クラウド型MDMサービスBizMobile Go! のPer-App VPN設定がとっても簡単にできるようになりました。デバイス単位のVPN設定を編集し、項目を追加するだけで、簡単にPer-App VPN機能を実現できます。さらに、Safariのドメイン単位でのVPN指定も可能になりました。
スマートフォンやタブレット、PC(Windows /macOS)の導入・管理・運用を劇的に軽減するマルチデバイス管理(MDM)分野で国内唯一の専業メーカーBizMobile株式会社(ビズモバイル、本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:小畑至弘、以下:BizMobile)は、この度同社のクラウド型MDMサービス「BizMobile Go!」のアプリ単位のVPN(以下、Per-App VPNと呼ぶ)設定方式をバージョンアップし、これまでよりずっと簡単にPer-App VPN機能を利用できるようになりました。
iOS7から追加されたPer-App VPN機能は、会社が指定したアプリだけをVPN経由で社内ネットワークに接続する機能です。Per-App VPNは、当初BYOD用の機能と考えられていましたが、近年企業が顧客向けのアプリを公開し、社内とインターネットの両方にアクセスするケースが会社支給端末でも増えてきました。そのため、デバイス単位のVPNからPer-App VPNに切り替えたいという潜在的なニーズがありました。しかし、Per-App VPNを簡単に実現する方法がなく、採用を断念した企業が多く存在していました。
【これまでPer-App VPNの設定を難しくしていた要因】
アプリごとにVPNを指定する方式だった
当初すべてのVPNがPer-App VPN機能に対応してはいなかった
対応しているVPN機器の場合にも設定変更が必要だった
MDMベンダが確認用のVPN機器を持っていなかった
Apple ConfiguratorでPer-App VPN機能が指定できなかった
これまでの「アプリごとにVPNを指定する」方式では、「Safariのドメイン単位にVPNを指定する」ことができませんでした。そこで、BizMobile Go!では、他のMDMベンダが採用している「アプリごとにVPNを指定する」方式をやめ、「VPNごとにアプリやSafariドメインを指定する」方式に変更しました。これにより、Safariで指定した、特定のドメインに対してのみVPN経由での接続が可能になりました。また、Per-App VPNはその機能を持つVPN機器に対してのみ指定できます。その結果、既にデバイス単位のVPN機能を使っている場合は、Per-App VPNを利用したいアプリやSafariドメインを追加するだけで、Per-App VPN機能を簡単に利用できるようになりました。
【Per-App VPN設定画面イメージ】
BizMobile Go! のPer-App VPN設定画面で、デバイス単位のVPN設定を編集し、項目を追加するだけで、簡単にPer-App VPN機能を実現できます。それにより、企業の管理コスト・運用負荷が大幅に軽減され、VPNを介した、よりセキュアな接続が可能です。
■ 設定項目
Per-App VPN自動接続
Per-App VPNを利用するかしないか。またする場合自動接続するかしないかを設定
Safariドメイン
Safariで自動的にVPN接続をしたいドメイン(例:bizmobile.co.jp)を設定可能
プロバイダータイプ
VPNトンネルをどのレイヤーで実現するかを選択します。
「アプリプロキシ(アプリケーションのレイヤーでトラフィックをトンネル)」もしくは、「パケットトンネル(IPのレイヤートラフィックをトンネル)」を選択
アプリ識別子
VPN機能の対象とするアプリを検索して登録
BizMobileは、これからも導入・管理・運用が世界で最も簡単なMDMを目指し、お客様のご期待やご要望に積極的にお応えするサービスや機能を提供してまいります。
BizMobileについて
BizMobile株式会社は、“いつもつながっていて、持ち歩ける、安全な、モバイルビジネス環境”を実現するために2009年に設立されました。国内初のiOS対応MDMサービスを開始(2010/10/13プレスリリース)して以来、現在では上場企業を中心に8,500社130万台以上のデバイスを管理しています。国内だけでなくアジア・パシフィック地域を中心に海外でもサービスを提供中です。Windows 10だけでなく、Mac OSにも対応し、PC管理の分野も取り組んでいます。
BizMobile株式会社の詳細は、http://www.bizmobile.co.jpをご覧ください。
※ BizMobileは、BizMobile株式会社の商標または登録商標です。
※ 記載の会社名および製品名、サービス名称等は、各社の登録商標および商標です。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ