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Release IP InfusionのDCSGソリューションが、KDDIの検証試験により、キャリアグレードの商用環境対応ネットワークOSであると評価

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IP InfusionのDCSGソリューションが、KDDIの検証試験により、キャリアグレードの商用環境対応ネットワークOSであると評価

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- TIP仕様の通信事業者ネットワーク環境において試験を成功裏に完了 -

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、同社のDCSG(Disaggregated Cell Site Gateway)ソリューションがKDDI株式会社により行われたTIP(Telecom Infra Project)仕様準拠およびKDDI独自の検証項目の試験を成功裏に完了したことを発表いたします。「OcNOS(R)」は通信事業者の商用ネットワーク機器に対応したネットワークオペレーティングシステム(OS)として更なる発展が期待されます。

KDDIが実施した検証試験において、DCSGソリューションは、通信事業者ネットワーク環境およびすべての事業者の標準において、仕様準拠およびKDDI独自の検証項目に関するTIPの厳格な要件をクリアしました。本試験には、性能および機能テストをはじめとする様々なユースケースが網羅されています。

今回、「OcNOS」およびUfiSpace製ハードウェアを使用し、TIP仕様及び、KDDI独自の要求に従いDCSGソリューションをテストし、DU(Distributed Unit)からのトラフィックのアグリゲーションのためにネットワークのエッジに設置されるアグリゲーションスイッチとしての要件を満たしているかを確認しました。本検証試験に際し、IP InfusionのDCSGは、KDDIの商用ネットワークの代表的なテストトポロジーに統合されました。IP Infusionは「OcNOS」を提供するとともに、測定とテスト計画の実施を支援しました。UfiSpaceは、同社ハードウェアとサポートを提供しました。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「IP Infusionの『OcNOS』は、ディスアグリゲ―ション(分離)されたネットワークソリューション向けの、拡張性に優れたフル機能搭載のネットワークOSです。TIP仕様に準拠した高度なキャリアグレードの機能を提供するということが、Tier 1通信事業者により改めて実証されたことは大変重要な成果です」と述べています。

UfiSpace CEO Vincent Ho氏は、
「KDDIのテストレポートにより、優れたパートナーシップを通じ、オープンなディスアグリケーションによるベネフィットがもたらされることが証明されました。当社の『S9500-30XS』と『OcNOS』を組み合わせることで、5Gネットワークの増大する要件を満たすクラス最高のソリューションを提供することが出来ます」と述べています。

Telecom Infra Project チーフエンジニア David Hutton氏は、
「イノベーション、TIP準拠、そしてサービスプロバイダーのネットワークで期待されるレジリエンス(課題への柔軟な対応能力)において、IP Infusionは信頼の置けるパートナーです。我々の強力なエコシステムと、IP InfusionやUfiSpaceなどのパートナーとの協業により、事業者はネットワークのディスアグリゲーションを促進し、低コストでイノベーションを推進することができます」と述べています。

■Telecom Infra Projectについて
Telecom Infra Project(TIP)とは、すべての人がグローバルにインターネットにアクセスできるようにすることを目標に、グローバルに高品質かつ低価格な通信ネットワークインフラストラクチャを、オープンかつディスアグリゲート技術を用いて構築するための標準化とそれを展開するために2016年にFacebookの呼びかけにより設立された、800社以上が参画しているコミュニテイ活動です。
https://telecominfraproject.com/

■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダ、データセンター事業者向けに、ソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)して安価に柔軟にネットワークを構築し、新機能やサービスの実装を迅速に実現するWhite Box(ホワイトボックス)型ソリューションを提供しています。IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」および「Commercial SONiC Distribution」のインテグレーター兼カスタマーサービスプロバイダーであると共に、White Box向けネットワークOS「OcNOS」および「ZebOS(R)」を350社以上の企業に提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/
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■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信・放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび350社以上の通信機器メーカへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
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※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

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