「おしぼり」のレンタル・企画開発などを手がけ、新しいおもてなしの感動を創造するFSX株式会社(所在地:東京都国立市泉1-12-3 代表取締役社長:藤波克之、以下FSX)は、経営資源の集中化を図り、拡大していく事業形態に対応していくため、9月1日を効力発生日として、IT子会社のBIEE合同会社(所在地:同上 代表社員:青木則昭、以下BIEE)を吸収合併する事になりましたのでお知らせをいたします。BIEEが保有するミドルウェア新技術『NOAPI』や、クラウド情報基盤技術のノウハウを取り込むことで、FSX「データ&コミュニケーション事業」の促進を図るとともに、FSXが掲げるおしぼり製品やサービスの流通上における産業全体のICT化を最適化し、AI/クラウド化を加速させてまいります。
古くより労働集約型である貸しおしぼり業は、現在でもおしぼりの集配送作業の管理と実施に、日々多くの人的労力を費やしています。この状況を改善するため、業界内ではいち早く社内に情報システム部門を設置したFSXでは、ICTによるこの労務環境の改善を業界全体の大きなテーマととらえ、「データ&コミュニケーション事業」として開発投資を行ってまいりました。
また並行して、2014年には青木則昭と共にBIEEを設立し、インターネット上のアプリケーション接続技術『NOAPI』の開発と販売、その製品技術に基づくAWS (Amazon Web Service)テクノロジーパーナー資格を取得する他、同製品技術を使用したFSX「フランチャイズ事業」パートナーや一般企業へのシステム導入を進めてきました。
この度のBIEEの統合は、組織を集約することで経営資源の最適化を図る効果とともに、BIEEが今まで培った技術・ノウハウを「データ&コミュニケーション事業」に取り込むことで、FSXのさらなる成長の加速を目的としています。また技術ライセンスの継続的販売に加え、将来は『NOAPI』を技術プラットフォームとして活用した電子的な事業アライアンス活動も計画してまいります。
参考資料
<FSX Data & Communication データ&コミュニケーション事業について>
社内システムの開発・システムインフラ整備全般、社員向け技術支援を行います。
外部パートナー企業向けの業務アプリケーション開発など情報活用サービスを提供します。
社内業務の中で蓄積した開発・運用経験を活かして、パートナー様への情報提供・導入支援などのサービスを提供します。
また、業界の喫緊の課題でもある人手不足に対応するべく働き方改革に取組み、人材活用の幅を広げるためのモバイル環境を整備し時間を最大限効率的に利用するために新技術活用の可能性を常に追及しています。
<FSX株式会社について>( http://www.fsx.co.jp/ )
「おしぼりは物のサービスではなく心のサービス」を理念に、レンタルおしぼり会社として創業し、昨年50年を迎えました。おしぼりの素材から加工機の開発、おしぼりに香り(アロマ)をつける特許技術、IT技術をベースとしたデザイン性、そして菌のみならずウイルスまでブロックする『VB(ブイビー)』、EC運営や同業者向けフランチャイズなど、おしぼりを軸にテクノロジーとデザインを掛け合わせた、品質の高い製品・サービスの企画・製造・販売を行い、その事業は多岐にわたっています。
<NOAPIについて>( http://www.noapi.com )
クラウド上のAPIの自動生成技術として開発された『NOAPI』は、現在はAPIを介して外部のリソースからのデータ取得機能を追加した「プロジェクトウェア(システム導入作業に組み込まれて提供されるカスタマイズ可能なソフトウェア)」として利用されています。
利用事例としてはデータベースとWebの間でのデータ以外に、ニュースソースのSNSへの取り込み、データベースと表計算やPDFとの連携、AWSの各機能との連携などがあります。
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