人事業務の実現を、世界初の人工知能型ERP「HUE」(海外名称:AI WORKS)がサポートいたします。圧倒的なスピードとユーザビリティで業務の効率化を促進するだけでなく、大量の業務ログデータをもとにした人工知能が無駄なルーティンワークをなくし、業務生産性を向上させることができます。
●住友電工グループのタイ現地担当者が語る「HUE」(AI WORKS)への期待
タイ国内に21拠点を構え、ASEANでは157拠点を展開する住友電工グループ。タイ現地法人であるS.E.I. Thai Holding Co., Ltd.にてHR Managerを務める岩切 大氏は、当社製品「HUE」(AI WORKS)に対して以下のようにコメントしました。
「十数年前の担当当時は、システムは一生懸命勉強をしなければ使いこなせないものであるというイメージを持っていました。それに対してAI WORKSは隔世の感があり、誰でも簡単に使えるように進化していると感じました。」
また同氏は、ワークスのタイ市場への進出について以下のようにコメントしました。
「ASEANにおける最も大きな製造拠点の1つはタイにあり、住友電工グループにとってタイ拠点は重要な役割を担っています。同時にグループとしては国や地域を越えた人材の管理やガバナンスの強化、業務最適化が求められています。正直、グローバルにおいても無償バージョンアップというコンセプトを貫き、AI WORKSが各国の商習慣に無償で対応できることには驚きましたが、法改正やシステムの個別カスタマイズが多いタイで販売・サポートを展開してもらえるならば非常に心強いです。ぜひ頑張って欲しい。」
●タイに製造拠点を持つ日系大手企業への拡販を目指す
2016年1月22日(金)にバンコク(タイ)で日系製造業向け「間接部門の業務効率化セミナー」を当社主催で開催いたしました。タイ国内で初めて「HUE」(AI WORKS)をご紹介し、同日をもってタイでの販売を開始いたしました。これまでアジア・太平洋圏22カ国での導入実績を通して蓄積された業務ノウハウを生かしながら、現地に拠点を持つ日本企業や現地企業及びその他のグローバル企業への拡販を進めてまいります。
◆「間接部門の業務効率化セミナー」とは
「間接部門の業務効率化」をテーマに掲げ、タイ現地に製造拠点を構える日系製造業を対象としたセミナーを当社主催で開催いたしました。
◆イベント当日の様子
◆開催概要
日 時 : 2016年1月22日(木)
会 場 : ヒルトン・スクンビット・バンコク
入 場 料 : 無料(事前登録制、当日受付あり)
主 催 : 株式会社ワークスアプリケーションズ
◆ 株式会社ワークスアプリケーションズについて
商号:株式会社ワークスアプリケーションズ
設立:1996年7月
代表者:
代表取締役最高経営責任者 牧野 正幸
代表取締役最高執行責任者 阿部 孝司
代表取締役最高技術責任者 石川 芳郎
資本金:3,626,506千円
所在地:東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル19階
事業内容:大手企業向けERPパッケージシステム「COMPANY(R)」の開発・販売・サポート
売上高:36,574百万円(連結)※2015年6月末時点
従業員数:3,872名(連結)※2015年6月末時点
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