パナソニック溶接システム株式会社は、フルデジタル溶接機の新たなラインナップとして、フルデジタル CO2/MAG溶接機 YD-500VR1 を2015年4月10日より発売します。
本製品は、YD-350VR1(2014年11月発売)で評価を得ている「高い溶接性能」と溶接作業をより快適にする「多彩な機能」を、大容量(500 A)タイプへ展開した溶接機です。
<商品情報>
▼パナソニックのCO2・MAG溶接機 ラインナップ
http://industrial.panasonic.com/jp/products/factory-automation-welding-machines/arc-welding-machines/co2-mag-welding-machines
パナソニック独自のハイブリッド電子リアクトルを搭載し、溶接電流波形のフルソフトウェア制御を実現。幅広い電流域でのアーク安定性をさらに向上させました。また、国内における半自動CO2/MAG溶接機(500 Aタイプ)として初めてとなる「溶接ナビ」機能と「板厚指令」機能を標準装備。経験が必要な溶接条件の設定作業を簡易化し、溶接条件出しにかかる時間の大幅短縮が可能になります。
パナソニックは、本製品で今後より一層高度化する「モノづくり」に貢献できるフルデジタル溶接機のラインナップ拡充を図り、様々な場面での高品位溶接とフルデジタル溶接機のさらなる普及を目指します。
■フルデジタル CO2/MAG溶接機 YD-500VR1の特長
1. 幅広い電流域でアークの安定性を向上する「ハイブリッド電子リアクトル」を搭載
2. 最適な溶接条件を簡単に設定できる「溶接ナビ」機能と「板厚指令」機能を装備
3. 溶接品質の管理や現場管理をサポートする「出力管理」機能を装備
■開発の背景
近年、モノづくりの現場では熟練技能者の減少、生産コストの増大などにより、溶接品質や生産性の維持向上がより強く求められてきています。
パナソニックは2014年11月に「高い溶接性能」と溶接作業をより快適にする「多彩な機能」を高次元で融合させたフルデジタル溶接機YD-350VR1を発売し、市場より評価を得ると同時に、「大容量化」に対する多くの要望を受けました。今回、YD-350VR1で実現した「高い溶接性能」と「多彩な機能」を大容量タイプへ展開し、幅広い溶接シーンへの普及を進め、高度化するお客様の「モノづくり」にお役立ちできる新たなソリューションを提案します。
■定格仕様
品番:YD-500VR1
定格入力電圧・相数:AC200 V ~ 220 V・三相
周波数:50 Hz/60 Hz 共用
定格入力:27.6 kVA (25.8 kW)
出力電流:DC 60 A ~ 500 A
出力電圧:DC 14 V ~ 45 V
外形寸法(幅×奥行×高さ):380×540×800 mm
質量:67 kg
▼本件に関するお問合せ先
<商品に関するお問合せ先>
パナソニック溶接システム株式会社 営業企画グループ 営業企画チーム
電話 06-6866-8556
http://panasonic.com/jp/company/pws
<商品情報>
▼パナソニックのCO2・MAG溶接機 ラインナップ
http://industrial.panasonic.com/jp/products/factory-automation-welding-machines/arc-welding-machines/co2-mag-welding-machines
▼[プレスリリース] フルデジタル CO2/MAG溶接機 YD-500VR1 発売 (2015年3月4日)
http://www.panasonic.com/jp/company/pws/news/data/150304.html
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