ソフトバンクグループのBBソフトサービス株式会社(本社:東京都港区、社長:溝口 泰雄、以下「BBソフトサービス」)は、同社が運営するインターネット詐欺、サイバー犯罪対策情報サイト「オンラインセキュリティ」にて、2014年4月度のインターネット詐欺リポートを発表します。
http://www.onlinesecurity.jp/reports/2014/201405.html
このリポートについて
BBソフトサービスの「Internet SagiWall(TM)(インターネットサギウォール)」で検知したデータを基にした、2014年4月度のインターネット詐欺リポートです。
このリポートは、日本のインターネット利用者が直面するネット詐欺の脅威とネット詐欺に対する注意喚起を目的として、「Internet SagiWall(TM)(インターネットサギウォール)」が検出・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果を報告するものです。
検知状況
総検知数は87万6,105件で、前月比23.9%増加しました。
ワンクリック・不当請求詐欺サイトは93.8%(前月比2.8ポイント増)、フィッシング詐欺サイトは3.2%(前月比3.6ポイント減)、マルウエア感染サイトは0.9%(前月比0.3ポイント増)、ボーガスウエア配布サイトは0.8%(前月比0.2ポイント増)、ぜい弱性悪用サイトは1.3%(前月比0.3ポイント増)でした。
OSごとのネット詐欺種類検知率
国際サッカーイベントに便乗した詐欺サイトが登場
間もなく開催される国際サッカーイベントの出場国のユニフォームが購入できるとうたい、情報を盗み取るサイトを検知しました。これから盛り上がりを見せていくイベントに便乗して詐欺行為を行う手口です。犯罪者はこのような話題を集めるイベントなどの時世に合わせて詐欺サイトを立ち上げる傾向が強く、注意が必要です。
「Internet SagiWall(TM)」について(http://www.sagiwall.jp/)
「Internet SagiWall(TM)」は、ウェブブラウザーでアクセスしたウェブサイトの“コンテンツを解析”し、悪意のあるコンテンツをリアルタイムで検出します。悪意のあるコンテンツを検出した場合、そのサイトへのアクセスを警告し、フィッシング詐欺やさまざまなインターネット詐欺の脅威からユーザーを守るセキュリティー対策ソフトウエアです。Windows(R)やAndroid(TM) 搭載端末向けには「Internet SagiWall(TM)」を提供しており、iPhoneやWindows(R) 8搭載端末向けには「Internet SagiWall(TM)」の危険サイト検知機能を組み込んだウェブブラウザーアプリ「あんしんWeb by Internet SagiWall(R)」を提供しています。この方式で、ウイルス対策ソフトウエアをすり抜けてきたブラウザー経由の脅威を検出し、日々進化する脅威に対応します。
インターネット詐欺とは?
インターネットを利用して行われる詐欺行為の総称で、他のウェブサイトを装い、個人情報をだまし取るフィッシング詐欺や、加入に同意していない有料会員登録の代金を請求するワンクリ詐欺(ワンクリック詐欺)、ネットショッピングで代金未払いや商品未発送により金品を不正に得る詐欺などがあります。これらはコンピューターウイルスを使わない場合も多く、一般的なセキュリティー対策ソフトでは検知することが困難な状況です。
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