東芝エネルギーシステムズは、フランスのパリ国際会議場において8月27日から8月31日にかけて開催される第47回 CIGRE(国際大電力システム会議)パリ大会に併設される展示会「CIGRE 2018 TECHINCAL EXHIBITION」に出展し、当社の電力流通システム事業領域におけるデジタル化やバーチャルパワープラント、環境対応への取り組み等に関する製品やサービスを紹介します。
東芝エネルギーシステムズ(https://www.toshiba-energy.com/index_j.htm)は、フランスのパリ国際会議場において8月27日から8月31日にかけて開催される第47回 CIGRE(国際大電力システム会議)パリ大会に併設される展示会「CIGRE 2018 TECHINCAL EXHIBITION」に出展し、当社の電力流通システム事業領域におけるデジタル化やバーチャルパワープラント、環境対応への取り組み等に関する製品やサービスを紹介します。
CIGREは多様性に富んだ送変電に関する技術問題を討議する場として1921年に設立された民間の非営利団体です。同団体は、2年に1度パリで大会を開催しており、1994年からは展示会が併設されています。同大会および展示会には、世界各国・地域から約6,600名の業界関係者が参加しています。
当社ブースは、デジタル化技術を活用した「東芝の変電所ソリューション」、環境対応を追求した「革新的な非フッ素系ガス絶縁機器」、増大する再生可能エネルギーを含む系統の安定化に寄与する「バーチャルパワープラント(VPP)」など6つのテーマで構成し、映像やパネルを用いて当社の製品やサービスを紹介します。
当社グループは、送変電・配電機器事業においてグローバル展開を引き続き推進するとともに、エネルギーアグリゲーションビジネスの早期事業化を目指します。
ブースイメージ
展示コーナーの概要
1.東芝の変電所ソリューション ― デジタル変革に対応した電力系統
電力設備と電力系統をデジタル上に再現するデジタルツイン技術により電力系統に発生する複雑な事象をシミュレーションして最も効率的に運用する技術や、機器の故障予知を実現するデジタル変電所技術、変電所設備の統合および運用に欠かせない最新のデジタル保護制御技術などを紹介します。
2.革新的な非フッ素系ガス絶縁機器
遮断器に使用されているSF6(六フッ素硫黄)ガスの代わりに、二酸化炭素を主体とした自然由来ガスを絶縁・消弧媒体に用いた現在開発中の環境調和型の電力用遮断器を紹介します。
3.高電圧変電機器
環境にやさしく安全性に優れた変電機器や経年した機器の更新など、高電圧変電機器に対して当社が有するさまざまな製品・ソリューションを紹介します。
4.パワエレ技術
MMC方式注1を適用した自励式HVDC注2システムや、他励式HVDCシステムの技術をイタリアや日本における導入事例とともに紹介します。
注1 MMC: Modular Multilevel Converter(モジュラーマルチレベル変換器)
注2 HVDC:High Voltage Direct Current(直流送電)
5.系統運用
再生可能エネルギーの導入を推進し電力の安定供給を実現する系統ソリューションおよび電力系統監視制御システム(SCADA)やAIを活用した需要予測技術、また、再生可能エネルギーの出力変動を吸収するための東芝製リチウムイオン二次電池「SCiB™」を搭載した蓄電池システムを紹介します。
6.バーチャルパワープラント(VPP)
気象変動の影響を受けやすい再生可能エネルギーの増加に対応し、需要家に分散する電源設備、電力需要設備を活用することで、電力系統の安定的な運用に貢献するバーチャルパワープラント技術をご紹介します。
セミナー情報
当社ブース(No.278)において、当社従業員によるセミナーを実施します。
(1)革新的な非フッ素系ガス絶縁機器について
(2)バーチャルパワープラントの取り組みについて
※東芝エネルギーシステムズ(株)の電力流通事業の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.toshiba-energy.com/transmission/index_j.htm
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