LGBTツーリズムセミナー東北6県で開催
復興庁が行う「新しい東北」交流拡大モデル事業(広域型)は、東北への外国人旅行者の誘客を促進するため、観光先進地を目指す民間の新たな試みを支援する取り組みです。「目指せ!ダイバーシティ東北【LGBTツーリズム】」は復興庁支援事業として選定された事業です。事業では、LGBTツーリズムセミナーの開催、Famtripの実施、LGBT旅行客向けの観光案内メディアの開設などを行っています。
LGBTツーリズムセミナーは、東北6県にて2018年6月に開催。LGBTインバウンドの基本施策となる、LGBT旅行客に「フレンドリー」と感じていただける接客ができるようになるために必要な情報をお伝えし、旅行・観光に関わる自治体・企業などの方々にご参加頂きました。
LGBTツーリズムとは
LGBTツーリズムとは、LGBT旅行者をマーケティング対象にした観光施策です。
国際旅行においてゲイ・レズビアンの旅行客が占める割合は約10%に上り(実数で約7,000万人、Travel University,2000)、世界のLGBTツーリズムの市場規模は2,020億ドル(約22兆円、Out Now Consulting,2014)と試算されています。LGBT旅行者は、差別や暴力を受けることなく安心して過ごせるLGBTフレンドリーな旅行先を繰り返し訪れる傾向があるという調査結果が上がっています。現に、欧米のLGBTフレンドリーな都市は、毎年100億円単位で経済効果を上げています。
LGBTツーリズムセミナー参加者の声「LGBTフレンドリーなイベントで東北活性化」
6月に開催したセミナーに参加頂いた「BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE」の金光弦太さんにお話を聞きました。
Q.セミナー参加のきっかけは?
東京レインボープライド(5月代々木公園)で、東北でのLGBTツーリズム事業を始めることを知り、セミナーの案内をいただいたため、参加しました。
Q.セミナーに参加してみてどうでしたか?
ここ数年でLGBTを取り巻く環境は変化してきており、以前に比べれば数段認知度が上がっていることを感じました。知らないことも多く、勉強になりました。
Q.LGBTツーリズムに関して、現在取り組みを行っていることはありますか?
改めて東北でのLGBTツーリズムを活性化させるきっかけとなるイベントの重要性を認識しました。現在はLGBTフレンドリーなスキーツアー(レインボーの旗を持って滑走、GOGOボーイやドラァググイーンのショーなどのイベントを実施)を開催したいと考え、動いているところです。プロモーションとしては、「LGBTフレンドリーなゲストハウス」として、LGBT支援団体・サークル・LGBTイベントなどでフライヤー配布などを行っています。
▼BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE
玄関などをレインボーに装飾し、LGBTフレンドリーを表明している。
BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSEについて
BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE(バンダイレイクサイドゲストハウス)は福島県裏磐梯、曽原湖の畔に位置し、湖の向こうに磐梯山を望む抜群のロケーションを誇るゲストハウスです。
庭の桟橋からカヌーを漕ぎ出したり、サイクリング、トレッキングを楽しむ夏や秋と、極上のパウダースノーを誇る裏磐梯でのウィンタースポーツを楽しむ冬から桜の春までそれぞれの季節をダイナミックな自然の中で楽しむことができます。
1泊朝食を基本のプランとしていますが、夜にはBARがオープンし、簡単な食事をとることができます。また、自炊設備、洗濯設備も完備していますので長期滞在も可能です。
東北旅行の玄関口となる福島県において英語対応が可能な宿のため、外国人旅行者が多く、最初の滞在地として選んでいるケースが多くみられます。ますます増え続ける外国人旅行者とそれに伴うLGBTツーリズムに積極的に焦点をあてて営業しているゲストハウスです。
BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE
https://www.bandai.ski/
株式会社アウト・ジャパンについて
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3丁目3−6麹町ビル5階
代表者:代表取締役社長 小泉伸太郎
設立:2015年7月
資本金:2,000万円
Tel:03-3238-5228
MAIL:info@outjapan.co.jp
URL:http://www.outjapan.co.jp/
事業内容:LGBT研修・コンサルティング、LGBTマーケティング
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