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Release トレンドExpress、「2018年中国SNSクチコミ振り返りレポート」発表!SNSデータ(クチコミ)から中国の消費者の日本商品へのニーズを大解剖!

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トレンドExpress、「2018年中国SNSクチコミ振り返りレポート」発表!SNSデータ(クチコミ)から中国の消費者の日本商品へのニーズを大解剖!

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最も多く「買った」とクチコミされた商品は「ピジョン 薬用ローション(ももの葉)」~クチコミ件数トップ20商品は1年で激変!中国消費者ニーズの変化の早さが明らかに~

ホットリンクグループの株式会社トレンドExpress(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 浜野智成、以下トレンドExpress)が運営する、中国の消費情報と中国SNSデータ(クチコミ)の分析ツールを提供するWEBメディア「中国トレンドExpress」( https://cte.trendexpress.jp/blog/ )は、2018年に「新浪微博(Weibo)」などの中国SNS上で「買った」と投稿された日本商品の情報を集計・分析し、商品名別・商品カテゴリ別などでランキングにまとめた「2018年中国SNSクチコミ振り返りレポート」を発表いたしました。一部抜粋してご案内いたします。
なお、詳細は「中国トレンドExpress」記事にて、複数回にわたってご紹介してまいります。

【トピックス】
◆「買った」クチコミ総数は約744万件(前年から100万件以上増加)
2018年に中国SNS上で、日本商品を「買った」と投稿されたクチコミ件数の総数は、743万7,227件。前年の640万9,892件から100万件以上増加となった。

◆「買った」クチコミが多い商品カテゴリ、1位「コスメ・美容」 2位「衛生・健康」 3位「医薬品」
商品カテゴリ別では「コスメ・美容」がトップで45%のシェアを占める。続いて「衛生・健康」(15%)、「医薬品」(13%)と、「肌に触れるモノ」「口に入るモノ」に対する日本商品への信頼の高さを表す結果に。

◆「買った」クチコミ数が最も上昇した商品カテゴリは「ベビー・キッズ」
「ベビー・キッズ」が前年比23.2%増でトップ。2016年の「一人っ子政策」撤廃後、中国政府は第二子の出産を奨励しているとされ、「子供の数が増えることによる競争激化」への危惧から、「子供にはよりよい環境で、より強く、優秀な子供に」という意識が働いた結果、良質で機能性・デザイン性に優れた日本商品へのニーズが高まっていることが推測されます。
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◆中国消費者に最も「買った」とクチコミされた商品は、「ピジョン 薬用ローション(ももの葉)」
クチコミ件数トップ20商品は1年で激変!中国消費者の変化の早さが明らかに!
【「中国トレンドExpress」編集長コメント】
今年全体でクチコミ件数トップとなったのは「ピジョン 薬用ローション(ももの葉)」(ピジョン)。主に赤ちゃんに、あせもやオムツかぶれ、冬場の乾燥投防止などを目的に使われていますが、あせもやアトピーなど、肌トラブルに長年苦しんでいるというユーザーも中国SNS上に見え、また、超敏感肌の消費者は、化粧水代わりに使用している方も多いのが特徴です。
このTOP20ですが、2017年と比べるとずいぶんと顔ぶれが異なっていることが見て取れます。2017年1位の「サンテFX」がTOP20圏外に下がったのに対し、同じ目薬類の「サンテ ボーティエ」は、2017年からランクを6つ上げて14位にランクイン。そこから見えるのは、商品群としての目薬類は依然として中国消費者からのニーズが高い商品なのですが、ブランドスイッチが広く起こっていると言えると思います。これは中国消費者が得ることのできる日本の情報が増えたことが影響しています。これまではWeiboの限られたKOL(インフルエンサー)や日本にいる・日本へ旅行に行った友人などからもたらされる情報がすべてでしたが、近年は日本商品を紹介するKOLも増加し、またそうしたKOLを通じてプロモーションを行うメーカーも増え、中国国内にいても目にすることのできる情報が多数存在します。また、WeChat公式アカウントの中には日本情報を専門に発信するアカウントもあり、さながらメディアのように日本の事件や流行、新商品などをほぼリアルタイムで発信しています。
そして決定的なのは、ソーシャルバイヤーの活躍です。日本在住者が殆どであるソーシャルバイヤーは、絶えず日本商品を中国にいる自身のフォロワー向けに発信しており、さらにその商品に対する詳しいレクチャーも行うため、中国消費者もより多くまた良質な日本商品情報に触れることができるようになったのです。こうした情報発信が消費者の購買意欲を刺激し、その目が「前年とは異なる新しい良い商品」へとむけられ、異なる商品、異なるブランドが人気となっていると考えられます。
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【調査概要】
集計期間:2018年1月3日~10月30日(前年データは、2017年1月4日~10月31日にて集計)
調査対象:新浪微博(Weibo)に投稿されたクチコミデータ
調査項目:日本商品について触れられた投稿文の内容から、その商品を「買った」旨が記載されている投稿
     743万7,227件を抽出。
<引用・転載時のクレジット表記のお願い>
本リリースの引用・転載時には、必ず「中国トレンドExpress調べ」もしくは「トレンドExpress調べ」と明記ください。

【参考情報】 「ソーシャルバイヤー」とは?
・ソーシャルバイヤーとは、日本国内において個人で商品を買い付け、「WeChat(微信)」などSNSを使って、消費者(自身のSNSフォロワーに商品特徴・使用感などを紹介(クチコミとして投稿)、販売を行う人たちの総称です。2014年頃話題になった”爆買いブーム“の火付け役と言われています。
・ソーシャルバイヤーは、SNSユーザーからの信頼が得られないと取引が成立しないため、「丁寧な説明・質問対応」「明確な価格設定」「商品発送の迅速さ」などがソーシャルバイヤー間で競われており、消費者からは「安心して本物が手に入る方法」として広く認知されています。


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※弊社HP・自社WEBメディアでも関連内容をご確認いただけます。
■トレンドExpress、「2018年中国SNSクチコミ振り返りレポート」発表
https://www.trendexpress.jp/news/20181205-2
■「中国トレンドExpress」記事
【中国人気振り返り】 2018年中国で人気となった日本商品は 「買った」クチコミ振り返りレポート!
https://cte.trendexpress.jp/blog/20181205-sns-kuchikomi.html

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